KiwiSDRの管理画面でGPSの設定を見ていて、
不思議な線と印に気が付きました。
普通の地図では見かけないのですが、妙に気になります。
しばらく眺めていて、ハタと気が付きました。
線は高圧送電線、□は鉄塔
シャックの北側方向を見ると・・・
北から来た送電線が、近くで東西に分岐しています。
おまけに西側には、貨物線の新金線が通っています。
どこに向けてもノイズが多いわけです。orz
KiwiSDRの管理画面でGPSの設定を見ていて、
不思議な線と印に気が付きました。
普通の地図では見かけないのですが、妙に気になります。
しばらく眺めていて、ハタと気が付きました。
線は高圧送電線、□は鉄塔
シャックの北側方向を見ると・・・
北から来た送電線が、近くで東西に分岐しています。
おまけに西側には、貨物線の新金線が通っています。
どこに向けてもノイズが多いわけです。orz
だいぶ前に買った受信用の中華プリアンプ、便利に使っていましたが、気が付いたら増幅しなくなっていました。
トランジスタが飛んでしまったようです。
電源に連動するリレーを内蔵しているので、プラグを抜いてそのまま(通貨状態)にしていました。
回路は、先日の2N5109アンプとほぼ同じです。
重い腰を上げて、修理したいと思います。
外した自称2SC5551
三端子の抵抗になっていました orz
トランジスタを2SC3357 2SC5537 に交換しました。
ところが、さっぱり増幅してくれません。
NanoVNAで見ると、3~4dBくらいでした。
ヤレヤレです。
チェックしていくと、エミッターとGND間の抵抗が500Ωくらいあります。
カリカリ削ると、ガラス繊維の布模様が見えるほど焼けていました。
ポリヒューズが入っていますが、よほど急に進んだようです。
下手をすると火事になるところでした。
金属ケースで良かった!
オリジナルは12Ω(24Ω2パラ)ですが、手持ちがなかったので少し大きめの15Ωにしました。
隣のコンデンサも電極が外れていました。
ついでなので、トランスも2N5109と同じBN73-2402のめがねコア(バイファイラ3回巻)に交換。
ボリュームが安物なのか、デメリットしか感じられなかった可変ATTは、固定の3dBにしました。
電圧の高い電源につなぐと、また飛ばしてしまうので、10Vの三端子レギュレータを押し込みました。
修理後の様子です。修理後の特性
100MHz辺りでストンと落ちるのがちょっと不思議ですね。
どこかで共振しているのでしょうか?
コレクタ電流は、約21mAです。
規格表を見ると、
3次相互変調歪(IM3)を求めるなら、40~50mAくらい流さないと活けないようです。
一方、雑音指数(NF)は7~9mAあたりがベストで、30mAを超えたあたりが急に悪くなるようです。
まあ、良いところかもしれません。
しばらく様子を見ることにします。
今朝見たらKiwiのSNRがガタ落ちでした。
我が家だけでなく、各局おなじ傾向のようです。原因はこれでしょうか?
NICTの宇宙天気予報では
https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html
中波の1575kHzは、三沢?のAFNが聞こえるし、
短波の8006kHzは、直接波だけが見えています。
電離層からの反射が無いので、飛行機のエコーがくっきり・はっきり見えています。
JG2XA 8006kHz
まるで、まだ夜が明けていないかのようです。
歴史的には?と思って、Royal Observatory of Belgiumのデータを眺めて見ました。
https://www.sidc.be/SILSO/datafiles
200越えの日を抜き出すと・・・
去年(2023年)の6月にも240を記録していました。
それにしても前サイクル、200を超えたのは3日しか無かったようです。
今更ですが、コンディションが悪かった訳ですね。
ノイズに悩まされています
今に始まった訳ではありませんが、アンテナを上げる前に、出来る対策はしておきたいと思います。
「他所を疑ったのに自分の所為だった」というのでは、洒落にもなりません。
シャックの電源を落としてマラカイトで聞くと、やはり盛大なノイズです。
どこから出ているのかと思って、以前作った磁界プローブで探りましたが、ノイズの性質なのか見つけられません。
シールドなしのプローブを作ってみた
インバーテッドVの同軸に乗っているので、外から来ているのは間違いありません。
意外だったのはAC電源です。
コンセントから、パラパラと盛大に出ています。
ひょっとしたら?と思って、電柱からの引き込み口を探ると・・・
これだった!
単一方向だったら、ノイズキャンセラーも使えますが、これではどうにもなりません。
もう少し調べて、東京電力に相談するしか方法は無さそうです。
まずは出来るところからという訳で、シャック内PC類の電源を落として、Kiwi, Afedri, HL2のLAN接続受信機とルーターだけを動かしています。
おかげで、かなりクリアになりました。
アンテナは、建材用のアルミ・バーをループにしたものです。
根元のアンプは2SK125を4本使っています。
受信機の前で、CATV用の増幅モジュールICで追加の増幅をしています。
ゲインは10dBくらいですがNFが良く、下限が4MHz辺りなので結果的に中波帯以下がカットされます。
アルミバーループ+2SK125x4+CATV Amp+Kiwi
とりあえずの目安にしていたSNR 30dBに届きました。
シールドループ+BY 2N5109+Afedri
Kiwiは各種デコーダーが面白いですね。
例えばHFDLですが
ノイズの中、21メガ上端の航空バンドで、ニューヨークのHFDLが見えていました。
なんとか退治したいものです。
昨日のNHK第一が聞こえない件。
やはり私の操作間違いでした。
今朝の状況です。
他のAM局よりも信号が弱いのは、使用しているシールドループの方角の問題です。
AGCをオフにすると聞こえなくなってしまいます。
実は、他のチャンネルでドップラーグラムを見ているため、基本的にAGCをOFFにしていたのです。
と言うのは、ドップラーグラムでは信号の強弱も見たいので、勝手に音量を上げ下げされると困るのです。また、ダイナミックレンジを確保するため、レベルもできるだけ絞っています。
このあたりを両立させるには、スレッショルドなどの調整が必要なようです。
それにしてもSNRが悪いですね。
受信システムの問題でしょうか?
受信環境の問題でしょうか?
両方かも知れないですね。hi
アンテナは、シャック脇の排気管に縛り付けたグラスポールにのトップから、14MHzのインバーテッド・ブイを垂らし、中ほどに直径約0.65mのシールデッドループを付けています。
シールドループ単体では流石にレベルが低すぎるので、昨日の中華パチモン2N5109で増幅しています。
応急アンテナですが、室内アンテナとは大違いです。hi
Kiwiは、試験的に公開しています。
興味のある方は、"KIWI SDR EDOGAWA"で検索してみてください。
まずは、NHK第一の深夜放送の件ですが。
シールドループのヌルに入ったのと、AGCの設定が悪かったようです。
明朝にでもトライしたいと思います。
―・・・―
さて、2~3年前に買った、2N5109を名乗る中華パチモンのプリアンプ。
HFハイバンドはそれなりですが、LF/MFは使い物になりません。
低いバンドも必要になったので、手直ししてみました。
実はこのアンプは、QRO.czを完コピした模倣品でした。
前後しますが、NanoVNAで見た低域の特性です。
何れも出力側に30dBのATTが入っています。
やはり、約150kHzから下はアッテネータになっていました。
手を付けるとすると
トランジスタ:2N5109である筈がありません。が、本家のほうもちょっと怪しいので、とりあえずはスルー。
コア:FT50-75の筈ですが、見た感じでは一回り小さく、質感もスカスカです。
外観
容量を計ったら7.3uHだったので、FT37-61に近いようです。
意外にハイバンドが良いのは、そのせいかも知れません。
これは、BN73-2402のめがねコアに、バイファイラ5回巻きにしてみました。容量は約100uHでした。
トランス交換後
だいぶ良くなりましたが、もう少し下へ伸ばしたいですね。
カップリングやバイパスのコンデンサが、ローバンド用には容量が足らないようです。
C1とC25に、秋月電子通商のメタライズドポリエステルフィルムコンデンサ 0.1uFを
C19には、セラミックの2.2uFをそれぞれ抱かせてみました。
茶色が追加後
トランジスタの素性が分からないので、こんなところでしょうか?
100MHzまで拡大してみました。
ハイバンドのゲインが2~3dB落ちたようです。
電圧の低下も影響したようです。
実は、本家も安定化はしていないのですが、13.8Vでは熱っちっちになるのと、別のプリアンプで18Vを使っているので、うっかり差し間違えると昇天させてしまいます。
10Vの三端子レギュレータとタンタルコンデンサを追加しました。
裏側はこんな感じになりました
改造後の様子
しばらく様子を見ようと思います。
PS.
お勧めはしませんが、5割方値上がりしたものの、今もアリエクスプレスで売っているようです。