2019年12月31日火曜日

2019年最後の衝動買い

昨晩、基板を削っていましたが、どうしても配線幅が狭くなってしまいます。
V形のカッターなので、深さを浅くすれば良い筈です。
0.1mmから、半分の0.05mmに変えたところ、今度は削れていないところがありました。

当たってないよ!

ガッカリして床に就いたのですが・・・・
真夜中を過ぎると、おシャカにした基板が亡霊のように現れます。
(21時に寝れば、3時には目を覚ます道理なのですが・・・)

どうも、この辺りを制御するにはチューニングが必要なようです。
Yotubeにこんなビデオがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=_lKo0N0f5FM

他にも似たようなのを見ている内、ノギスが欲しくなりました。
国産のブランド物には手が届かないので、安物をポチッて仕舞いました。
選んだ理由は、メインのメモリと組み合わせて読むサブのメモリが無いことです。
デジタル表示のノギスで、両方を組み合わせてアナログ的に読み取る人はいるのでしょうか?
スッパリ切り捨てたところに好感が持てました。
夜中に頼んだ品物が、夕方に届きました。



何だかんだ言っても、すごい時代になったものです。

さて、結果は来年のお楽しみです。
今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

2019年12月30日月曜日

失敗は成功のもと?

Red PitayaベースのSDRトランシーバ、
ローバンドに変なノイズがあるのに気が付きました。

12Vから5Vを作っている、スイッチングレギュレータに問題があるようです。
良い機会(テーマが簡単)なので、齧りかけのKiCadで送受信切り換え回路を試してみました。
KiCADでは詰め切れず、最後はAR_CADでのお絵描きになってしまいました。


削っているCNCは、11月末に入手した 中華CNCの3018 MAXです。
bCNCのオートレベルを試してみましたが、安心ですね。
もっと早くやるべきでした。


パターンは、配線が極細になりましたが、なんとか繋がっているようです。
ところが、リレーやコネクタの穴あけで大失敗。

こんな感じでズレてます

負け惜しみですが、切削もドリルも単体で見ると上手くいったようです。

原因は、これです。

原点を設定したつもりが、円を描いて仕舞いました。
一番の問題は、そそっかしいオペレータですね hi

今年もあと二日、失敗は成功の基となるでしょうか・・・


2019年12月24日火曜日

FT4/8とRTTYの練習コンテスト

WK6I Jeffさんからの案内がメーリングリストに流れていましたが、
年明けのARRL RTTY Roundupに向けての、練習コンテストが企画されたそうです。



--- 北米の金曜 夜 ---
12月28日 0200-0230 UTC (1100-1130 JST) - RTTY Focus
12月28日 0230-0300 UTC (1130-1200 JST) - FT4/8 Focus

--- 北米の月曜 夜 ---
12月31日 0200-0230 UTC (1100-1130 JST) - RTTY Focus
12月31日 0230-0300 UTC (1130-1200 JST) - FT4/8 Focus

--- 北米の金曜 午後 ---
1月3日 2200-2230 UTC (1月4日 0700-0730 JST) - RTTY Focus
1月3日 2230-2300 UTC (1月4日 0730-0800 JST) - FT4/8 Focus

--- 北米の金曜 夜 ---
1月4日 0200-0230 UTC (1100-1130 JST) - RTTY Focus
1月4日 0230-0300 UTC (1130-1200 JST) - FT4/8 Focus

モードのRTTYとFTは、30分間焦点を当てるという趣旨。
本番のRTTY Roundupもこれら三つのモードが中心になると思われるので、モード切り換えの良い練習になりそうです。

周波数は、K1JTがQST 2019年1月号で解説している 3590, 7080, 14130, 21130, 28160が推奨されています。
FT4に関しては、WSJT-Xにデフォルトで設定されている、3575, 7047.5, 14080, 21140, 28180で始めるとの事。

既に日が昇っているので可能性は無いと思いますが、3.5は完全にオフバンドなので送信厳禁です。

※K1JTのQST 2019年1月号 解説記事
http://www.arrl.org/files/file/ContestResults/2019/January%202019%20QST%20-%20Taylor%20-%20FT8.pdf

2019年12月22日日曜日

OK DX RTTY参加報告

de 7L4IOU

シャックを片付けながら時々覗いてみました。

 Band     QSOs     Pts  DXC  OKs  Pt/Q
   3.5       1       3    1    0   3.0
     7       3      18    3    1   6.0
    14      39      59   11    4   1.5
 Total      43      80   15    5   1.9


YO9HP Alexさんとは、タイミングが合わず No QSO

OK RTTYは暮れの開催ということもあり、RTTY常連局とのちょっとしたチャットや挨拶も楽しみです。
最初は、コンディションが悪いと思ったのですが、考えてみるとそうでもなさそうです。

昔話になりますが、OK RTTYは何十局とQSOしても、最終得点が零点(0点)に終わりかねないコンテストとして有名でした。

2001年のルールですが
このように、最後にOKの局数を掛け算するので、OK局とのQSOが無ければ最後に零が掛かってしまうのです!

こんな悲喜劇は実際に起きており、
忘年会か新年会の折に、ご存命だったJA1BHK(SK)松原OMへ、私も引っ掛かった事を話して大笑いしたのが懐かしく思い出されます。

この条項は、後に見直しされて、今では平凡なルールになりました。
と云う訳で、当時からすれば、5QSOもできた今年はずいぶん良かったと言えそうです。
それなのに、この消化不良感? 理由は、運用スタイルの変化も大きそうです。

最近は、スキマーが補足した局を呼び回って一段落という感じで、
自分からCQを出したり、ダイヤルを回してワッチすることが少なくなりました。
その結果、FT8の劣化版と化しているような気もします。orz

本来、RTTYのS/Nは悪いのですが、「念力」が通用するモードです。
今回のOK DXのようにCQ ZONEがナンバーの場合、極端ですが常連同士なら「コールサインの断片が分かれば一丁上がり」です。

(相手が、呼ばれていることが分かっている)and(自分しか呼んでいない)
の条件では、コールサインだけを5回くらい繰り返せば、"7L"とか"IO"とかの断片はかなりの確率で伝わります。
感覚的には-20dBなら十分活けるような気がします。

コンテストの度にQSOしている局なら、彼奴だ!とピンと来るわけです。
今回QSOして頂いた、JR4OZR久木田さんやJM1XCW渡辺さんも、9割方「念力」ではなかったかと思います。hi

そんな訳で、最近のコンテスト参加は常連局への生存証明がメインになっています。


2019年12月21日土曜日

TA51-jrの調整 (3.5MHz)

OK RTTYにチョッカイを出してますが、コンデションが悪いですね。
忘れないうちに、昨日のアンテナ調整の話でも・・・

Proficioで3.5メガのFT8を覗いてましたが、皆さんのQSO相手が良く見えません。
比べていたFT-1000MPでも見えないので、やはりアンテナの違いでしょうね。
大きいアンテナは無理としても、調整をサボっているせいだとしたら、申し訳ない話です。(誰に?)
と云う訳で、午後から低すぎる3.5メガの調整にトライしました。

3.5は粗所望の点に落ち着きました。


方角によって変わるのは、スキマー専用になっているバーチカルとの干渉が大きいようです。
白:0° 緑:270°

これでヤレヤレと思っていたところ、7メガが道連れで高いほうに動いてしまいました。

屋上から低いのと、周囲のアンテナや構造物との干渉で玉突き的に動いてしまいます。
RTTY Roundupでは、FT8やFT4はRTTYの上に配置されるようなので、しばらく様子を見ることにします。


今朝写したアンテナの全景です。要らなくなった同軸が残置されているので片付けないと活けません。
少しはノイズが減るかな?


2019年12月20日金曜日

Multus SDR Proficioの組立

私の好きなラインナップ?に"OMNIA SDR"があります。
最初は、AE9RBが"Peaberry SDR"というキットを頒布していましたが、いつの間にか "Omnia SDR"となり。
現在は、"Multus SDR"になっています。

ここが最後に出していたのが、"Proficio"というトランシーバです。
https://www.multus-sdr.com/index.php?rt=product/product&product_id=123

コンセプトはPeaberry SDRの頃から一貫していて、
・DG8SAQ/PE0FKO/SoftRock方式のSDRトランシーバ
・96kHzのサウンドカード機能を内蔵(外付けサウンドカード不要)
・出力5W以下のQRP
・USBケーブル1本でPCと接続
・ソフトはHDSDR, PowerSDR等(SoftRockとほぼ互換)
と云った感じです。

Omniaの頃から、パワーメーターやUSBアイソレータなど、アクセサリーも面白いものを出しています。
しかし、なかなか商売にはならないようです。

2か月ほど前には、Proficioの在庫一掃セール的な案内が流れてきました。
興味はあるものの、約240ドルに躊躇していましたが、ザックリ90ドル値下げの売り切れ御免との事。
つい、ポチッて仕舞いました。

夕方届いたので、封筒を開けてマニュアルを眺めている内、ついハンダ鏝に火を入れてしまいました。

アンテナ端子はSMAコネクタにしました。


表面実装の部品は全て取り付け済で、USBコネクタやリレーを追加するだけなので、部品は20個もありません、

トロイダルコアのコイルが4個あるので、そこが一番の難関かな?と思ってましたが、コイルは既に巻かれてました。hi


このコイル、160と80mのLPF用なのですが、これ以外はSMDの固定インダクタで取り付け済です。
これなら組立ミスは、まず起こらないし、再現性も高そうです。

楽しみはあっという間に終わってしまいました。


ソフトをインストールする際、基板のバージョンを聞かれたのですが、LEDの下に隠れており見つけるのに苦労しました。


先ずは、受信です。
右が左が、FT-1000MP + ダイポール。 左が右が、Proficio + バーチカルです。


ほぼ互角です。比べる相手がお粗末というのは別にして・・・

もう少し数値的に比較したいと思い、WSPRを受信しています。


1つのアンテナを分配するべきでしたね。

このあとは、送信のテストと調整が待ってます。
CQ誌の広告を見て、IC-705も良いかな~と思ってましたが、これなら要らないかも? hi hi

2019年12月12日木曜日

バリLの重曹浴とコールドムーン

今日は来客の予定がありました。
玄関が分かり難いので、外で待ってようと思います、
天気も良いので、しばらく思案していた外での作業にかかりました。

コリンズの490Bは止めて、身の丈に合ったサイズにしようと思い、以前、オークションで落札したバリLです。


真っくろ黒助が4個あります。
誰か入札するだろうと思い、出品価格で入れていたら、落札してしまいました。
猫またぎだったようです。hi

Webで当たると、アンモニア系の洗剤が良い・・。シンプルグリーンが良い・・と諸説ありますが、その中に「重曹浴」というのがありました。
それなら、百均で揃えれば、300円で上がることになります。
ダメならバージョンアップすることにして、先ずは一番下から試してみましょう。

お湯を注いで

重曹を溶かし

全身を浸けました

ブクブク泡立つとかの反応はありません。
まったりと露天風呂、気持ちよさそうですね。
ちょうどお客さんも見えて、用事を済まし、2時間ほど放置しました。

暗くなってしまい、お肌の色艶がよく分かりませんが、巻線はシルバーの美人さんのようです。

構造にも興味があるので、時間のある(気が向いた?)時に、パーツ単位にバラして磨いてみましょう。

店を畳んでシャックに戻ると、階段からきれいなお月様が見えました。


今年最後の満月で、コールドムーン と呼ぶそうです。
なんだか、どこかの大統領みたいですね。hi

冗談はさて置き、良い事があるといいですね。

2019年12月7日土曜日

N1MM Logger+と2つのWSJT-XをSO2R設定する際の呪文

FT Roundupの準備

1台のトランシーバによる、N1MM Logger+とWSJT-XのSO1Vはスムーズに動作します。
しかし、トランシーバを追加してSO2Rを構成すると、後から追加したリグの周波数を制御することができませんでした。


とあるメーリングリストでボロッと愚痴ってしまったところ、
見かねた N2AMG Rickさんから「スクリーンショットを送るように」との助け舟が届きました。
上の画面を含む、数葉のキャプチャ画面を送ったところ、

Look at the image title clr-inst-WS027779.jpg
... 
The radio settings on the right are not correct you are missing a setting.
 On the window right below where it says CAT Control There is a box that says Network Server
In that box you need to enter this 127.0.0.1:52004
...

とのアドバイスが届きました。

さっそく呪文を唱えてみました
結果は、大当たり!

数日間の苦労が嘘のように安定しました

同じ現象で困っている方は、試してみてください。
それにしても、流石にこのコンディションでは、QRPはきつそうです。hi

2019年12月5日木曜日

TA-51jrの調整

FT Roundupの準備。
天気が良かったので、午後からアンテナの調整を始めました。
9月の末に上げたTA-51jr、
3.5メガ用のハットが、左右1本ずつ余っていたのです。
端に×形2本、トラップとの間に1本大地と並行に入れるのが正解なのですが、
マニュアルを良く読まず、時々見かける↓の写真を鵜呑みにして2本を×にしていたのでした。
https://www.cqcqde.com/shop/item/cqohm/picture/goods/1828_1_expand.jpg

正しく取り付けた結果、3.530MHz辺りに同調しました。
もう少し上にしたかったのですが、日没で試合終了となりました。



結果はこんな感じです。

白線が調整前、緑線が調整後です。
5MHzと9MHz台の妙なデップは、バランのケースをブームから浮かしたら消えました。
ついでに、導波器と反射器を180度回しました。
シミュレーションでは、少しだけFB比が良くなる筈ですが・・・・


2019年12月4日水曜日

CNC-3018MAXのノイズ対策

Z軸プローブやリミットスイッチなど雑に配線して起動したところ、24Vで動では、コントローラが停止してしまいました。
ボードを眺めると、スピンドルの逆起電力対策のダイオードは入っていますが、発生源に近いほうが効果的です。
また、無線機にもかなりノイズが入ります。

そこで、モータから出ているリードの先にチョーク、コンデンサ、ダイオードの三点セットを入れてみました。

12Vで削っています


コントローラからの端は平型端子のメスなのですが、モータ側のオスは見当たりませんでした。hi
それも兼ねています。


コントロールボードのGNDと本体のフレームを接続しました。
いずれは、本体を無線機用のアースに接続したいと思います。

この週末は、JARTSのミーティングとFT Roundupがあります。
準備もあるので、CNC遊びはしばらくお休みです。



2019年12月1日日曜日

本命の中華CNC 3018 Pro Metal到着

10月の中旬から金属製のCNCに変えたいと思い広告を眺めていました。
サイズ的には 3018が手頃ですが、フレームやスピンドル周りが樹脂製なのが気に入りません。
が、ときどきアルミ製と思しいCNCが表示されるのに気が付きました。

直近の表示はこんな感じです


飛びついて注文したのですが、たぶん新モデルで売れ行きが良いのでしょうね。
納期がかかる・・・とか、税金がかかる・・・とか、
タクシーなら乗車拒否を疑いたくなるような対応でした。

AliExpressは何度か使っていて、最終的に物が届かない場合の返金などは確りしている印象があります。
ゆっくり待つから大丈夫。と云うことで注文は活かしておきました。
が、待ちきれなくて11月11日セールの1419をポチッてしまった次第でした。

で、1419の調整も目途が着いた頃合いに、その3018が届きました。

さっそく開梱してみると、有難いことに、スピンドル周りは組み立て済みでした。

バーツも工数も、今までの中華CNCの内で一番少ない。



組立もあっという間(少しオーバーですが)でした。



コントローラのバージョンは Grbl 1.1hでした。

さっそく、失敗基板の裏側に試掘してみます。


5㎝四方の枠内に2.5㎝径の円を描いてみました。

一発目にしては上出来のビギナーズラック?

後で、Zプローブを付けて、ハイトマップ機能を試したいと思います。

1419と3018のツーショット

1419が浮いてしまいました。
質感は良く動きも滑らかなのですが、ワークエリアの差がざんねんです。 
訳ありの組み立て済み、でリリースしましょうか?


2019年11月30日土曜日

CNC 1419の調整-2

未解決のスピンドルの暴走、夜中にふと目が覚めたら、寝つけないので手を付けました。

ハルちゃんが元気なころは、2時過ぎに外でおしっこをさせて、氷を食べされるのが日課でした。まあ、自分も同じようなことをするので、老老介護みたいなものですね。hi

寝ぼけていてキャプチャ・ソフトを起動し忘れていましたが、
オシロで見ると、モーターの停止時
①小さな髭がある。
②VCCのふらつきがある。
ことが分かりました。

①髭については、0.1uFのコンデンサとフェライトのチョークを入れてみました。



②のVCCふらつきは、GNDのふらつきにも見えます。
上手く説明できないのですが、基板が浮いているような感じなので、コントローラと筐体のアース共通化が効きそうです。

あれこれやっている内、眠くなってきたので一眠り。

昼過ぎ、用事を済ませてから再開しました。




結果は、ビンゴ!でした。
24Vでフル回転しても、動作は安定です。ヤレヤレ

とは言っても、2000回転以上にしても動作音は変わりません。
この辺りが天井のようです。

ところで、この辺りの試行錯誤、実験用の安定化電源を使っていたのですが、
良く見ると、電源には7個のLEDが並んでいます。
パット見て、電流の表示だろうと思っていたのですが、モーターの回転には連動しません。
改めて眺めると、CNCに付いてきた電源には電圧調整のスイッチがありました。

早く言ってよ!

ちょっと電圧を変えたいことは良くあります。
おもしろい方法ですね。

2019年11月29日金曜日

CNC 1419の調整

バックラッシュ対策

組み立てた1419、各軸のつまみを回して動かしてみると、遊びがあります。
特に、スピンドルを上下させるZ軸が大きい。
プリント基板は0.1ミリ単位の幅や深さで削るので、深刻な問題です。

ギアのバックラッシュなのか?組立のミスなのか?
眺めたり透かしたりしても、カップラーやネジに緩みは無いようです。
上下にテンションを掛けた状態だとスムーズに動くので、
対症療法ですが、有り合わせのバネで吊ってみました。



Grblのバージョンアップ
ここは、参考にさせていただいた好奇新工房さんの方法で
ファームウェアをgrbl 0.9から1.1hに書き換えました。

(19.12.01)
ここ、思い違いをしていました。
参考にさせていただいたのは、
マーティーの工房日誌さんの、「小型工作機CNC2418 その23(GRBL v1.1f Upgrade)」でした。
https://martyworkshopdiary.blogspot.com/2017/07/cnc2418-grbl-v11f-upgrade.html

動作確認ソフト
制御用ソフトのCandleは、1.2のベータ版が最新のようですが、安定板の1.1.7を使いました。

移動方向の修正
先ずは、各軸の動作ですが、X軸(左右)とY軸(前後)の動きが反対です。
これは良くある話で、Grblの設定で代えられます。
が、いちいちArduinoのIDEを起動するのも面倒です。
Engraver Masterという、レーザー加工用のソフトを使うと、この辺りの設定をGUIで変えられるます。

各軸の移動量や移動速度、戻ってくるときの速さなどのパラメータの確認や変更もできるので、重宝します。



モータのノイズ対策
次は、刃物の回転機構です。
勢いよく回り出したのは良いのですが、停止のコマンドを送ったとたん、コントローラが暴走しました。
慌てて電源を引っこ抜きます。
どうやらモーターのノイズが原因のようです。
コンデンサやチョークは入っているのですが、停止の瞬間に暴走するので、逆起電力の影響が大きいようです。
リレーと同じようにダイオードを入れてみました。


また、あちこちのホームページやブログを見ると、モータのボディへのバイパスすると効果があるようです。
特に副作用もなさそうなので、1uF(50V)でモータの腹巻に落としてみました。


この二つでいきなりの暴走は止まりましたが、電源の電圧が15Vを超えるあたりで、ノイズが閾を超えるようで、制御不能に陥ります。

電源が12Vの時は安定に動作するようになりましたが、回転数は900回/秒で見劣りします。(本来は24V)

基板側の対策が必要なようですが、宿題にします。