2022年10月3日月曜日

AA6DY再訪間近

 9月3日にイリノイ州で放流された、高高度バルーンAA6DYがそろそろ視界に入りそうです。

現在、2周目を順調に飛行中で、直近ではRX9Oがタジキスタン上空の信号を受信しています。


Timestamp (z)     Call    MHz        SNR    Grid  RGrid

---------------   ------  ---------- ----  -----  ------

2022-10-02 03:02  AA6DY   14.097063   -22   MM68  NO14th

2周目を飛行中

"Northern Illinois Bottlecap Balloon Brigade"というクラブ(Brigadeは「旅団」と翻訳されましたが)で運営されており、今回が24回目の打ち上げだそうです。

前回、日本上空を通過した際、たまたまWSPRでスポットしていたところお礼のメールをいただき、その後メーリング・リストで毎日の飛行状況を配信して貰っています。

ホームページを見ると、皆さんいかにも楽しそうで、アメリカの底力を感じさせられます。

From left to right, Cary Willis KD9ITO, Burt Krain KR9T, Michael Seedman AA6DY, David Kaplan, Elizabeth Ziemer KD9ORR, Natalie Tran, Bill Fiely, Henry Fiely KD9SRZ, Noah Berg KD9RDT, and Bob Berg KD9RDU

ホームページ:https://nibbb.org

日が昇って、電池に光が当たれば、14メガのWSPRで見えると思います。

受信が楽しみです。

----------------------------

先ほど確認したところ、北京の少し東側を飛ぶAA6DYの信号が見えていました。




2022年10月2日日曜日

レッドピタヤのソックリさん

少し前から気になる広告が表示されるようになりました。

まんまと釣られて、クリックしてみると・・・

クロックは125MHzとなっていますが、どうやらRedPitayaの"SDRlab 122-16"(クロックは 122.880MHz)のソックリさんのようです。

「ソフトウェアと手動ダウンロード:」のリンクからダウンロードしたファイルを解凍してみたら、RedPitaya用SDカードのイメージが出てきました。hi

本物は、(625€ + 送料) x 消費税で、ざっくり10万円というところでしょうか。

半値で買えて、5万円得するのか? 

使い物にならなくて、5万円をドブに捨てるのか?

大バクチですね hi hi 

今のところ、キウイの方に食指が向いているので、今回は見送りです。

2022年9月24日土曜日

RedPitaya マルチバンドWSPRトランシーバ

WSPRの受信ですが、Hermes Lite 2 とRedPitayaを総動員して、SparkSDRを起動していました。

HL2で4バンド、RedPitayaで5バンド見ています。

でも、「何か変だよな~?」感が付きまとっていました。

一昨日の夜中に、「RedPitayaにマルチバンドWSPRがあった!」事を思い出しました。

さっそくRedPitaya Notesを読み始めました・・・


が、良く分かりません。

何年か前に、初めてRedPitayaを買った時の思案投げ首を思い出しました。hi

まぁ、考えても分からないので、書いてある通りに設定して行きます・・・

ダウンロードしたZIPファイルを解凍して

所定のファイルのコールとグリッドを編集し

八つのバンドをセットしました。

周波数補正は、FT8のズレから逆算すると-5.4 ppmでしたが、ざっくり-5にしました。

送信機能は封印したままです。

一式をSDカードにコピーしてRedPitayに差し込み、

お約束どおり1の「Lチカ」で動作を確認したら、

7のWSPRトランシーバを起動します

準備完了の表示が出ました

これだけです!

この段階で、RedPitayaはスタンドアローンの「8バンド同時受信機」兼「8個のWSPR解読器」兼「インターネット・アップローダ」のロボットとして動き出しました。

モニターするために、RedPitayのOSにアクセスできないかと思いましたが、方法が見つかりませんでした。

どうやらロボットが上げるスポットをインターネット経由のWSPR Netで見るしかないようです。

とても不思議な感じです。

ネット経由の受信状況(7L4IOU)と比較のために立ち上げたHL2+SparkSDR (JA7KBR) の画面

右のHL2は7メガの画面、侵入OTHレーダーの混信がひどい

ハードウェアは、

5バンド・バーチカル → プリアンプ  →  2分配器 → RedPitaya / HL2

という構成です。

SN値はHL2の方が良いようです。

取りこぼしもHL2の方が少ないのですが、RedPitayaのDT(時計)の合わせ方が分からないので、理由がハードなのか?ソフトなのか?切り分けができないため、判断が付きません。

最終的にはGPSを繋ぐ必要がありそうです。

ざっと24時間の受信マップです。


バンド数の差がもろに出ている

目安にしている受信ランキングは、今のところ157番でした。

日付けが変わったら、CQ WW RTTYに参加するため、WSPRはお休みの予定です。


2022年9月23日金曜日

--- CQ WW RTTY [9/24 0900- 9/26 0859 JST] ---

名 称:CQ WW DX RTTY Contest
日 時:9月24日00:00~25日23:59 UTC
周波数:3.5~28MHz
モード:RTTY
交信相手:JAを含む全世界の局
ナンバー:RST +  CQゾーン
ただし,W本土およびVEの局は,RST + CQゾーン+ 州またはプロヴィンス .
ポイント:
・同一エンティティ(JA)の局:1点
・同一大陸の異なるエンティティの局:2点
・異なる大陸の局:3点
マルチ:
・各バンドにおける,CQゾーンの数.
・各バンドにおける,DXCC(WとVEを含む)とWAEリストによるエンティティの数.
・各バンドにおける,W本土の州(48)とVEのプロヴィンス(14)の数.
※KL7とKH6はエンティティマルチとし,州にはカウントしない.
スコア:QSOポイントの和 × マルチの和(Wの州 + VEのプロヴィンス + ARRL/WAEエンティティ + CQゾーン) 
ロ グ:Cabrillo形式のログを提出用ウェブページからアップロードする.
提出用URL:<www.cqwwrtty.com/logcheck/>
・シングルバンド参加者が他のバンドでも運用した場合は,全バンド分のログを提出すること.ただし,Cabrilloのヘッダーでエントリーするバンドを明示しないとオールバンドと判断されるので注意.
※ログをアップロードできない場合は,メール提出も可能.詳細はホームページ参照のこと.
締 切:9月30日23:59 UTC必着 (コンテスト終了後5日)
主催者URL: https://www.cqwwrtty.com

CQ WW RTTYを皮切りに、
10月08~09日 Makrothen RTTY
10月15~16日 JARTS WW RTTY
11月12~13日 WAE RTTY
と、RTTYのコンテストが続きます。

RTTYのコンテストでは、JA同士のQSOも有効です。
見えてましたら、よろしくお願いいたします。

2022年9月16日金曜日

WSPRのランキング

しばらく前、PSK Rporterのデータを調べて、EA8BFKの質量ともに凄まじいほどのレポートに驚かされました。

FT8/FT4以外のモードもカバーしていて、WSPRのレポートも素晴らしいです。

すこし刺激を受けて、QSOはそっち除けで、HL-2やRedPitayaのSDRを総動員してWSPRの受信に専念していました。

で、あれこれ見ているうちに、WSPRのランキングがあるのに気が付きました。


WSPR challenge.

http://wspr.pe1itr.com/

画面をスクロールしていくと、トップ99局のリストがありますが、凄いですね。

やはり地の利は重要で、人口密集地?のヨーロッパと北米が競っています。

ヨーロッパの対蹠点にあたる、VKとZLも数局がランクインしているのも面白いと言うか、頷けるところです。

過疎地の極東は、送受信共に運用局も少なく「お呼びでない」感じです。

で、いろいろ見ていくと、KB9AMGが網羅的なリストを作っていました。


KB9AMG's Top WSPR Spots

http://mardie4.100webspace.net/index.html

自分のコールを探すと...

7日ベースで 534番目、1日では634番目でした。

昨日は送信していなかったので、こんなところでしょう。

局数では太刀打ちできないし、多少でも有利そうな、受信距離だけのリストはないのかな?と思って探すと・・・

VK7JJが作ってました。


Top Spotters by spot count distance band duplicates

http://wspr.rocks/topspotters/topk.html


自分のコールを探すと・・・


過去24時間では、120番目になっていました。

単に、EUでは、メインバンドの14メガが未だ開いてないだけ?かも知れません。hi

受信を工夫して、何とか100番に滑り込んでみたいものです。


2022年9月14日水曜日

深夜の1575kHzは、わいわいがやがや

1575kHzは本当に3局か?

トイレに起きたついでに、覗いてみました。

AMのAGC有りだと、弱肉強食で弱い局がつぶれる感じです。

SSBのAGCオフで聞いてみました。

確かに3局出ているようです。

アナウンスも三沢と岩国ははっきり聞こえます、佐世保はよく聞き取れません、あるいは符牒なのか?

最初は、各局をリレー式につないでいるのか?とも思いましたが、どうやらフェージングで強い局が浮かび上がるようです。

重なると、まるで学級崩壊のようになります。hi

プログラムが音楽になると一つに聞こえます。

画面はこの時のスペクトラムです。

三本のキャリアと998Hzに弱い信号が見えます。



03時に送信を停止した局は、録画を失敗してしまったのですが、何語か分かりませんが強く入っていました。


2022年9月13日火曜日

1575kHz AFN、本当に3局?

1575kHzの信号、少なくとも3波は見えるのですが、本当に三沢、岩国横田、佐世保の3局でしょうか?

観察の対象を探し始めたころ、810kHzのAFN横田と同じ音楽が流れているのは聞いていました。

何となく810kHzのAFN横田を聞いていると、曲の合間に横田のローカルネタを伝えています。でも、これ三沢や佐世保で聞いてもな~、と言うことは各地でローカルネタを流しているのかもしれません。

明け方、4時過ぎには大陸からの混信もなくなるようなので、久しぶりに聞いてみました。

ラジオはSunSDR2、アンテナは5バンドのトラップDPです。

フリーのキャプチャ・ツールで画面と受信音を記録してみました。

1575に複数の局が居るのは分かりますが、NHKまで混じってしまったようです。

5時前じゃないとだめですね。

早起きしたら再挑戦してみます。


2022年9月12日月曜日

AFN 1575kHzのドップラーグラム (2022年9月11日)

今年の初めから、1575kHzで放送しているAFNのキャリアのドップラーを観察しています。

https://www.7l4iou.com/2022/01/1575khz.html

9月に入ると日没後の信号がめっきり強くなりました。

朝夕の電離層変動とそれに伴うドップラーの変化も大きくなってきました。

いよいよ、ローバンドのシーズンですね。

1日の変化をパラパラ動画にしてみました。


ちなみに、DX Atlasによると、9月11日の日の出は05:19JST、日没は17:54JSTでした。


2022年9月9日金曜日

ANAN-8000DLE MKII - 500W出力のSDRトランシーバ

 春先に入手したANAN-8000DLE, だいぶ時間がかかりましたが、審査が終了したのでしばらく前から実戦に投入しました。

 で、ちょっと気になることがあり、マニュアルを・・・と思ってホームページを覗くと、

こんなトランシーバの予約を受け付けていました。

スペックは素晴らしいです!

こちらで、500W出力時のピュアシグナル無し/有りの比較ビデオが見れます。

https://apache-labs.com/video_gallery/1013_IMG_7391.mp4

欲を言えば、ATUも内蔵していると良いですね。

 本体価格でざっと55万円という感じでしょうか。

 さらに、運賃、消費税、48V 20Aの電源・・・、とても手が届きません。

BUY NOWのページはこちらです。

https://apache-labs.com/al-products/1048/ANAN-8000DLE-MKII-HF--6M-500W-SDR-Transceiver-Booking.html

余裕のある方は、如何でしょうか。




2022年8月26日金曜日

2022年6月24日金曜日

Ukrainian DX DIGI Contest 2022は中止

 毎年6月末に開催されるUkrainian DX DIGI コンテストは、ロシアによるウクライナ侵攻のため中止となりました。


一刻も早い終結を願うばかりです。

2022年6月18日土曜日

WSJT-X v2.6.0-rc1が公開されました

WSJT-Xの新版がリリースされました。

https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html

今年のコンテストには間に合いませんでしたが、ARRL International Digital Contestにも対応したとのこと。

その他にもデコードの強化やモード切替ボタンの追加など使い勝手も良くなっているようです。

これは楽しみです。さっそく試してみましょう。

コンテストでもなければ、CQを出すことはほとんどないのですが、EUが良く見えていたのでちょっとランニングしてみました。

・「a7」強化の効果でしょうか? 以前はJTDXに圧倒されていた解読数もかなり改善されています。たまに、逆転するシーケンスもあります。

・重なった信号のデコードもJTDX並みになったようです。

・モード切替のボタン化は便利です!

FT8とFT4を何度が切り替えていたら、「あれっ、JTDXはどこで変えるんだっけ?」になって仕舞いました。hi

面倒だったHoundへの切り替えも、ワンクリックになりました。


と言うわけで、なかなか良い感じです。



2022年6月2日木曜日

--- ARRL Int Digital [6/5 0300 - 6/6 0859 JST] ---

 名称: ARRL International Digital Contest

開催日: 6月4日1800~5日2359 UTC

 ※シングルOPは30時間中24時間まで

周波数: 1.8~50 MHz

 ※推奨周波数に注意

モード: RTTY以外のすべてのデジタルモード

 ※FT8/FT4に集中?

交信相手: JAを含むすべての局

ナンバー: 4桁のグリッドスクエア

 ※WSJT-Xの設定は"NA VHF"を使用

ポイント

・QSOポイント: 1QSOあたり1点

・距離ポイント: 2局のグリッドスクエア中心間の距離が500km毎に1点.距離が500km未満の場合は1点.

マルチ: なし

ログ: キャブリロ形式のログをWebページからアップロード

アップロードURL: http: //contest-log-submission.arrl.org/

締切: コンテスト終了後7日(6/12 2359 UTC)

主催者ホームページ: http://www.arrl.org/arrl-digital-contest


===== ARRLの推奨周波数 =====

FT-4 Recommended Sub-bands:

1.836-1.840

×3.580-3.590 <--- オフバンド

△7.080-7.090 <--- JA-JAは運用規則違反

14.080-14.090

21.080-21.090

28.080-28.090

50.330 to 50.340

FT-8 Recommended Sub-bands:

1.840-1.844

×3.590-3.600 <--- オフバンド

△7.090-7.100 <--- JA-JAは運用規則違反

14.090-14.100

21.090-21.100

28.090-28.100

50.340 to 50.350

===== WW DIGI DXの推奨周波数 ===

C. JA sub-bands on 80 and 40 meters:

FT4:

3.528 (JA-JA), 3.570 (JA-DX)

7.038 (JA-JA), 7.080-7.089 (JA-DX)

FT8:

3.531 (JA-JA), 3.573 (JA-DX)

7.041 (JA-JA), 7.090-7.099 (JA-DX)

===== 予行演習 ===

Session #1: Friday June 3 2200-2230Z  (That's Friday night, 6pm EDT)

Session #2: Saturday  June 4 0300-0330z  (That's Friday night, 8pm PDT)


2022年5月19日木曜日

EK890 vs ANAN-8000 10m FT8デコード対決

一応制御可能になったR&S EK890と、ドリフト対策した ANAN-8000DLE。

延び延びになっていたFT8の解読数比較をやってみました。

ときどき一つ、二つ違うピリオドはありますが、こんな感じでほぼ互角の戦いでした。

074000~074445zまでの5分間の解読数を数えたところ、EK890チーム 290件、ANAN-8000チーム 289件で、僅差でEK890チームの勝ちでした。

ウォーターフォールを見ると、EK890が少しだけくっきりしてるような気がします。

なお、EK890のフィルターは6kHzです。


2022年5月18日水曜日

R&S EK-890のその後

EK890の英文マニュアル

マニュアルとソフトについて、あちこち声を掛けていたところ、

英語のマニュアルがModsDKにアップされているとの情報をもらいました。


さっそくダウンロードしたところ、手持ちのマニュアルと同じ内容の英文マニュアルでした。

「眺める」のと(曲がりなりにも)「読む」のは、こんなに違うんだ!と実感しました。

おかげで一挙に理解が進みました。


EK890のRAM消去

コマンドに対する応答がなかったのは、「そのようにプログラムされていた」のが原因だったようです。

RESET1 (firmware reset, RAM test and RAM clear)のコマンドでリセットしたところ、ちゃんと返事をしてくれるようになりました。


ソフトは入手困難

EK-890用制御ソフトは、ローデシュワルツに照会しても、答えが貰えないようです。

かりに入手できても、MS-DOS時代の物で動作環境が問題です。

N4PYのリグ制御ソフト、$65の有料ソフトですが、膨大な機種かリストされており、EK-890も載っています。

http://www.n4py.com/

試用版をダウンロードしてみましたが、上手く接続できません。

少し突っついてみましたが、作法と言うか、発想が少し違うようでしっくり来ません。

そうこうしているうちに10日の無料トライアル期間が過ぎてしまいました。


作ってみようか?

いちいちコマンドを打ち込むのは面倒くさい。少しでも自動化(手抜き?)できないかな?

最初はエクセルのVBでと思ったのですが、COMポートの制御方法が良くわかりません。

良くわからないのは、他のソフトも同じでした。hi

多少なじみのあるDelphiでいきたいと思います。が、COMポート制御用コンポーネントの導入で躓きました。2~3日格闘してあきらめかけたところで、Youtubeのビデオに救われました。

Install Comport Library Delphi 7

https://www.youtube.com/watch?v=HNF3hLc5D-k

感謝!感謝!です


Delphiでペタペタ・ポチポチ

何もないところからプログラムを作るのは何年振りでしょうか?

それにしてもDelphiは良くできています!

コンポーネントが動けばこっちのもの。


テキストボックスやラジオボタンのグループをひと通り貼り付け、

EK890の動きを確かめながら、ポチポチとクリックしていたら

半日と一晩(3時起きだったから、一朝かな?)ほどで、基本的な操作ができるようになりました。

はじめはチンプン・カンプンだった、EK890のコマンド体系も良く出来ています。

でも良く分からないのが、ゲインコントロールです。

マニュアルどおりのコントロールは一通りできるようになりました。

動くようになったら、クリック!クリック!
「ああ、こう言う事か」と早合点の繰り返しです。

あとはスキャンとメモリーの操作です。

が、あまり興味がないのでタブは白紙のままで終わるかも知れません。


測定機並みの精度

驚いたのは周波数の正確さです。

手元のhp 8948A(ただし、OCXOなし)で出力した14.1MHzの信号を受信した際、2Hzくらいズレているようでした。

ふと思い出して、長波のJJYを受信してみたところ、0.06Hz程度の誤差でした。

どうやら、SGのほうが怪しい感じです。

R&S恐るべし


2022年5月14日土曜日

GPSドングル(GT-730FL-S)で苦戦中

友人が、近く南の島へ移動運用に出かけるそうです。

ロケーションの良い所に発電機を持っていくとの事で、

時間補正用に「USBドングル型のGPS」が使えないだろうか?

との相談がありました。

ずいぶん昔、秋月で買ったGPSのロガーが眠っているので、使ってもらおうと思います。

長い事使っていないので、念のため確かめておきましょう。

電池が放電し切っていたせいか少し愚図りましたが、

充電が進んだらGPSを捕捉しはじめました。

ヤレヤレとおもったのが、2~3日前です。

-・・・-

昨日、ふと気になったので、使用を勧めたBktTymeSyndとの組み合わせで確かめてみました。

誤差が大きすぎて修正できないようです。

これは後からキャプチャーした画面ですが、おなじエラーでした。

可笑しいな~と思って、チョシ回しているうち、

ドングルが熱くなって来ました。

慌ててUSB端子から外したところ、明らかに異常を感じる位の熱さです。

さては?と思って開けてみると、何年もの過放電と過充電のせいでしょうか。

危ないところでした

リチウム電池がパンパンに膨らんでいました。

予定しているのは、PCに接続したままの使用なので、電池は切り離しました。

動きました

気を取り直して再開です。

何年か前にはBktTimeSyncとの組み合わせで動いていました。何でだろう?

検索してみると・・・

"4月7日(日本時間)に2度目の「GPS週数ロールオーバー」"

https://qzss.go.jp/overview/column/gps-rollover_190225.html

2019年4月7日午前0時(日本時間の午前9時)に2度目のロールオーバー(RO)があったようです。

そういえば4~5年前には、ThunderBoltで同じような現象に出くわしたことがあり、その時はLady Heatherで解決しました。

今回もRO補正ができるLady Heatherにお願してみましょう。

"Lady Heather's Disciplined Oscillator Control Program" KE5FX

http://www.ke5fx.com/heather/readme.htm

上手く行った!

と思ったら、次の秒には2041年に飛んでしまいました。

残念!

奇数秒はOKですが、偶数秒は19年後にスリップするようです。

いろいろな事があるものですね。

さ~て、何か良い方法は無いでしょうか?



2022年4月25日月曜日

ANAN-8000DLE + Thetisのドリフト (一応解決)

どうしても気になるので、SGの信号を受信して比べてみました。

一瞬目を疑いました

バンドを変更すると、ざっくり20Hz近く動きます。

10分くらいで、2~3Hz/分あたりに収束するようです。

ただ、VACの種類や、Thetisの優先度を変えると改善というか、変化があります。

と言うことは、ソフト的な要因が大きいようです。

唯一の救いです。

それにしても、これ程きれいに再現するからには、何か意味があるはずです。一体、何の為でしょうね?

となると、私だけに降りかかった不幸とも思えません。

アパッチのフォーラムを調べると・・・・・

やっぱりありました。

「7000DLE MKII Frequency Drift」

https://apache-labs.com/community/viewtopic.php?f=17&t=3762&p=14567&hilit=drift#p14567

内容はよく理解できませんが、どうやらVAC絡みの問題で、

リサンプラーを無効にするか、VACの設定を調整して安定したリサンプラー動作を実現すること。

方法については長いこと議論が続いている由。

具体的には、VAC1 MonitorのForceをチェックするようです。

何はともあれ、素直に試してみました。

結果は劇的に改善されました。ヤレヤレ

本当に楽しませてくれます。

2022年4月24日日曜日

ANAN-8000DLE + Thetisのドリフト

苦戦中のEK-980、一応受信ができるようになったのでANAN-8000DLE + Thetis と28MHzのFT8で比較をしていました。

スタート時は良い勝負だと思ったのですが、気が付いたらANANチームがボロ負けしています。

可笑しいな~と眺めていたら、ANANチームにドリフトがあるようです。

Hermes Lite 2 + Spark SDR のドリフトにも似ています。

暑くなってきたので、暖房代わりのパソコンを交代させたせいでしょうか?

(常時150W消費のワークステーションから、30W程度のi5デスクトップへ)

SDRは、時々(肝心の時に?)愚図り出すので困りますね。


2022年4月23日土曜日

R&S EK-890 - ローデ・シュワルツ、恐るべし!

 実は、ANAN-800DLEの前に、別の「顔なしさん」をポチっていたのでした。


EK-890入手

ROHDE & SCHWARZ EK-890


外観はかなりキレイ
きちんとしたラックに収まっていたようで、ごみや埃の付着はなく、全体はキレイです。が、サイドの持ち手やパネルのハンドルは、プラスチックの劣化が始まっています。

左上にメモ書き

アース(GND)端子がない!

意外だったのは、無線機というか電気製品一般に付き物の、アース(GND)端子が見当たりません。

19インチラックに収納する図が有るので、それが前提になっているようです。

目次から、GNDの項目を探してもRS232/RS485の信号線の説明(と思う)のみでした。


マニュアルはドイツ語
300ページ超のコピー本ですが、すべてドイツ語でした。まったくのチンプンカンプンです。

グーグル翻訳で行けると思ったのですが、上に点々がついた文字が有ったり、一文字一文字を目で追って入力しないと活けないので、至難の業でした。

メンテナンスと思しき項目が有ったので、四苦八苦して訳したところ、

「この装置はメンテナンスフリーなのでメンテナンスの必要はありません」と読めました。

まるで漫才のネタです。

なお、モジュールの結線図はありますが、回路図はありませんでした。


定価は80~90万円?

当時の価格表

いろいろ探し回っていて偶然見つけた当時の価格表です。

90年代後半、ドイツマルクは70~80円くらいだったので、顔(コントローラー)なしの本機は、ざっと80~90万円というところでしょうか。


SYNTHESIZERエラー

電源を入れるとパネルのLEDが一斉に点灯し、チェック後に消灯します。

つまり、すべて消えているのが正常なのですが、SYNTHESIZERのLEDが何かの拍子に点灯します。

傾けたり揺すったりすると起きるので、どこか接触が悪くなっているようです。

まずは、上下の蓋を開けてみました。

ロックはしっかり止まっていました

底から見ると、リボンの裏のあたりが込み合っていて、ちょっと怪しい感じです。

モジュールを抜き差しするには、一部の同軸類を外さないといけないので、

その前に接触をあたったところ、感触の悪いところが一か所ありました。

で、コネクタを抜き差ししたところ現象は収まりました。ヤレヤレ


100kHz AMが聞こえた!

エラー表示が消えたところで、ヘッドホンをつないでみました。

AM系の復調ノイズかすかに聞こえます。

アンテナコネクタにテスターのリードを当てるとコツコツ音がします。生きているようです。シメシメ

SG(hp 8648A)から400HzのAM信号を入れてみると、SG下限の100kHzで変調音が聞こえました。

-136dBmでもはっきり分かるのには、驚きました。


シリアル通信の規格が分からない!

バックパネルの上に、小さなメモ書きがありました。

シリアルインターフェイス仕様のようです。

直近のものであることを期待して作業を進めました。


コネクタの用意

メモ書きのように、一番簡単なXON/XOFF方式でいくことにします。

幸い、25⇔9のストレート・ケーブルが見つかりました。

変換コネクタを作ろうと思いましたが、9ピンDSUB、手持ちのコネクタは全部メスでした。

女性とは縁のない一生でしたが、初めて持て余ましました。hi

秋葉原に出かけるのも億劫です。それに、行けば行ったで余計な散財をするので、密林で買いました。

RS232C結線図

信号が出てこない?

さっそく配線しましたが、TxD端子の電圧、-4Vに張り付いたままで、パルスひとつ出てきません。RxDはゼロボルトのままです。

CPUモジュールのシールドを開けてみると・・・

目に飛び込んて来たのがバックアップ用と思われる電池と、懐かしいLSIです。

電池はしっかり3.5Vが出ていました。

初めてRTTYにトライしたころ、8251はインターフェースの定番でした。

が、シメシメと思ったのは一瞬のこと、

8251と来ればドライバはMC1488/SN75188とMC1489/SN75189に決まっていたのですが、

1.2Kmまで伝送できるというRS485対応でしょうか、初めて見るAM26LS30とDS96F173と言うICが鎮座しています。


未知のRS485設定?

メモ書きとは違って、未知のRS485設定でしょうか?

BCDスイッチで鑑別できるかと思いましたが、なんだか矢印の形が違います。


特に、一番触られたと思うボーレート設定用のスイッチ。
つぶれてわかりません。
どっちですか?

スイッチの裏に出る電圧を換算すれば読めるかな?と思ってテスターであたりましたが、論理の正負(肝心の頭としっぽの区別)が分かりません。

昔、HF-8060のサムホイールSWで散々苦労したことを思い出しました。

結局、82C51のクロック・ピンに与えられる周波数とスイッチの対応を見ることにしました。

どうやら、スロットの幅が広いほうが頭のようです。

その前提で、RS232Cに合わせてみました。が、やはり信号が出てきません。

さて、困りました。


ハンダごては封印

RS-232C端子から82C51に向かって信号を追っていくと、82C51のRxDには届いていました。

が、TxDの信号はモジュールのソケットには出てきませんでした。

82C51とTTLレベルで直結してみようかとも思ったのですが・・・

モジュール診断エラーは無く、受信機としての機能は生きているようです。

下手にハンダごてを突っ込んで、本当のジャンクにしたくありません。

ANANが動いたので、この調子で!と意気込みましたが、

遣ること成すこと外ればかりで嫌になります。


静かに!と言われているのかも?

最大99台の受信機をクラスターにして運用できるようです。全員がワイワイ言い出したら学級崩壊状態になります。

考えすぎかもしれませんが、本来の用途が用途だけに、ひょっとするとアクノリッジを抑制しているのかもしれません。

手当たり次第に、設定したスイッチの仕様で、コマンドを放り込んでみました。


下手な鉄砲のめくら打ち

マニュアルを眺めて、パラメータを変えながら、思いつくパターンを放り込んでみました。

苦節二か月(大袈裟ですね)、ようやく動き出しました。

周波数を設定するコマンドを放り込むまで、2か月かかりました。\(^o^)/


フィルター切り替え

フィルターは、600Hz、2700Hz、8kHzの3本が入っているようです。

フロントパネルのヘッドホン端子から、500円のUSBドングルでAD変換しています。

マーカー代わりのキャリアは、14.100MHz -136dBmです。

はっきり・くっきり見えて済ます。




中波帯の様子

常時観測中の 1575kHz AFN 3局の様子です。

日の出前後の一番ダイナミックな時間帯です。

中華RSPまがい+フェライトバー(1575kHz同調)

EK-890 + 短縮DP


7MHzのFT8

たった今の、7.074MHzのFT8デコード比較です。

左がHermes Lite 2 + PowerSDR、右がEK-890です。

屋上のトラップダイポールからの信号を2分配しています。

結果は、EK-890の圧勝です。

実は、ANAN-8000DLEとの比較でスタートしたところ、ANANの惨敗。

見ていくと、THETISとの組み合わせに問題(持病)があるようです。

急遽、HL2に代打に立ってもらいました。

正直に言うと、もう過去(1990年代末)の機械と舐めてかかってましたが、思ってもいなかった結果でした。

あるいは、当時の100万円近い最高級受信機と当代の3万円SDRが良い勝負をしていることを寿ぐべきでしょうか?

それにしても「ローデ・シュワルツ、恐るべし!」を実感しました。