2020年3月29日日曜日

止むを得ない外出

不要不急の外出自粛が要請されている東京ですが、命に係わる止むを得ない事情のため外出をしました。
と云うのは大げさでして、
何の事はなく持病の薬を貰いに行ってきました。hi

折角なので?なるべくひと気のない所をと思って、普段は通らない橋の下などを潜りながら歩いて行きました。

ひと言でいうと、水辺は生き物が多いですね。

船着き場のレールで甲羅干し

意外なところから我が家のDPが見えました。
こうやって見ると、ノイズが多いわけです。


カルガモでしょうか?
何を考えているのでしょうね

普段散歩する人達が穏やか(まともな人間)なのでしょうか?
側を通っても平気な顔をしています。

桜は今が盛りです

ついつい調子に乗って、往復で10キロも歩いて仕舞いました。


2020年3月24日火曜日

FT-1000 RedPitaya inside - 2 (審査終了)

実験を進めているFT-1000+RedPitaya16のSDR化。
良い話と悪い話です。

良い話:送信設備追加変更申請の審査終了

2月末、(株)TSSの保証を得て申請していた送信設備追加の審査が、昨23日付で終了しました。
ずいぶん待たされました。hi

審査終了画面

添付した送信機系統図

必要な方が居られましたらご連絡ください。

これで、晴れて送信の実験ができます。
さっそく、14MHzのFT8を試してみました。


AK6RとQSO後、WA7PVEをコールしていたらV85Tからお声が掛かりました。
バラックですが、回り込みも無いようです。

悪い話:FT-1000 受信部の故障

先週末の話なのですが、BARTG HF RTTYの前にスキマーを立ち上げようとしたところ、パソコンが起動しなくて一苦労。
ようやく動き出したと思ったら、IC-7100でRTTYを送信する度にRedPitaya(14)が気絶します。
どこかで回り込んでいるようです。
あちこち繋ぎ変えている内に、決定的なミスをしてしまいました。

送信テストのためFT-1000に繋いでいたSWR計のアンテナ端子に、IC-7100を繋いでしまったのです。
送信すると、SWR計の反射側が振れます。
おかしい?おかしい?と思いながら、気付いた時には手遅れ。
FT-1000の初段を飛ばして仕舞いました

幸いFT-1000の送信部とアンテナ切替部は無事でした。が、受信感度が低下して仕舞いました。
受信部を使う予定はありませんが、やはり気分が良くありません。


US CQからの安全なコンテストの提案

世界中大変なことになっていますね。
US CQから配信されたメールニュースもコロナ絡みでした。


「Safe Contesting Suggestions from CQ」

ざっとこんな感じです。

「CQからの安全なコンテストの提案」
コロナウイルスの蔓延を防ぐために「避難所にいる」とか、家に閉じこもっている人にとって、3月28~29日の週末に開催されるCQ World Wide WPX SSBコンテストは、楽しみながら外の世界とのつながりを保つ最適な方法だと心に留めておいてください。

しかし、あなたがマルチオペレーターでの参加を計画している場合は、特に、"安全なコンテスト"運用を心掛けてください。

いくつかの提案があります。
- 家にいてシングルオペ(ファミリーステーションを除く)での運用を検討してみてください。
- オペレーターがインターネットを介してあなたの局に "出張してくる"、リモート・マルチオペ運用を検討してください。(それを装備しており、運用がすべて合法の場合)
- 対面でのマルチオペを計画する場合、以下のような「社会的な距離」の推奨に従ってください。
・少なくとも2メートル以上離れた位置で作業を行うこと。
・マイク/ヘッドフォン/コンピュータのキーボードを消毒液で拭かずに共有しないこと。
・食事や休憩時間をずらして、一度に全員が一緒にならないようにする。
・就寝場所を共有しないこと。
・顔を触らないこと。
・接触するたびに少なくとも20秒は手を洗うこと(それほど頻繁ではないかもしれませんが)。

健康に気をつけて、コンテスト頑張ってください・・・・・





2020年3月20日金曜日

JA5COY方式の連続可変アッテネータ

FT-1000とRedPitayaのSDRですが、プレディストーション用の信号を注入する際のレベル調整用のアッテネータを作ってみました。

最初のサンプラーは半固定抵抗を基板に乗せてレベルを調整しました。
が、この方法だと外からの微調整や再調整ができません。
ここは外から弄れるようにしておきたいところです。

PowerSDRには、レベルの自動調整機能が備わっていますが、電子的な可変アッテネータは難物なのでパス。

昔、受信機のトップに入れたJA5COY 大井OMの連続可変アッテネーターを思い出しました。
CQ誌の1985年10月号の記事を発掘しました。

著作権の問題もあるので雰囲気だけ

最初に見つけたボルュームが二連式の10kΩ(ただし、Bカーブ)だったので、前後に4対1のバランが付いたVHF用を作ってみました。

バランはコモンモード・チョークで手抜き

減衰最小時の特性

減衰最大時

値はこうなりました。

周波数   最小  最大     可変幅
-------   -------  -------   -------
 1.9MHz    -5.79    -53.36     47.57
30.2MHz    -7.38    -41.03     33.65
57.5MHz   -10.59    -35.87     25.28

バラックで分離が甘く、50MHzが素通り気味ですが、HFは良い感じです。
SWRは、ほぼ1.5に収まりました。

が、可変したい範囲はせいぜい20dBなので、カープの所為もあり、美味しい所がクリチカルすぎる感じです。

と云う訳で、基本に戻って単連の2kΩ(Bカーブ)を試してみました。
原典には、62Ωと68Ωのデータが掲載されていますが、手持ちの抵抗が小さい(1/8W)ので130Ωをパラにして、65Ωにしました。

結果はこんな感じです。 --- 最小時の図を間違えていました ---

最小

最大

周波数   最小  最大     可変幅
-------   -------  -------   -------
1.8MHz    -5.37    -35.58     30.21
30MHz     -6.81    -33.94     27.13
50MHz     -8.74    -32.22     23.48

すこしコンパクトになり、50MHzの素通りも減りました。

SWRは、最小(ボルューム 0Ω)時に2.5位に飛びあがりますが、少し絞ると1.5以下になります。
これを嫌う場合は、原典のようにスイッチを付ける。あるいは、直列に数Ωの抵抗を入れると良さそうです。

検出器に付けて試してみました。

14.150MHzでフルパワーを出した場合のアンプ特性です。

青の裸特性と赤の補正ラインが接近しています。
位相特性(黄色)も、暴れはほとんどありません。

流石にFT-1000、往時の横綱の貫禄十分です。

2020年3月11日水曜日

馬酔木

終日雨だった昨日とはうって変わって、朝から良い天気でした。

こんな日は、ハルちゃんが散歩をせがんだのを思い出します。
いつもの散歩コースはすっかり春めいて、馬酔木が満開でした。



陽気に誘われて江戸川の土手まで足をのばすと、対岸の堤防に植わっている桜でしょうか?
少しピンクがかって見えます。
大した用事もないので、ふらふら行ってみました。

市川側からみた景色

なじみが無いので新鮮です。

ピンク色の正体はこれでした。


早咲きの桜でしょうか?何という種類でしょうね

子供連れの若い親御さんがたくさん居られました。
屈託のない笑い声や、お母さんに一生懸命話しかける子供の声を聴いていると、幸せが続いてほしいと願わずにはいられません。

我が家のクリスマスローズも今が盛りです。

ちっとも良いことが無かった吉祥草と同居しています。

日陰だからでしょうか?
地味な花ですが、健気なものです。



2020年3月9日月曜日

タンデムマッチ SWRブリッジ+30dBカップラー

このところ何気に慌ただしかったのですが、あいまにこんな物を作ってました。

発端は、先日のCNCのスピンドルを交換した後にテストした時の切れっ端です。


昨年の秋、SWRと電力を測るための方向性結合器とブレディストーション用のビックアップを作ろうと思って描いたパターンです。

SWR検出部はタンデムマッチ(Tandem match)と呼ばれている方式です。
元ネタはこちらの、Kits and Parts dot Comの「Universal SWR bridge」
キットのURL



「簡単かつ調整不要」が何より魅力です。hi

Omniaのミリワットメータ・キットにも使われていたので、感じがつかめた(ような気がする)ことも理由です。

オムニアワットメーターの基板。
FT-37-61を2個重ねて24回巻き、表と裏に配置。電池はRF検波ダイオードのバイアス用

当初、50Wを念頭に FT-37-43トロイダルコアを考えていたのですが、
目標を200Wに変えたのと手持ちの関係で、一回り大きいFT-50-43に巻きました。
やっぱり小さすぎました orz

それでもシンブルなのが幸いして、思ったとおり動いてくれました。


ピュアシグナルの検出もセーフでした。

フルパワーに近い状態ですが、擬似音声では75Wあたりまでしか表示しません。
音声信号のPEPと平均電力は、2.5:1と記憶しているので、良いところですね。

ここまでは絵に描いたようなビギナーズラックです。hi
このまま使うか? 一回り大きい基板にするか? 思案のしどころです。

2020年3月5日木曜日

FT-1000のCAT制御

ずいぶん前ですが、FT-1000のCATを使っていたので軽く考えていました。
ところが、様子がかなり変わっていて、すっかり回り道をしてしまいました。

最初に引っかかったのが、@100円もしないUSB⇔シリアル変換ドングルです。
使われているPL-2303が偽物なのは有名な話で、

これです

此方の、「Prolific USB To Serial Driver "Code 10" Fix!」が対策として知られています。
http://www.ifamilysoftware.com/news37.html

たしかに以前は動いていたのですが、Windows 10のセキュリティが厳しくなったのか「署名がない!」と叱られてしまいました。

あちこち検索したところ、"kohacraftのblog"さんの
https://kohacraft.com/archives/201804181059.html
「中華 USB Blaster のドライバをwindows10にインストールする方法」のうち、
「署名がないドライバもインストールできるモードでwindows10を起動・・・」という方法が見つかりました。
試したところ、おかげさまで認識するようになりました。

次は、FT-1000に特有の「SOオープンエミッター問題」です。
DXLab SuiteのConnectingYaesu
http://www.dxlabsuite.com/dxlabwiki/ConnectingYaesu
で解説されているように、そのままではドライブできません。
SOとGNDの間に抵抗を入れて、プルダウンしないと動かないのです。


こんな感じで入れて見ました

さて!と意気込んで、HAM RADIO DeluxでFT-1000をつなぎました。
例の目障りなCAT表示が点滅を初めて一安心。ヤレヤレと思いましたが、動作が安定しません。
すぐにズッコケてしまいます。

再起動したり、パラメータを変えるのですが、どうにも安定しません。
半日余りも格闘したのですが、降参しました。
「安もの買いの銭失い」とは良く言ったものです、何度引っ掛かっても懲りないのは「馬鹿に付ける薬はない」所為ですね。きっと・・・

結局、ごみの山を引っ掻き回して、以前 IC-756Proとの接続に使っていた、CI-Vのインターフェースを発掘しました。

この中身は、由緒正しい秋月の「FT232RL USBシリアル変換モジュール」です。
箱を空けるとあれこれ気が散って収拾が付かなくなりそうなので、DINプラグのピン間に1.5kΩを入れました。

これでやっと安定して動き出しました。

きっちり連動しているようなので、ダミーの蓋を少し開けてお漏らしを多くして、モニターしてみました。

1階の部屋でテストしている漏れ信号を、屋上のアンテナで受信して、4階のSunSDR2でモニターしています。


ゲインを目一杯上げて擬似音声信号を送信していますが、飛沫や送受信に伴うクリックは全く見えません。

かれこれ1ケ月前の話です。

2020年3月1日日曜日

JARTS WW RTTY Contest 2019の結果発表

昨年10月に開催された第28回 JARTS WW RTTYコンテストの結果が、JARTSのホームページに掲載されました。

JARTS 2019国内局の結果

■IBPビーコン違反やオフバンドに関する重要なルール改定
2019年のログに、約2000件の14.100kHz違反QSOがあったことから、「ついうっかり」を超えるような、違反ランニングや交信区分逸脱がある場合は失格とする、ルールの改定が行われました。

バンド:3.5, 7, 14, 21, 28MHz
・バンドプランを遵守すること。
・国際ビーコン周波数14,100 kHz +/- 1kHzは、コンテスト運用に使用しないこ
と。
※上記に違反する交信は無効とする。また、上記に違反する10分間以上のランニ
ング、もしくは10QSO以上の交信を行った局は失格とする。

第29回目となる JARTS 2020は、10月17~19日に開催されます。

JARTS 2020のルール