2020年3月5日木曜日

FT-1000のCAT制御

ずいぶん前ですが、FT-1000のCATを使っていたので軽く考えていました。
ところが、様子がかなり変わっていて、すっかり回り道をしてしまいました。

最初に引っかかったのが、@100円もしないUSB⇔シリアル変換ドングルです。
使われているPL-2303が偽物なのは有名な話で、

これです

此方の、「Prolific USB To Serial Driver "Code 10" Fix!」が対策として知られています。
http://www.ifamilysoftware.com/news37.html

たしかに以前は動いていたのですが、Windows 10のセキュリティが厳しくなったのか「署名がない!」と叱られてしまいました。

あちこち検索したところ、"kohacraftのblog"さんの
https://kohacraft.com/archives/201804181059.html
「中華 USB Blaster のドライバをwindows10にインストールする方法」のうち、
「署名がないドライバもインストールできるモードでwindows10を起動・・・」という方法が見つかりました。
試したところ、おかげさまで認識するようになりました。

次は、FT-1000に特有の「SOオープンエミッター問題」です。
DXLab SuiteのConnectingYaesu
http://www.dxlabsuite.com/dxlabwiki/ConnectingYaesu
で解説されているように、そのままではドライブできません。
SOとGNDの間に抵抗を入れて、プルダウンしないと動かないのです。


こんな感じで入れて見ました

さて!と意気込んで、HAM RADIO DeluxでFT-1000をつなぎました。
例の目障りなCAT表示が点滅を初めて一安心。ヤレヤレと思いましたが、動作が安定しません。
すぐにズッコケてしまいます。

再起動したり、パラメータを変えるのですが、どうにも安定しません。
半日余りも格闘したのですが、降参しました。
「安もの買いの銭失い」とは良く言ったものです、何度引っ掛かっても懲りないのは「馬鹿に付ける薬はない」所為ですね。きっと・・・

結局、ごみの山を引っ掻き回して、以前 IC-756Proとの接続に使っていた、CI-Vのインターフェースを発掘しました。

この中身は、由緒正しい秋月の「FT232RL USBシリアル変換モジュール」です。
箱を空けるとあれこれ気が散って収拾が付かなくなりそうなので、DINプラグのピン間に1.5kΩを入れました。

これでやっと安定して動き出しました。

きっちり連動しているようなので、ダミーの蓋を少し開けてお漏らしを多くして、モニターしてみました。

1階の部屋でテストしている漏れ信号を、屋上のアンテナで受信して、4階のSunSDR2でモニターしています。


ゲインを目一杯上げて擬似音声信号を送信していますが、飛沫や送受信に伴うクリックは全く見えません。

かれこれ1ケ月前の話です。

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