2020年6月29日月曜日

50MHz用3エレ八木-チューニング開始

一昨日、PCのトラブルで断念した調整のリベンジです。

引っ張り出したPCは、XP時代の骨董品です。hi


先ずは、高かったSWRの調整から。
小さいと思ったヘアピンを増やしてからスタートしたのですが・・・

可笑しいですね・・・

減らしてみたら、ストンと下がりました。

ヘアピンが小さいと思ったのですが、そんな事はなくて、ほぼ計算通りでした。
どうも、スマートフォン・アプリのキャリブレーションをしていなかった所為のようです。
手を抜くとシッペ返しが待っています。

次はFT4の信号を受信して、FB比のアタリをつけたいと思います。
素のRedPitayaにATTを入れて送信しています。
多分ミリワット以下でしょう。

先ずは、シミュレーションのエレメント長です。

甘いですね

SWRの調整で、輻射器の長さを弄った所為でしょうか?

計画では、何も考えないで1Cmずつ動かしながら、総当たりで見るつもりでした。
が、バッテリーが怪しくなってきたので、ヤマ勘で動かしてみました。

ミリ単位で動かすと、スゥーっと変化します。

MMANA恐るべし

ツボに嵌まると(額面では)計算どおりに、約25dB以上が得られます。

この辺り、シミュレーションではミリ単位で大きく変化するので、眉に唾を付けて見ていました。
しかし、実物と良く符合するのに、あらためて驚かされました。

この状態を維持しながら、低SWRが実現できるかが問題ですね。
ゲインは数値を体感できないので、この際、無視します。

と云う訳で、作りかけの給電部とソータバラン(チョーク)を完成させてから、改めて実物で調整したいと思います。

今日は、面白い経験が出来ました。

ARRL Field Day 2020 参加報告

週末はARRLのフィールドデイが開催されていました。
北米の局との交信が有効ですが、非北米局も参加できます。

せっかくこの時期なので、50MHzにも期待したいところですがアンテナが・・・
調整用に持ち出したFT-817とPCがちゃんと動くようだったら、お手軽移動も試したかったのですが・・・
などなど、グズグズ言っても始まらないので、出られるところでトライしてみました。

ちょこちょこ覗いて、見えている局を呼び回わったところ、FT4とFT8で32QSOという結果でした。

80M FT8の様子です。

このQSOをロギングすると同時に、突然WSJT-Xが消えてしまいました。

再起動後の様子

実は、この前にも同じような現象が何度か起きていて、不思議に思っていました。
今朝、WSJT-XのMLを覗くと、やはり大騒ぎになっていました。
これまで全く経験したことが無い現象なので、最新版にバクが入ったのかも知れません。

北米はコンテスト巧者が多いので、運用していて楽しいですね。

2020年6月28日日曜日

50MHz用3エレ八木-苦戦中

6m用のアンテナで苦戦しています。
例年5月の連休頃、トライバンダーを降ろして、6m用のCL6DXX(7エレ)を上げていました。
今年は、コロナのステイホーム期間中です。
こんな時に、タワーから落ちて怪我でもしたら目も当てられないので、自粛していました。

反面、妄想する時間だけはタップリあるので、MMANAであれこれチョシ回すと・・・

あくまでも理想的な条件ですが、地上高3メートルの場合、7エレと3エレの差が意外に小さいことに気が付きました。

理想の7エレ

理想の3エレ

クリエートCL6DXXの仕様
ずいぶん控え目に書いてますね。


コロナがいつまで続くか分からないし、それ以上に、いつまで自分でアンテナの上げ下ろしができるか分かりません。
3エレにダウンサイズして、ケーブル化で使わなくなったUHF TVのポールに、通年で上げようと思いつきました。

全体にエレメントを伸ばす必要があります。
さっそく改造に掛かったのですが、エレメントの継ぎ目が動きません。
グリスは着けていたのですが、ねじ止め時にパイプが変形して抜き差しできなくなっていました。

苦肉の策で、先端にアルミ片をハットのようにネジ止めし、ガンママッチで給電してみました。

6月10日頃のことです

この状態でしばらく遊んでみました。
サイドは切れるので、そこそこゲインは有るようですが、FB比が10bB程度で面白くありません。
飛んでる?チェック

残骸を見ると、もう3エレ分あります。
各エレメントを絶縁して配置し、FB比も弄って見たくなりました。

エレメント長の調整は、先端パイプの内径が8mmΦより少し大きく、ホームセンターで売っていた8mmΦのパイプが入りました。

近所の中川放水路の土手へ一式を持ち込んで組み立てました。
ブームは塩ビ管です

小岩駅・新小岩駅と金町駅を結ぶ、新金線(しんかねせん)という貨物専用線のすぐ脇です。

撮り鉄さんが良く居られたのですが、自粛中なのか? 草ぼうぼうが敬遠されたか?
最近はあまり見かけません。

SWRや同調点は MiniVNA Proで、FB比は自宅から送信するFT4をFT-817で解読して、SN比を比較しようと思います。

ところが・・・
持参したノートPCが動きません。
Windows起動時の壁紙が表示されるのですが、キーをまったく受け付けないのです。
数年前に中古で買ったPCですが、思い起こすと、バッテリーで使った事がありません。

幸い MiniVNA Proは、YO3GGXが公開している BlueVNAというアプリケーションを使うと、スマートフォンとブルートゥースで接続して使うことができます。
https://www.yo3ggx.ro/bluevna/doc20/index.html

SWRだけザックリと調整してみました。

ヘアピンが小さいかな?

未だ未だ楽しめますが、今シーズンには間に合わないかも知れませんね。

2020年6月23日火曜日

RSGB HQP #2 FT4 5の開催

本日(6月23日)1900-2020jst (1000-1130utc)の90分間で、
RSGB Hope QSO PartyのFT4部門が開催されます。
現在の予定では、これがFT4の最終回となります。


RSGBのコンテストカレンダー
https://www.rsgbcc.org/hf/

NA VHFのコンテスト設定に拘らないで、とにかくたくさんQSOして、ログを切り出して提出するのが吉かも知れませんね。hi

ちょっと不思議なのが、他のモードもそうなのですが、結果表示で1000点が頭打ちになっていることです。

4桁以上は想定外だったのでしょうか?

まぁ、私には関係ないのですが  hi hi

6月15日の参加証

Covid-19が終息して、これが最後のHQPになることを期待しながら参加したいと思います。

見えていましたら、よろしくお願いいたします。

2020年6月22日月曜日

日食とUKRAINIAN RTTY 虻蜂取らずの一日


昨日(6月21日)はアジアから中東を中心に日食があるとの事、
これに絡んだ周波数測定のお祭りの情報を貰いました。

https://hamsci.org/june-2020-eclipse-festival-frequency-measurement

図を見るかぎり、日食帯を挟む南アジアが面白そうです。
が、やってみない事には分かりません。

また、比較用のデータとしてFlDigiが出力したCSVファイルを集めるようです。
面白い方法ですね

周波数測定の精度を競うFMT(Frequency Measuring Test)は、K5CMやARRLのイベントに何度か参加しました。
当時のMLなどで、FlDigiやWSJT-Xに測定機能が実装されたことは話題になっていましたが、使用した局の成績が(当時は)今一つだったので、試したことはありませんでした。
しかし、今回のように(精度よりは)24時間単位の周波数変動を一定の品質で集めるには上手い方法に見えます。

最新版をインストールしてみました。

折角なので、ドップラーグラムも記録しておきたいと思って、久しぶりにG3PLX作のSBSpectrumも起動しました。

また、スペクトラム表示とくれば、SpectrumLabも欠かせません。

マイ日食めがね

と云う訳で、おりからのUKRAINIAN CLASSIC RTTY用に動かしていた、RTTYスキマーを止めて、10MHzのBPM受信専用機に仕立て直し、1400JSTから日食観測にシフトしました。

日食が始まった頃は調子よく動いていました

ボーッと見ていても仕方ないので、FT-1000(RedPitaya16)で14メガのUKRAINIAN CLASSIC RTTY用にチョッカイを出しましたが、コンディションは最悪でUA9が3局出来ただけでした。

19時過ぎ、「どうなったかな?」と見に行くと、

SDR受信機が気絶 ・・・

RTTYが回り込んだのか? あれこれ欲張りすぎて負荷がかかったのか?
このところ、スキマーが回り込みで止まることは無かったので、すっかり油断していました。

結局、UKRAINIANは5QSOに終わって、虻蜂取らずの一日でした。残念。

2020年6月17日水曜日

VA3UAL WSPRバルーン 南下中

宮城県の上空に現れたバルーンがニュースになっています。

FNNプライム
https://www.fnn.jp/articles/-/53623


アンテナのような物が付いているとか、物騒な物でないと良いのですが・・・。

ところで4月中旬に放流されたVA3UALですが、
季節的な要因なのか、ずいぶんと南に流されて、赤道の近くまで南下しています。
 朝鮮半島 → 日本海 → 北日本 → 北太平洋
がお約束だったので、初めて見るコースです。

2~3日前からフィリピンのあたりをウロウロしています

気温が高くて空気が軽いのか、高度が少し下がっているようです。
6月17日午前のデータ

2020年6月16日火曜日

RSGB Hope QSO Party - FT4 6/15の結果

昨夕1730-1900jstのHQP FT4は、残念ながらコンディションが悪く(私のところでは)、4QSOに終わりました。

M5DXなどビッグガンのQSO相手が、全くと言って良いほど見えませんでした。

また、出ている局も、いつもより早い時間だったせいか、DX狙いの非コンテスト局が多いようでした。
そういう局にチョッカイを出してしまうと、相手がWSJT-Xの場合は曲りなりにもQSOが進むのですが、JTDXだとレポート交換に拘ってスタックしてしまいます。

結局、73を送って強制終了する事になり、お互いの骨折り損に終わってしまいます。
この辺りも工夫が必要ですね。



2020年6月15日月曜日

RSGB Hope QSO Party - FT4

 新型コロナ対応によるDXペディションや催事のキャンセルなど後ろ向きの話題が多いなか、本日(Mon 15 Jun)の夕方1730から1900jst (0830-1000utc)の90分間にわたって、RSGBのHope QSOパーティーが開催されます。

RSGB Hope QSO Partyホームページ
https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2020/rhqp.shtml

RSGB HF コンテスト開催予定表
https://www.rsgbcc.org/hf/

今までのところ5月28日と6月5日のFT4に参加しました。

6月5日のFT4運用画面


HQP 2の全体結果
https://www.rsgbcc.org/cgi-bin/hfresults.pl?ContestSeries=HQP%202%20Overall%20Results&year=2020


(ルールの概要)

名称:HQP (Hope QSO Peaty) #2 FT4
日時:6月15日 1730~1900 JST
モード: FT4 (SSB, CW, RTTYの日替り)
周波数:3.576、7.0475(JA-JAはオフバンド)、14.080、21.140(JA-JAはオフバンド)、28.180(JA-JAはオフバンド)
交信相手: JAを含むすべての局
部門: (iv) DX High Power Single Op、(v) DX Low Power (100W) Single Op、 (vi) DX 10W Single Op
ナンバー:NA VHF形式の 4-character Locator (e.g. IO91)。
※他のモードは、RST + 001形式。
ポイント:
バンド 同一大陸 異なる大陸
------  -------   ----------
80   1点    3点
40   1点    3点
20   1点    3点
15   2点    6点
10   2点    6点
マルチ:各バンドにおける、異なる4文字のグリッドスクエアの数。
※他のモードは、各バンドにおける異なるDXCCの数。
ログ:FT4の場合は、WSJT-Xで生成したADIF形式またはCabrillo形式のログ。
締切:終了後24時間以内
提出先:カレンダーの[Upload]ボタンをクリック
アワード:結果をホームページに掲載。全ての参加者に電子的な賞状。
ルール詳細:https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2020/rhqp.shtml

次回以降のRTTYとFT4は、
RTTY  6/18 2200-2330
FT4   6/23 1900-2030
RTTY  6/26 2330-6/27 0100