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2025年9月10日水曜日

Thank you very much, VERON

昨日、航空便が届きました。

世界的に郵便料金も値上がりし、セキュリティも厳しくなって、海外からの郵便は久しぶりです。

スタンプを見ると、心当たりのないオランダからでした。

なんだろう?と思いながら開けてみると・・・

丁寧な手紙と共に、ペナントと云うのでしょうか、きれいなリボンが出てきました。

そういえば、4月のPACCdigiに零点のログを出していたのを思い出しました。

https://www.7l4iou.com/2025/04/paccdigi-2025.html

どうやらJPG形式の賞状も頂けるようです。

さっそくダウンロードしてみました。

やはり零点でした :-)

コンテストの結果はこちら

https://veron.nl/vereniging/commissies-en-werkgroepen/traffic-bureau/hf-contesten/paccdigi-resultaten/

こんなしょうもない成績なのに、思いがけないプレゼントに感謝感激です。

どうもありがとうございました。

次回は、得点できるように頑張ります。

2025年8月9日土曜日

HamSCI Meteor Scatter QSO Party

 ARRLのメールニュースを見ていたら、面白そうな案内が流れていました。

HamSCI Meteor Scatter QSO Party

https://hamsci.org/msqp

 HamSCIというグループが流星散乱波(MS)による、QSOパーティーを開催するそうです。

 ちょっと意外なのですが、HF帯のシンボルレート規制があったアメリカでは、ごく最近まで28MHz帯でMSK144を使うことができませんでした。

 そのため、HF帯のMSは未開拓のようで、ルールの先頭に「科学目標」として、その辺りも列記されています。

 採点方法等々まだ検討中のようですがルールはこちらです。

https://hamsci.org/msqp-rules

 QSOは難しいかもしれませんが、SWL部門も予定しているようなので、ワッチだけでもトライしたいと思います。

 コンテスト規約風に書き出すと、こんな感じです。

―・・・―

名称:Meteor Scatter QSO Party


I)目的:6メートルおよび10メートルの流星散乱観測から、研究価値のあるデータを生成する。


II)日時

 ・ペルセウス座流星群―2025年8月11日 0000~8月12日2400 UTC

            2025年8月11日 0900~8月13日0900 JST

 ・ふたご座流星群  ―2025年12月12日 0000~12月13日2400 UTC

            2025年12月12日 0900~12月14日0900 JST

 ※ほとんどの流星散乱(MS)は現地の早朝に起こる。


III) バンドとモード

 周波数:28.145MHz, 50.260MHz 

 ・どちらも一般的なMS呼出周波数

 ・両バンドで運用できる場合、20分間隔(xx:00, xx:20, xx:40)で両バンドを交互に運用することを推奨。


 モード:MSK144のみ


IV)ナンバー:グリッドスクエア


V)運用補助:pingjockey.netなどを利用してQSOの機会を探すことを推奨。 ただし、すべてのQSO情報は無線を介して交換すること。


VI)参加方法:終了後に公開される、MSQPエントリーフォームからADIFログを提出する。


VII)採点と認定:検討中

・送信局と受信局の最高得点を記録した電子証明書。

・すべての参加者に電子的な参加証。


VIII)MSQPエントリーフォーム:準備中

ルールURL:  https://hamsci.org/msqp-rules



2025年6月11日水曜日

ARRL Int Digi 2025 - SNR分布

昨日、SNRの甘~い見積もりをしていました。

が、実際は如何だったのかな?と気になりました。

コンテスト中のALL.TXTを開いてみると、約19,000件の解読データが記録されていました。

明らかなゴミや偽デコードを除いた、SNRの分布をグラフにしてみました。

先ずは、FT8の全体です。

17,566件の解読があり、平均SNRは-7.6dBでした。

最少SNRは、

"250608_145200    14.090 Rx FT8    -27  0.6 2614 LY2SA JH7xxx RR73                     a7"

でした。(コールは伏せておきます)

また、仕様上のFT8のS/N Thresholdは-21dBとなっていますが、それ以下の解読の大半に"a"の印が付いているので、APデコーダーの効果と思われます。

-22dB以下の解読の三分の一くらいが100~300kM圏内の局でした。

スキップゾーンぎりぎりの信号は難しいですね。


また、私宛の送信を抽出してみると・・・

306件がヒットし、平均は-5.7dBでした。

やはり、強い局が多いですね。

-10dB以下の信号は、やはり相手の耳に助けて頂いたようです。

なお、FT4も少し覗いてみました。

179件で、平均は-4.3dBでした。

すべて14MHzですが、非コンテスト局の方が多かったような気がします。

2025年6月10日火曜日

ARRL Int Digi 2025

 先週末に開催されたARRL International Digital Contestに参加しました。

 一番の目的は、先日上げたHexBeamの試し撃ちです。

 KiwiSDRやWSPR受信機が動いているので、5WのQRPでエントリーしました。

 提出したログをSH5で処理してみると・・・

Dupesの36!?

 ALL Callsingsを見ると、グリッドをコールサインと誤認していました。

 "ARRL-DIGI"が定義されていないようです。

 ウクライナでの戦争が始まる前、6月第1週末は"DigiFest Contest"が開催されてたので、その辺りが関係しているのかも知れません。

 コールサインとグリッドの間に"599"を差し込んで、再開してみると・・・

Main

 正しく認識したようです 

 相手のRxx,RR73受信、こちらからのRxx,RR73送信による、自動ログインを有効にしていました。

 145QSOの内、RR73の再送などによる重複が3つ有ったようです。

 問題は、相手がログインしてくれなかったNILがどのくらいあるか?ですね。

 また、Operating timeが、わずか3時間17分となってますが、SH5のレストタイムが5分とか10分になっている所為でしょうね。ARRLの60分単位に従えば、10時間くらいになると思います。

 100局できると良いな~と思って参加したので、望外の結果となりました。

 弱い信号をコピーしていただいた各局に、ただただ感謝あるのみです。


Summary

 コンディションは良くなかったようです。

 28MHzのオープンには遭遇できませんでした。

 

One minute rates

 如何にもFT8的で面白いと思ったのが、1分当たりのQSO数です。

 ランニング主体だった所為もありますが、全て1QSO/1minでした。

 この辺り、「FT8のコンテストはつまらない!」という意見の、理由の一つかもしれません。


Top 10 countries

JAとWでほぼ半分

 コンディションの所為もありますが、飛ばないと言うよりは、見えないのが主因です。

 今のアンテナでは、もし100Wで参加してQSOはあまり増えなかったと思います。


Qs by band

きれいに3等分された感じです。hi

 意外に良かったのが7MHzです。

 HexBeamに追加した、Dipoleを使いました。文字通りの「曲がりなり」ですが、フルサイズが効いたようです。

 直結した場合、先日の確認どおり、7.090のSWRは3以上で、受信も良くありませんでした。

 これは駄目だと思って、HC-500Aで無理やり落としたところ、受信も良くなりました。

 3AM前に起きたところバンドが死んでいたので、空振りCQを出しながら、気になっていたKiwiSDRへの影響をみて見ました。

 基本波はガッチリ入ってますが、メーターは未だ少しだけ隙間があり、振り切れてはいませんでした。

 高調波は意外に少ない感じです。少なくとも、ダイオードによる高調波ではないと思います。

 正直なところ、思ったよりも影響が小さくて、一安心です。

 もっとも、フロントエンドの抑圧はひどく、送受のBPFを組み合わせるSO2R設定とは、雲泥の差があります。


Cintinents

 アフリカは1つも見えませんでした。

ヨーロッパも北米東海岸も遠かった!


ARRL IDCはQRP向け?

 今回のARRL Int Digiは、最大出力が100Wに制限されています。

 期待を込めて計算してみると、

 5Wと100Wの電力比20倍は、ざっくり13dBです。

 同じアンテナだと仮定すると、

 相手が100W局だとしたら、相手が-10dBで見えていれば -23dB (-10 + -13 = -23)で届く可能性があります。

 相手のアンテナが良かったり低出力だったりしたら、その分確率は上がります。

 もしこれが、相手がKW局だとさらに10dB厳しくなるので、-3~5dB辺りがトライの目安になります。

 そういう意味で、上限100WのコンテストはQRP参加にはありがたいコンテストと言えそうです。

 いずれにしても、今回は耳の悪さを改めて認識させられました。

 鰐さんではないので、「耳がQRP」は残念です。hi

 もう少し、アンテナを高く出来ないか、悩んでみます。

 繰り返しになりますが、弱い信号をコピーしていただいた各局に、厚く御礼申し上げます。

2024年11月19日火曜日

2024–FT Challenge (FT Roundupから模様替え)

 12月第1週末のFT Roundupを模様替えして、FT Challengeとして開催するそうです。

FT Challenge Home

https://www.rttycontesting.com/ft-challenge/


 背景には、14.080MHzなどFT4 QRGでの非コンテスト局との混乱があります。

 もともとコンテストモードとして開発されたFT4は、「デフォルトQRG=コンテスト周波数」と認識されていました。

ところが公開された後は、テンポの良いQSOを楽しむ局が日常的にQRVするようになりました。

 その結果、コンテスト開催時には参加局と非参加局が入り乱れるようになり、たまたま珍しい局が出てくると大混乱になっていました。

 WSJT-Xは、曲がりなりにもQSOを完了できますが、JTDXの場合は堂々巡りになり、双方にフラストレーションが溜まっていました。

 彼方此方で議論になっており、クレームもあったようです。

 その解消策(妥協策?)として、SNRを送ることにしたようです。

 具体的には、コンテストナンバーとして「4文字のグリッドスクエア+SNR 。(グリッドを送ってこない場合はZZ00でログイン)」に変更されました。

 コンテスト参加局としては負担が増えますが、堂々巡りのストレスを思えば、妥当なところかもしれません。

 ルールの概要は以下のようになります。

--- ルール概要 ---

名称:FT Challenge

開催日時:

2024年12月7日18:00〜8日23:59 (UTC)

2024年12月8日03:00〜9日08:59 (JST)

※30時間全体で運用できるが、最初の24時間の「scoring time」のみが集計の対象となる。オフタイムは30分以上であること。


周波数: 

-- FT4 --

3.570 (JA)

3.580-3.589 (DX)

7.080-7.089

14.080-14.089***

21.080-21.089

28.080-28.089

***非参加局とのQRM回避には、14.083MHzを使用する方がよい場合がある。


-- FT8 --

3.573 (JA)

3.590-3.599 (DX)

7.090-7.099

14.090-14.099

21.090-21.099

28.090-28.099


参加部門

1.SO Low Unlimited: 出力100W以下。

2.SO QRP Unlimited: 出力5W以下。

3.Classic Overlay (クラシックオーバーレイ): 1台の無線機のみを使用するシングルオペレーター参加者は、Cabrilloヘッダーに"CATEGORY-OPERATOR: CLASSIC"を追記できる。

4.MO Low Power: 出力100W以下。

※100Wを超えるハイパワーのログはCHECKLOGとして扱われる。


ナンバー:

4文字のグリッドスクエアとSNR。グリッドスクエアがない場合はZZ00がデフォルト。


得点:

・QSO ポイント: 1QSO = 1点。FT4またはFT8のバンドごとに1回のみカウント。

・距離ポイント: グリッド中心間の距離3000 kmごとに1点。(例: 5541 km = 2 ポイント)。

※実際のパスに関係なく、ショートパス距離でカウント。

※ZZ00(グリッド スクエアがない)は1点としてカウント。


マルチプライヤ:各バンドの異なる2文字のグリッドフィールド。

※ZZはマルチとしてカウントされない。


ログ:Cabrillo形式のログをWebから提出する。


提出用URL: <https://ft-challenge.contesting.com/ftcsubmitlog.php>

※受付リスト <https://ft-challenge.contesting.com/ftclogsrcvd.php>


締切:2024年12月15日23:59UTC (終了後7日以内)


アワード:

・参加者全員に証明書(オンラインでダウンロード)。

・上位10名のシングルオペレーターには、Muns Vineyardの高級ワイン1本が米国の住所に郵送される。


質問メールの宛先: <ftc-questions@rttycontesting.com>


2024年3月22日金曜日

YAMAHA SYNCROOM - VAC暴走対策の切り札

天候の不順などで防水工事が遅れ気味です。

中波ならカーテンレールに吊り下げたシールドループでも入感するので、

なんとなく集めてしまったSDRラジオの、聞き比べ(見比べ?)をやっています。

が、五つも六つも一緒に動かしてみると、いろいろ問題が出てきます。

先ず引っかかったのが、仮想オーディオケーブル(VAC)の暴走です。

中華パチモンのMSI SDRとHDSDRで、1575kHzのAFNトリオのキャリアに合わせると・・・

音が割れていました

ゲイン過多かな?と思って、AGCをOFFにしてみました。

が、レベルは下がりSNは少し良くなったものの、音割れは改善しませんでした。

どうやらVACが暴走しているようです。

そこで、頼みの綱のYAMAHA SYNCROOM Driverに変えてみると・・・

大当たりでした

VACの暴走はSDRの鬼門の一つで、過去にはMax instを3以下にすると良いとか、サンプリングレートを決め打ちすると良いとか、バージョン××は駄目だとか、いろいろ言われてきましたが原因や決定的な対策は見つかっていないようです。

その点、YAMAHAが「音で繋がるオンライン演奏空間」のキャッチフレーズで無償公開しているSYNCROOM用のサウンドドライバーは、遅延も少なく音質も良好です。

このドライバー、以前はNETDUETTOという名前で公開されていましたが、

『遠隔地間の音楽合奏を実現するためにヤマハが開発した、インターネット回線を介してオーディオデータの双方向送受信を極力小さな遅れで実現するための技術です。』との事。

SYNCROOMについて

残念ながら1チャンネ版しか無いようです。

有料でも良いので、VB CABLEのように追加できるようにして頂けると嬉しいですね。


2024年2月13日火曜日

CQ WPX RTTY

先週末は、RTTY界の春祭り(かな?)、CQ WPX RTTYでした。

しばらくQRTになるので、ちょっとだけ参加してみました。


Contest: CQWPXRTTY

 Band     QSOs     Pts  WPX  Pt/Q

     7       7      18    7   2.6

    14       2       3    2   1.5

    21      23      67   16   2.9

    28      43     115   36   2.7

 Total      75     203   61   2.7

Score: 12,383


「たったの75QSOですか!」と言われそうですが、正味4WほどのQRP運用でした。

使用したトランシーバはHermes Lite 2 です。

http://www.hermeslite.com/

送受信のバランスも良く、価格もリーズナブルだと思います。HF帯SDRの入門機としてお勧めできます。

春節休暇中ですが、在庫有りのようです。

https://www.makerfabs.com/hermes-lite-2.html

もちろん、免許もTSSの保証でスムーズに降りました。

話がそれますが、TSSの保証業務終了はアマチュア無線にとって災難ですね。


という訳で、交信いただいた皆さんには、ただただ感謝するばかりです。

QRP参加の訳は、純粋な興味が半分。

残り半分は、スキマーやドップラーグラムの受信機類を止めたくなかった(めんどくさかった?)のです。

4Wなら、もろに飛び込んでも壊れることはまず無いので。

アンテナは直径0.65Mのスモールループ(2N5109 x2)、受信機はRedPitaya 16です。

で、そのスキマーですが、補足したCQ局とすべてQSO出来たら・・・という、究極のタラレバをやってみました。

自分がアップしたスキマーのデータをPSK ReporterからADIF形式ダウンロードし、

WPX RTTY標準のCABRILLOに変換して、SH5で分析したものです。

なお、PSK Reppterから帰ってきたのは6,353件(CQ)ですが、スキマーのログでは11,965件になっていました。

差は、短い間隔での複数解読や明らかなエラーなどで弾かれた物のようです。

Main


補足数は6,353件、重複は4,778件、正味は1,575件。

エンティティは91でした。

アレっ、自分のロケーター間違えてますね。お恥ずかしい orz


Summary

21MHzが稼ぎ頭でした。7MHzも健闘していますね。

14MHzはノイズが多く今一つでした。アンテナの所為かもしれません。


Log

レートのビークは、土曜の夕方でした。

ほとんどDupeですが、なかなかの壮観です。


Callsigns


ユニークコールは930件でした。が、よく見ると

YE1G, YE1GX, YE1GXQのような誤解読がかなりあります。

JARTSに届く本物のログにも同じ傾向がありました。

ただ、あくまでも照合可能な「誤り」であり、「水増し」や「架空」はありませんでした。


Rates

10分間のピークは、ハイバンドで北米がオープンした日曜の朝9時半頃。

1時間のピークは、ハイバンドでEUがオープンした土曜の18時台でした。


Qs by minute


Qs per station

5バンドで見えていたのは、21局でした。


PCの負荷

今回使用したi5ノートPCのモニター

はじめてスキマーを動かしたとき、面白いと思ったのが信号の数でCPUの負荷が大きく変動することです。

以前使用していたWindows 7時代のPCがダウンしてしまい、1月半ばに某オクでWindows 10時代のノートPCを入手していました。

昔はインストールも楽しかったのですが、だんだん億劫になって延し延しにしていました。

で、開始直前に慌ててスキマーを入れていたのです。(その時に、グリッドを間違えたようです)

最初の設定で、バンド幅(解読範囲)を狭くしてしまったので、スタート直後のCPU温度(ピンク)が低めです。後で気が付いて、何度か調整して広げたので温度が上がっています。

深夜は気温の低下もありますが、信号が少なくなって負荷(緑)が下がり、温度も下がっています。

ハイバンドの北米オープンと共に、負荷と温度が急上昇しました。

なお、電源の設定でCPUのマックスを99%にしています。100%にするとオーバークロックが機能するらしく、冷やし切れなくなる場合があります。


最後に、最近JAからのスポットが少ないですね。

隠れスキマーは少なくないと感じますが、本気で参加している局にとっては、ライバルに塩を送る必要はないので、まぁ仕方ないですね。hi


2023年6月3日土曜日

--- ARRL Int Digi [6/4 0300 - 6/5 0859 JST] ---

 名称: ARRL International Digital Contest

開催日: 6月3日1800~4日2359 UTC

※シングルOPは30時間中24時間まで運用できる.

周波数: 1.8~50 MHz

※推奨周波数に注意

※ハイパワー部門はなく,100W超はチェックログとして扱われる.

モード: RTTY以外のすべてのデジタルモード

交信相手: JAを含むすべての局

ナンバー: 4桁のメイデンヘッドグリッドスクエア

ポイント

・QSOポイント: 1QSOあたり1点

・距離ポイント: 2局のグリッドスクエア中心間の距離が500km毎に1点.距離が500km未満の場合は1点.

マルチ: なし

ログ: キャブリロ形式のログをWebページからアップロードする.

アップロードURL: http://contest-log-submission.arrl.org/

締切: コンテスト終了後7日(6/11 2359 UTC)

ルール詳細:https://contests.arrl.org/ContestRules/Digital-Rules.pdf

昨年の結果:

はこちらのページで結果と講評が公開されています。

https://contests.arrl.org/ContestResults/2022/Digital-2022-FinalFullResults.pdf


2023年4月1日土曜日

--- EA RTTY [4/1 21:00~ 4/2 21:00 JST] ---

名称:EA RTTY Contest

日時:4月1日12:00~2日12:00 UTC

周波数:3.5~28MHz

モード:RTTY

交信相手:JAを含む全世界の局.

ナンバー:RSQ + 001形式.

・EAの局は,RSQ + プロビンス略号

ログ:Cabrillo形式のログをWebページから提出する.

・URL  https://concursos.ure.es/en/logs/

締切:4月17日

※締め切り後に提出されたログは無効となり,チェックログとして扱われる.

主催者URL:http://concursos.ure.es/en/eartty/bases/


--- RSGB FT4 Int [4/1 17:00~4/2 05:00 JST] ---

 名称:RSGB FT4 International Activity Day

日時:4月1日08:00~20:00 UTC (12時間)

周波数:1.8~28MHz

推奨周波数:

 バンド ダイヤル周波数 (USB) 備考

 -----  -------------------- ---------------------- 

160m     1843kHz

 80m     3576,△3579逸脱注意,×3582kHzバンド外につき不可.

 40m     7047.5kHz           JA同士のQSOは運用規則違反

 20m    14080kHz 

 15m    21140kHz             JA同士のQSOは運用規則違反

 10m    28180kHz             JA同士のQSOは運用規則違反

モード:FT4のみ 

交信相手:JAを含む全世界の局.

ナンバー: シグナルレポート (標準のS/Nレポート)

・シリアル番号は必要ない.

・”CQ RSGB”からスタートするように,TX6 メッセージを修正することを推奨.

※WSJT-X V2.5.4 以降に実装されている標準のFT4形式,または JTDX,MSHV などの同等の形式を使用すること.

ポイント:

・同一大陸の局とのQSO      1点

・異なる大陸の局とのQSO    3点

マルチ:各バンドにおける,DXCCエンティティ.

・同一DXCC (JA)も各バンドの合計にカウントされる.

スコア:QSOポイントの合計 × DXCCの合計

ログ: 

・WSJT-X によって作成された ADIF 形式またはCabrillo 形式の電子ログをWebページからアップロードする.

・ログ受付ロボットがエラーを検出すると,ログを拒否し,修正されたログの再送信を要請する. (メモ帳などのテキスト エディタを使用して,Cabrillo 形式のエラーを修正できる.)

・CAT コントロールを使用して,正しい周波数とモードを記録することを推奨.

ログ提出URL:https://www.rsgbcc.org/cgi-bin/hfenter.pl

締切:4月2日 20:00 UTC (24時間以内

主催者URL:https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2023/rallband_ft4.shtml


2023年3月19日日曜日

UHV-10 WSPRとスキマーで比較

要注意!!! UHV-10 怪しい中古販売サイト

―・・・―

 前日組み立てたUHV-10、我が家のメインアンテナと比較してみました。

WSPRは方角、距離、S/N、相手の出力などのパラメータが分かるので、かなり客観的に比べることができます。

RedPitayaとSparkSDRを二組用意して、朝09時頃から14時30分頃までWSPRを並走させてみました。

バンドはSparkSDRの制限で7,14,21,28,18MHzの5バンドです。

僅差でTA-51jrチームの勝ち

結果は783対773と、僅差でTA-51jrチームの勝ちとなりました。

細かく見ていくと、UHV-10は早い時間の南側が完敗でした。

これは、UHV-10を3階の陸屋根に置いてあるため、南側が完全にブロックされているせいでしょう。

対して、DPは南北向けなのでサイドの東西方向が弱点です。

全体としては、UHV-10チームが期待以上の善戦でした。

夕方からは、UHV-10チームをRTTY Skimmerに衣替えして、BARTG HF RTTYに出てみました。


ハイバンドでEUの常連が良く見えていた

上手く同調できなかった28MHzも意外に良く捕捉していました。

JH8KYUさんもスキマーを動かして居られたようですが、同じようなタイミングで上がっていました。

2023年2月15日水曜日

CQ WPX RTTY 2023のスキミング(捕捉)結果

先週末は、CQ WPX RTTYでした。が、折悪しく日曜日の法事と重なって仕舞いました。

でも、せっかくなのでRTTYスキマーをセットして、秋田へ出かけました。

アンテナは、ナガラのV51jr(5バンド・バーチカル)

受信機は、RedPitayaです。

日曜の朝、RBNでJA発のRTTYスポットを検索してみましたが、他に動かしている方はいなかったようです。


RBN RTTY-JA

先ほど、スキマーのログをチェックしたところ、約1万件のCQを捕捉してました。

さっそく、キャブリロ形式に変換してSH5で処理してみました。

捕捉したCQと漏れなくQSOできたらどうなるか?と言う、究極の「捕らぬ狸の皮算用」です。hi



メインページ

かなりコンデションが良かったようで、10,066件のCQを捕捉しています。

ユニークコールは、840です。

CQを出さず、ランニング主体の局も多いので、千局近く見えていたようです。

1時間ごとの捕捉数は?

やはり、ハイバンドで北米がオープンする時間帯がピークです。

一番見えた局は?

VK4SNの235回がトップでした。

9A1Aの208回は、なかなかの回数です。

JAでは、JA6ZPRのごまがらクラブさんがトップでした。

JH4UTPさんも、頑張っておられたようです。

JM1XCWさんは、59回ですが、直接波が届くギリギリの距離で、かつ、アンテナの偏波が違うためデコード状態は良くありません。他のエリアでは、もっと見えていたと思います。

トップ10エンティティ?


1位のアメリカは順当です。が、2位はYBでした。勢いがありますね。

ただし、これは伝搬状態もあり、相当に水膨れしています。

デュープを除いた、ユニークQSOベースで見ると・・・・

やはりYBが2位でした

バンド別割合は?


15m (28%)のトップは想像どおりでしたが、40m (27.7%)の2番目は意外でした。

9A1Aあたりがずーっと見えていたようです。

アンテナの方向は?

スキマー用にバーチカルを使う利点のひとつは、ビーム方向を探れることです。(ダイポールでもサイドは切れるので、やはりバーチカルが向いているようです。)


これを見ていると、180° 反転できる巻き尺アンテナが欲しくなりますね。

 さて、最近、JAからのスポットが減っているのか、コンテスト中のQSOや終了後のメールで、スキマーについて礼を言われることがあります。

それもささやかなモチベーションになっています。

2023年2月9日木曜日

3Y0Jの不思議なデコード

世紀のペディションが始まりました。

昨晩(2月8日)、21.105MHzの3Y0Jは良く見えていましたね。

邪魔にならないように、WF上端で何度か呼んでみるも、早々に退散。

途中、気になるデコードがあったので、キャプチャー画面を巻き戻してみました。

見えてるだけでも60~70局のハウンド

気になったのは、この赤で囲った部分です。

拡大すると・・・

❔❔❔

タイミング的には、ご本尊からの送信だと思うのですが・・・

信号が強すぎて、受信機(ANAN-8000DLE)が歪んだ?

JTDXお得意の誤デコード?

不思議です。

2023年1月27日金曜日

--- BARTG RTTY SPRINT [1/28 2100 - 1/29 2059 JST] ---

名称:BARTG RTTY SPRINT

日時:1月28日12:00~29日11:59 UTC

バンド:3.5~28MHz 

周波数制限:← 新ルール

モード:RTTY

交信相手:JAを含む全世界の局

ナンバー:001形式のシリアルナンバーのみ (RSTは不要)

ポイント:1QSO --- 1点

マルチ: DXCCエンティティ,JA,W,VE,VKのコールエリア,大陸の数(最大6).

※バンド毎ではなく,全ての運用を通して一回だけカウントされる.

スコア:QSOポイント×マルチ×大陸数(最大6)

ログ:Cabrillo形式のログをウェッブページからアップロードする.

URL: http://bartg.rsgbcc.org/cgi-bin/hfenter.pl

締切:2月5日(終了後7日以内)

主催者URL:http://www.bartg.org.uk

ルール詳細:https://bartg.org.uk/wp/wp-content/uploads/2022/12/bartg-sprint-rules-2023-v2.pdf

―・・・―

新ルール"周波数制限 (FREQUENCY LIMITS)"について・・(少し補足しました)

BARTGの関係者に尋ねてみました。

FT8の普及などにともなう、世界的なバンドプランの議論やRTTYコンテスト時のIBP侵害などをふまえて、新たに追加したそうです。

ルール上、7030~7039kHzや3520~3535kHzでのJA同士の国内QSOも零点(マルチにも無効)になることについては、BARTGでも認識していて、議論があったそうです。で、

最終的に「7040~7045kHzと3599~3612kHzが使えるんじゃないの?」という理由で、JAも例外にしなかった。との事でした。

「いろいろ気にかけてくれてありがとう」と返事をしました。

どこかの国の連盟よりは、よほど状況を理解しているようです。 指がすべって仕舞いました。hi

従来の世界的なRTTYバンドプランからは少し上に外れますが、(3599~3612kHzで)JA同士のアクティビティがあれば、DX局から声が掛かるかも知れません。

7MHzについては、(特にFT8の国内QSOを考慮すると)恐ろしく窮屈になりますが、譲り合うしかなさそうです。

また、14099~14101kHzの無効化については、数年前にJARTSが厳格化した際は「余計なことを・・・」という、無言の圧力も感じたのですが、方向性は間違ってなかったようです。

2023年1月22日日曜日

WSPRの誤デコードとアップロード

ハイバンドの調子が良いようです。

ANAN-8000DLEとThetisで、28MHzのFT8にちょっかいを出していたのですが、

少し目を離したすきに、VAC(とくにTx側)が止まることに気が付きました。

この問題はWSJT系モードの定番トラブルですが、

USBのセレクティブサスペンドを無効にすることで解決していた筈です。

WindowsかWSJT-Xのアップデートか何かで、復活したのでしょうか?

現象の再現と対策のため、28MHzのWSPRを起動して、間隔を空けて送信してみることにしました。

それとは別に、RedPitayaの5バンドWSPR受信機とHelmes Lite 2 のLF/MF WSPRを動かしていました。

--- ここまでは前振りです ---

さて、夜中に目を覚ましたので、「LF/MFの状況はどうかな?」とモニターを覗いて、びっくり仰天!

136kHzと474.2kHzで、これでもかと言うくらい7L4IOUをデコードしていました。

どうやらフロントエンドの飽和などによる受信機内のスプリアスか、電源やLANからの回り込みで28MHzの信号を誤ってデコードしているようです。

というか、1台のパソコン上で動いているので、何があっても不思議はないのですが・・・

慌てて、WSPR Netを覗くと

1つアップされていた

「何でだろ?」首をひねって、思い出しました。

秋田での受信状況と比較したいと思って、

例の中華パチモンループ+Helmes Lite 2+Spark SDRをJA7KBR-1で追加していたのでした。

ここらか上がって仕舞ったようです

上のバンドなら、「そう言う事もあるよね」で済む(済まない?)のですが、

まるで継子いじめのような条件がついているため(PLC問題のしっぺ返しではと勘繰っています)、許可が貰えないLF/MFでは無免許運用と邪推されかねません。

慌ててスポットをオフにしました。

同じことは5MHz帯でも起こりかねないので、WSPRやPSKRへのアップは要注意ですね。

用心、用心。

2022年11月11日金曜日

--- South Jakarta FT8 [11/12 1700~11/13 1700 JST] ---

South Jakarta FT8 DX Contest 

 

ORARIの南ジャカルタ支部から、FT8コンテストのご案内が届きました。

名称:South Jakarta FT8 DX Contest 

日時:2022年11月12日 08:00 - 13日08:00 UTC

            (2022年11月12日 17:00 - 13日17:00 JST)

交信相手:JAを含む全世界の局

バンド:40M (7.080 - 7.090 MHz)

モード:FT8

ナンバー: Grid Locator

※設定は "WW Digi Contest"を使用する

部門:シングルオペレーター

ポイント

 ・自国とのQSO: 5点

 ・同じ大陸の他の国とのQSO: 10点

 ・異なる大陸の他の国とのQSO:10点

 ・YB局とのQSO:15点

 ・チャレンジポイント: 7AØCとのQSO: 50点

マルチ:

 ・エンティティ毎に 1

 ・プリフィックス毎に 1

ログ:カブリロ形式のみ受付

提出:Webのリンクから行う

締切:2022年11月20日

ルール詳細:https://sjdxcontest.com/rules/ft8

2022年10月31日月曜日

狭帯域ミニホイップの状況

136kHz用の狭帯域ミニホイップですが、心配が的中して温度変化による共振周波数の変動に泣かされています。

プローブをヤマアラシにした後も、それなりに受信できています。

昨晩は、5つのサブモードで、合わせて142件をデコードしていました。

Hermes Lite 2 とSparkSDRを使って5つのスレッドで受信

一度は、作った頃の最低温度を狙ってコンデンサを抱かせたのですが、

気温の低下とともに高くなって行き、夜半には目的周波数を超えてしまいます。

その結果、受信信号のSNが同調周波数で左右され、受信レポートとしての信頼性にかける、トホホな状態です。

最終的な同調周波数も、FETの発熱と外気温の平衡で決まるようなので、ひょっとすると、コアの辺りを保温してやると、変動が緩和され早くバランスするかも知れません。

が、それはそれでFETの過熱が心配になります。

もう少し対候性のある入れ物を見つけて、物理的な(特に熱に関連する)形状を決めてから調整する必要があるようです。

もう少し悩んでみます。