昨日の午後、目の端に妙なものがチラつきました。
毛皮の帽子でも引っ掛かっているのか?と思いきや
ノラ猫さんが気持ちよさそうに眠っていました。
熟睡中
今日は、はっきりしない天気になりそうです。
FT8やWSPRの受信用にと思っていましたが、SparkSDRでも送信可能と分かりました。
また、数年前にHiQSDRと組合わせで使っていたQUISKが、ずいぶん実用的に仕上がっていて驚きました。
と云う訳で、遅まきながら送信部のテストをしてみました。
もし規定の5Wに達しなかったら・・・
と手取り足取りの解説があり、巻き直し用の被覆線まで着いてきました。
https://github.com/softerhardware/Hermes-Lite2/wiki/Build8-Notes
実は、シムを止める際に余計な板ネジまで付けてしまったので、戦々恐々です。
バイアスを調整してキャリアを出すと
すんなり5W出てきました
他のバンドもコンスタントに5Wをクリアしました。
ヤレヤレ、ひと安心です。
すっかりHL2にハマって仕舞いました。
気になっていたのがこのメニューです。
SparkSDRのノートによると、iqデータを複数のMultipskへ直接送信送れるようです。
http://www.ihopper.org/radio/SparkSDR.avalonia-help.html
そう言えば、この2~3年はほとんどMultipskに触っていません。
まずは、最新版をインストールしました。
http://f6cte.free.fr/index_anglais.htm
ありったけのモードを並べたようなメニューが妙に懐かしく感じられます。hi
しばらく見ないうちに、ずいぶんたくさんのモードや機能も追加されたようです。
この多機能なソフトが、Delphi 6の無償パーソナル版で書かれていることにも驚かされます。
「弘法筆を選ばず」と言うのは本当なのですね。
さて、道具を広げてみたものの、使い方がさっぱり分かりません。
アダコダ(ああだこうだの秋田弁です)1~2時間もチョシマワシテたら、やっと動きました。
ところが、肝心のRTTYやPSKの信号が見当たりません。
しょうがないので、ダミーロードからのお漏らしを拾ってみました。
それにしても、面白いことを考えるものですね!
昨日HL2にインストールしたSparkSDR、明け方から3.5,7,14,21の4バンドのWSPR受信にセットしてみました。
17時前に覗いて見ると・・・
7メガが一番多くて177、14が150、3.5が68、21がたったの2つでした。
全体に少なく、特に21は強い局だけしか拾えなかったようです。
設定ミスでしょうか?
設定ミスと云えば、4バンドしかセットできなかった理由もよく分かりません。
14を見ると・・・・
久しぶりのVE3KCLです
お日様が当たった数回だけ発射したのでしょうか?
昨年の暮れにトロントから放流されたようです。
テレメトリーも受信しているので後で解読して見ましょうかね。
昨日の解読比較、もう少し改善の余地がありそうです。
Web上の情報を見て行くと、使用しているAD9866というICには受信用のアンプが備わっていて、−12dBから+48dBまで1dBステップで制御できると書いてありますが、HPSDRからの操作が分かりません。
大事なところを見落としているようです。
アナログデバイセズのAD9866データシート
そんな訳で、前後が反対ですがHermes Light 2 (HL2)の紹介ビデオを見るところから始めました。
Hermes-Lite: Amateur Radio SDR
https://www.youtube.com/watch?v=qlgq52IIUo8
確かに受信ゲインコントロールのことも話しているようです。
それと、4分過ぎから話している Digital Skimmingの話が俄然気になりました。
RedPitayaなどでのスキマーとはかなり異なる方法のようです。
プレゼンで紹介しているSparkSDRというソフトをインストールしてみました。
Spark SDR <http://www.ihopper.org/radio/>
結果は予想外に面白いです。
百聞は一見に如かずとか・・・
キャプチャーしたスクリーンを貼っておきます。
比較を分かりやすくするためFT8で比べていますが、個人的にはWSPRなどのビーコンに良さそうです。
もちろん同じバンドで、複数のモードを解読することもできます。
HL2が6メータをカバーしていないのが残念
と云う訳で、理屈は分からないのですが、非常に面白いシステムです。
送信機能もあるので、拡張してコンテストに対応してくれると
FTxコンテストのSO2R用にピッタリかも知れません。
今のところ、送信をサポートしているのはHL2だけのようです。
送信はそのうち気が向いたらと思ってましたが、早めに手続きする事にします。
先ずはケースに入れましょう。
前後のパネル
アルミかと思ったら、薄い両面基板でした。
表は見たまんまですが、後ろの裏面は外部とのインターフェース用のパターンになっていました。
HR50リニアやPureSignal、汎用IOまで、思いつきそうな項目は網羅されているようです。
https://github.com/softerhardware/Hermes-Lite2/tree/master/hardware/enclosure/endcaps/kf7o/hl2_40b
これは楽しみです。
放熱用のシムは、マニュアルの通りキツキツでケース内面の塗装を削り、シムと擦り合わせてピッタリでした。
ナットを探していたらL型の板ナットがあったので、一緒に有った薄い銅板と重ねて・・・
多少は放熱の助けになるでしょうか?
しかし、後から考えると、コアに近いので出力に影響するかも知れません。
送信をチェックしてからにするべきでした。
ケースはピッタリでした。
ただ、LAN用のジャック、ハンダ付け時に少しズレていたたようです。
ごくわずかですが、電源ジャック側が干渉しました。
鑢で数回攫ったらギリギリで入りました。
なお、パネルの4隅のビスが皿螺子でした。元々のアルミ板ようだと思うのですが、飛び出してヘンなので有り合わせのトラス螺子を使ったのですが、バランス悪いですね。
LANケーブルを繋いだら、LEDのステータスは正常です。
IPアドレスを探すのに少し手間取りましたが、設定すると何という事もなく受信が始まりました。
周波数が10Hz程ズレていたので、14.075MHzで周波数とS9のキャリブレーションをしておきます。
寝る前に、ふと思いついて、7メガのWSPRをセットして床に就きました。
トラップバーチカル → 2分配器 → (7L4IOU) SunSDR 2 + ExpertSDR2 + WSJT-X
→ (JA7KBR) Hermes Light 2 + PowerSDR + WSJT-X
という構成です。
夜明けに覗いてみると、ずーっとこんな感じでした。
Hermes Light 2 (以下HL2)が、コンスタントに3dB負けています。
が、ふとしたタイミングで勝つこともあります。が、受信機ではなくパソコンが原因かもしれません。いずれにしても、HL2の完敗です。
しかし、確かに負けるのは仕方がないとしても、3dBは差が大きすぎます。
パラメータの設定か受信操作(ボリュームやAGCの調整)に問題がありそうです。
リモートで2~3時間いじって、14メガのWSPRを受信してみました。
途中で設定を少し変えましたが、ほぼ互角です。
また、SSGの最小レベル(-136dB)でも、AF出力のウォーターフォールは同じように見えていました。
WSPRのような信号では、ほとんど差が無いようです。
だとしたら、ザックリ12万円ほどで売られている「SunSDR2 QRPって何?」と言うことになってしまいます。https://sunsdr.eu/product/sunsdr2-qrp/
しかし、心配には及びません、なかなかの貫禄を見せてくれる場面もあります。
今夕の147メガ、我が家のバーチカルでは良く見えませんでしたが、T6AAの出現でそこそこの混みようでした。
T6AAからの応答ピリオド
T6AAへのラブコール
この傾向は、午前中の14も全く同じでした。
例えば、HL2の12bitを新聞の粗い写真、SunSDR 2の16bitを週刊誌のグラビアに譬えると・・・
20人くらいの集合写真なら、粗い写真でもだいたいの顔が分かる。40人を超えると、グラビアのほうがはっきり見える。と言ったところでしょうか?
あくまでも、素人の思い込みです。
昨日の夕方、お年玉が届きました。
中から出てきたのは
11月11の独身の日、11月26日のブラックフライデー、12月のクリスマスセール・・・
手を替え品を替えて届くRedPitayaの売り出し案内に、もう一つ欲しいな~と思ってしまう自分がいました。
と言うのは、気に入っていたQRP用のProficio SDRトランシーバ、3.3V系がトラブっており、レギュレーターを疑っていたのですが、どうやらその先のCPUかコーデックのICがショートしているようで、里帰りの相談中でなのです。
そうは言っても、SDR用のSDRlab 122-16 は良いお値段です。
https://www.redpitaya.com/p52/sdrlab-122-16-standard-kit
税金だの送料だのを足すとザックリ6万円。
それに、スイッチング(送受切換)ボード、LPFも要るし・・・・と言う訳で物欲を封印していました。
そんなときに何かの拍子で、こんなものを見つけてしまいました。
Hermes Lite 2
https://www.makerfabs.com/hermes-lite-2.html
2~3年前には売り切れだったのですが、受付を再開したようです。
フィルターボードとケース+送料を足しても$313とのこと、ざっと、RedPitayaの半値です。
ついポチッて仕舞ったのがクリスマスの早朝、約3万3千円の散財でした。
年が明けて、1月11日に発送したよ!との案内がありました。
が、翌々日に届いたのはちょっと驚きました。
さて、12bitは如何でしょうね?
HFでは問題ないような気もするのですが・・・
唯一の工作として、放熱用のシムを取り付けるための、穴あけが必要なようです。
https://www.makerfabs.com/desfile/images/Shim-in-Position-to-Slide-in-Place.jpg
しばらく遊べそうです。
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今朝の新聞に、イギリス全土で学校閉鎖を含む3度目の都市封鎖(ロックダウン)とのニュースが載っていました。
最初のロックダウンのHope QSO Partyを思い出し、RSGBのホームページを見たところ、
Christmas Hope QSO Party
と題した企画が始まっており、FT4が今夜の2130~2300 JSTで設定されていました。
ルールはこちら↓
https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2020/rhqpxmas.shtml
コンテスト設定はNAVHFで、QRGは標準のFT4周波数です。
JA同士のQSOも有効です(とは言っても、バンドプラン上14メガだけですが)。
見えておりましたら、よろしくお願いいたします。