2021年1月14日木曜日

Hermes Lite 2 - 2、SunSDR2との解読比較

先ずはケースに入れましょう。

 前後のパネル

アルミかと思ったら、薄い両面基板でした。

表は見たまんまですが、後ろの裏面は外部とのインターフェース用のパターンになっていました。

HR50リニアやPureSignal、汎用IOまで、思いつきそうな項目は網羅されているようです。

https://github.com/softerhardware/Hermes-Lite2/tree/master/hardware/enclosure/endcaps/kf7o/hl2_40b

これは楽しみです。


放熱用のシムは、マニュアルの通りキツキツでケース内面の塗装を削り、シムと擦り合わせてピッタリでした。

ナットを探していたらL型の板ナットがあったので、一緒に有った薄い銅板と重ねて・・・

多少は放熱の助けになるでしょうか?

しかし、後から考えると、コアに近いので出力に影響するかも知れません。

送信をチェックしてからにするべきでした。

ケースはピッタリでした。


ただ、LAN用のジャック、ハンダ付け時に少しズレていたたようです。

ごくわずかですが、電源ジャック側が干渉しました。

鑢で数回攫ったらギリギリで入りました。

なお、パネルの4隅のビスが皿螺子でした。元々のアルミ板ようだと思うのですが、飛び出してヘンなので有り合わせのトラス螺子を使ったのですが、バランス悪いですね。

LANケーブルを繋いだら、LEDのステータスは正常です。

IPアドレスを探すのに少し手間取りましたが、設定すると何という事もなく受信が始まりました。

周波数が10Hz程ズレていたので、14.075MHzで周波数とS9のキャリブレーションをしておきます。

寝る前に、ふと思いついて、7メガのWSPRをセットして床に就きました。

 トラップバーチカル → 2分配器 → (7L4IOU) SunSDR 2 + ExpertSDR2 + WSJT-X

                                → (JA7KBR) Hermes Light 2 + PowerSDR + WSJT-X

という構成です。

夜明けに覗いてみると、ずーっとこんな感じでした。

Hermes Light 2 (以下HL2)が、コンスタントに3dB負けています。

が、ふとしたタイミングで勝つこともあります。が、受信機ではなくパソコンが原因かもしれません。いずれにしても、HL2の完敗です。

しかし、確かに負けるのは仕方がないとしても、3dBは差が大きすぎます。

パラメータの設定か受信操作(ボリュームやAGCの調整)に問題がありそうです。

リモートで2~3時間いじって、14メガのWSPRを受信してみました。


途中で設定を少し変えましたが、ほぼ互角です。

また、SSGの最小レベル(-136dB)でも、AF出力のウォーターフォールは同じように見えていました。

WSPRのような信号では、ほとんど差が無いようです。

だとしたら、ザックリ12万円ほどで売られている「SunSDR2 QRPって何?」と言うことになってしまいます。https://sunsdr.eu/product/sunsdr2-qrp/

しかし、心配には及びません、なかなかの貫禄を見せてくれる場面もあります。

今夕の147メガ、我が家のバーチカルでは良く見えませんでしたが、T6AAの出現でそこそこの混みようでした。

T6AAからの応答ピリオド


T6AAへのラブコール

この傾向は、午前中の14も全く同じでした。

例えば、HL2の12bitを新聞の粗い写真、SunSDR 2の16bitを週刊誌のグラビアに譬えると・・・

20人くらいの集合写真なら、粗い写真でもだいたいの顔が分かる。40人を超えると、グラビアのほうがはっきり見える。と言ったところでしょうか?

あくまでも、素人の思い込みです。


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