2023年3月27日月曜日

要注意!!! UHV-10 怪しい中古販売サイト

Google で 次の3つをキーワードにして検索すると、7件の中古販売サイトがヒットします。(3月27日 15時現在)

"UHV-10" "今年の8月に購入しました" "使用期間は一カ月です"

アクセスして見ると、すべて同じ画像が使われています。

説明文の『使用期間は一カ月です。調整時のすりきは有りますが美品の部類に入ると思います 』となっており、""の脱字も一致します。

実は、まんまと引っ掛ってしまいました。

17日に注文、翌日連絡があったカタカナの女性名義の口座に振り込みました。

が、その後の送金連絡や配送の問い合わせメールには反応がありません。

今も、少し値段を変えた広告が掲載され続けています。

くれぐれも、ご注意ください!

送信もマァマァだったので、もう1本欲しいと思って探していて、引っ掛かりました。


2023年3月25日土曜日

過去6年間で最強の磁気嵐

昨日(3月24日)はコンディションが悪かったですね。

朝9時過ぎ、WSPRをチェックしたら、21や28MHzがスカスカです。

受信機かアンテナが壊れたかと思いましたが、

Solar Data/Propagationのコンディション表示は、80mから10mまで、すべて"Poor"で真っ赤になっていました。

結局、28MHz WSPRの北米は

最後に見えた、木曜日午前の

2023-03-23 02:22 K6ARE 28.126152 -24 0 CN80up +30 

から、土曜日の今朝

2023-03-24 21:56 WB7AJP 28.126157 -22 -1 CN87wl +33

まで、我が家には入感しませんでした。

"GEOMAGNETIC STORM"で検索して見ると・・・

https://tech.hindustantimes.com/tech/news/surprise-solar-storm-g4-class-geomagnetic-storm-hits-the-earth-strongest-in-6-years-71679647526188.html

過去6年で最強クラスの磁気嵐だったようです。

https://www.swpc.noaa.gov/news/g4-severe-geomagnetic-storm-alert-24-march-utc-day


なお、日本語の"磁気嵐"で検索しても、『地震がくるぞ~』的な趣味違いのサイトが多く、往々にして時間の無駄になります。

ほかの局は如何だったのかな?と思って、以前から指標の一つにしている、WSPRの距離ランキングを見ると・・・

77位(たぶん過去最高)

http://wspr.rocks/topspotters/topk.html


トップクラスの局も、通常の7割くらいの値です。

たまたま、コンディションの回復とハイバンドのオープンが重なった「まぐれ当り」のようです。hi

2023年3月21日火曜日

UHV-10 50MHzラジアル追加

要注意!!! UHV-10 怪しい中古販売サイト

ー・・・—

大外れの50MHzですが、取説を読むと・・・

『オプションの50MHz 帯用CGW-Telescopic22 を 取り付ける場合は、ロット長を約1.6m に設定してから、50MHz 帯のアンテナエレメントを調整することをお勧めします。』と書かれていました。

ラジアルで引っ張って、OCF(Off Center Fed オフセンター給電)気味にして、合わせるようですね。

IV線を1.6m切り出して、基台のL金具に付けてみました。

( 白く汚れているのは、雨が降りそうだったので、銅リボンとハンダ付け個所などの防錆にと思って、手近にあったペンキをペンキをスプレーしたせい。 )

結果は、予想通りでした。

赤はロッドの共振?

追っかけて、24と28MHzにもトライしたのですが・・・

駄目でした

取説には『・・・VSWR が下がらない場合があります。この場合、各アンテナエレメントの取り付け位置を変えてみてください。』とも書かれていたので、21,24,28,50の下側4個、あちこち場所を変えてみました。が、当たりクジはありませんでした。hi

めちゃくちゃに干渉するようで 、S11 PhaseやS11 R+jXは乱れており、少し動かしても大きく変化します。

どうしても、VSWRのディップを28.5より下に持ってくることができませんでした。

ただ、取説には28.5と29.0に合わせた図が載っており、かつ、下側が急に高くなっているので、こういう傾向なのかも知れません。

負け惜しみで言えば、共振はしているので、それなりに見えるようです。

日が暮れたので、シャックに戻って、測ってみると・・・

とばっちりで・・・

21MHzがヅッコケてました orz


2023年3月19日日曜日

UHV-10 WSPRとスキマーで比較

要注意!!! UHV-10 怪しい中古販売サイト

―・・・―

 前日組み立てたUHV-10、我が家のメインアンテナと比較してみました。

WSPRは方角、距離、S/N、相手の出力などのパラメータが分かるので、かなり客観的に比べることができます。

RedPitayaとSparkSDRを二組用意して、朝09時頃から14時30分頃までWSPRを並走させてみました。

バンドはSparkSDRの制限で7,14,21,28,18MHzの5バンドです。

僅差でTA-51jrチームの勝ち

結果は783対773と、僅差でTA-51jrチームの勝ちとなりました。

細かく見ていくと、UHV-10は早い時間の南側が完敗でした。

これは、UHV-10を3階の陸屋根に置いてあるため、南側が完全にブロックされているせいでしょう。

対して、DPは南北向けなのでサイドの東西方向が弱点です。

全体としては、UHV-10チームが期待以上の善戦でした。

夕方からは、UHV-10チームをRTTY Skimmerに衣替えして、BARTG HF RTTYに出てみました。


ハイバンドでEUの常連が良く見えていた

上手く同調できなかった28MHzも意外に良く捕捉していました。

JH8KYUさんもスキマーを動かして居られたようですが、同じようなタイミングで上がっていました。

2023年3月17日金曜日

WSPR用 UHV-10

要注意!!! UHV-10 怪しい中古販売サイト

―・・・―

WSPR用のバーチカル、正午から夜にかけての接触不良(接触回復?)が続いています。

あげてから6年ほどになりますが、実は2年くらい前、上端の3.5MHz用ハットのネジが外れて落ちてきたのをはじめ、満身創痍といった感じです。

何れオーバーホールが必要です。

そんな訳で、代わりのアンテナを物色していたのをAIに見つかってしまったようです。

Webを見ていると、アリさんはじめ、アンテナの広告がこれでもか?とばかりに表示されるようになりました。

結構多いのは、EFH (End Fed Half Waves)系のアンテナですが、いくつか試したものの、良い結果が得られていません。

次が、ミニホイップ系ですが、これは試行錯誤中です。当地で使うには、中波大電力局がネックです。

昨秋買ったばかりの、ループ系もしつこく表示されますが、利点である指向性(サイドの切れ)が問題です。

やっぱりバーチカル系かな?と思って、あれこれ見ていたら、コメットの多バンド垂直アンテナがチラつくようになりました。

結局、まんまと乗せられて買って仕舞いました。

17,600円也

何かのキャンペーンだったようで、思ったよりも安く買えました。

この手の、モービル系というのでしょうか?M型プラグに取り付けるアンテナは使ったことがありません。

ベースをどうするか? ホームセンターを散策してこんなものを買い込みました。

不思議なことに、一か所だけドリルの歯が立たなくて、穴が浅くなってしまい手持ちの短いネジで誤魔化しました。

石でも入っていたのでしょうか?

後々トラブルの種になるかも知れないので、覚えておかないと・・・

L型のステンレス金具は某オークションで購入しました。

配線は以前作ったバランを根元に入れようと思ったのですが、Uポルトが干渉して付けられませんでした。バラして使いましたが、同軸を通した蓋が付いたままで不格好ですが、しばらくこれで様子見です。

気休めに噛み合わせ個所にニスを塗りました。

さて、問題はアース(グラウンド)です。

取説では、『約5m 程度のIV 線(5 ~ 10 本)をラジアルとしてご用意していただき、M 型コネクタ接合部分に取り付けてご使用ください。』

5mのIV線を10本張れる人は、こんなアンテナ使わないだろ!とつっ込みたくなります。hi

愚痴を言っても仕方がないので、鉄筋との静電結合に期待して、トタン板を敷いてみることにしました。

薄い銅板をリボンにしてはんだ付け

この状態で、NanoVNAをつないでみたら、49MHzあたりに同調していました。

50MHzは使えないかもしれないな?と嫌~な予感がしました。

お次は、コイルの取り付けと調整です。

取説には、『組み立てる前に! 梱包袋を開封致しましたら、下記のリストに従って各部品の数量を確認してください。(本製品に予備品は入っておりません)』と書かれてます。

で、並べて見ると・・・・3.5MHz用がない!

梱包前に、余っている部品が無いか確認してくださいね!

21MHz用のラベルが3.5MHzのコイルに貼られていました。

21MHzは裸です。3.5MHz用のラベルが余ったはずですが、確かめなかったのでしょうか。

まぁ、分かりやすい間違いでよかったです。

一通りコイルとエレメントを取り付けて、同調周波数をみました。

〇 3.5から21MHzは、(SWRの高低は別にして)同調点が明瞭でした。

△ 24と28はお互いに干渉しました。どちらかを外すと、反対側はストンと落ちるのですが、両方付けるとお互いに引っ張られるようです。

☓ 50MHzはやはり大きく下に外れていました。

手元のNanoVNAを見ながら楽しい時間を過ごしていると、あっという間に日が暮れてしまいました。

日没試合終了

シャックから見た各バンドの様子はこんな雰囲気です。

3~60MHz

3.5MHz

7MHz

10MHz

14MHz

18MHz

21MHz

24MHz

28MHz
マーカー1を24に、マーカー2を28に合わせるのか?

50MHz
予想通りの大外れ、GNDからのリボンが長すぎたのか?

2023年3月11日土曜日

桜?林檎?

昨日は暖かい一日でした。

お昼過ぎ、近所の小学校を通りがかったところ、

校庭のわきにきれいな花が咲いていました。

ずいぶんと気の早い桜だな~と思って近づいてみると。


ちょっと違う感じです。

近所の方(だと思う)が居られたので尋ねてみたら、姫林檎では?との事でした。

林檎は桜のあとのような気がするのですが・・・

秋の、答え合わせの、楽しみができました。

2023年3月8日水曜日

受信用バーチカルの不調

ここ暫く、V-5jrで受信しているWSPRの受信状況が芳しくありません。

先月のWPX RTTYでは、WSPRを止めてスキマーを動かしましたが、捕捉数も以前の感覚だと、かなり見劣りします。

可笑しいな~

という訳で、短縮DPのTA-51jrと一緒に7.0386MHzのWSPRを受信してみました。

WSPRだけだと寂しいので、それぞれのRX2で8.006MHzのJG2XAを受信して、ドップラーグラムをプロットさせてみました。

右側のV-5jrチームに、あまり見かけたことのない妙なスパイクだあります。

接触不良でしょうか?

さらに、昼過ぎに見ると・・・

大変なことになってた!!!

ちょっと聞いてみるか、とヘッドホンを耳にかけたら・・

スパイクのプロットと録音個所を対応させたのが下の絵です。

ビックリ仰天!


切断状態がデフォルトで、たまたま接触した際の「正常動作」がスパイクの正体でした。

ただ、不思議なことに日没とともに頻度は減るようです。熱で膨張するとくっ付くのでしょうか?

コロナ禍に入ってから、高いところに上がるのは避けていました。

まあ、仕方ないですね。ヤレヤレ