2024年7月31日水曜日

JG2XA(8.006MHz)の擾乱 2024/07/29 11:30 jst ― デリンジャー現象

ここ数日のドップラーグラムを見かえしていて、ふしぎなパターンを見つけました。

7月29日の11時30分JST過ぎ、8,006kHzで入感していたJG2XAの電離層反射波が乱れた後、およそ5分間レベルが(たぶん耳では聞こえないほどに)低下。

その間、直接波と航空機の反射波はしっかり見えています。

11時40分過ぎからは、電離層反射波のレベルが徐々に戻ってきました。


似たようなバターンは、元旦の能登半島地震でも見られましたが、大きな地震は無かったはずです。

また、今回の変化は、よりゆっくりで穏やかなようです。

そう言えば・・・

思い出したのは、NICTのメール配信です。

NICTのバックナンバーにアクセスしてみると・・・

これか!?

おもしろいものですね。

p.s.

ご本家、HFDOPEのプロットにもしっかり記録されていました。

Fujisawaの周波数、少しズレてるのは勿体ないですね。


2024年7月7日日曜日

QST 8月号の面白アンテナ

配信されたQSTの2024年8月号を眺めていたら、面白いアンテナを見つけました。

New Products at Hamventionという記事の1カットですが、

COMPACtennaという20/40m用のコンパクトアンテナだそうです。


(縮小してます)

メーカーのホームページ↓

https://compactenna.com/#PH6

例によって、E&H fieldsをどうとかこうとかした、USパテント取得済のアンテナだそうです。

"US9407001B2"で検索すると特許情報を見ることが出来ました。

(縮小してます)

素人目には、"目的の周波数に"共振(ホール)のあるフィルムコンデンサにしか見えません。

Youtubeのビデオでは、チョークを入れたような、結構長めの同軸が気になりました。

入手先に上がっている、DX EngineeringとHam Radio Outletのリンクを見ると、目出度く完売のようです。

お値段は如何ほどだったのでしょうね?

まぁ、どんなアンテナでも無いよりは益し。と言いますから・・・

右隣の6m(2エレ)/10m(モクソン)のデュアルバンドアンテナは、なかなか良さそうです。

が、ARRLで売っているのにはちょっと驚きました。↓

https://home.arrl.org/action/Store/Product-Details/productID/2018039112

「入門者用ビームアンテナ」という意義付けもあるようですが、商売も上手ですね。

値段は$299.95だそうです。

パラスティック給電の6mは、(パイプではなく)紐と電線でも良いのでは?と思ってしまうのは貧乏人の性ですね。hi

--- 07/08 追記 ---

COMPACtennaの件、

値段は載ってるよ。と教えてもらいました。

見落としていたようです。


ずいぶん良い値段ですね!

2024年7月6日土曜日

Hexbeam - ペンキ塗り

毎日暑いですね。

そろそろ送信用のアンテナに手を着けようと思います。

第一候補は、コロナ前に友人から譲ってもらったHexbeamです。

なんやかんやで、5年越しになってしまいました。

スプレッダーを箱から取り出していたら、指先がチクチクしました。

グラスファイバー特有の痛さです。

マズイなぁ!と思ってよく見ると、ホースクランプの締め付けによる傷が何か所かありました。

何か対策した方が良さそうです。

メーカーのページを調べると、FAQに塗装を薦めるページがありました。

Paint my Hexbeam?

https://www.k4kio.com/paint-my-hex/

文字通りの箱入り娘で、ほとんど日に当たっていませんが、化粧しておこうと思います。

FAQでは黒を薦めていましたが、青(スカイブルー)にしました。

白よりは目立たないのと、なぜか一番安かったのです。hi

ワイヤー金具を取り外し

各パイプの塗装

組付け

乾かす間に受信アンテナをいじったりして、まる半日屋上にいましたが、直射日光と照り返しで、砂浜にでもいるような暑さでした。

疲れて早寝したら、深夜に目が覚めてしまいました。