2022年10月19日水曜日

ANAN-8000DLEファームウェアのバージョン・ダウン

9月末の CQ WW RTTYに、ANAN-8000DLEを投入しましたが、Sequence errorによる異常停止が頻発して、散々な目に会いました。

Thetisにしてから気になるエラーが出ていました。

Sequence error:265

マニュアルやフォーラムのやり取りを見ると、このエラーは、ANANからPCに到達するUDPパケットストリームのパケットが欠落している場合に表示されるようです。

となると、思い当たるのはRTTY Skimmerの起動です。

RTTY Skimmerは、CPUのロードが100%に張り付くほど、計算機のリソースやネットワークを酷使します。

スキマーを止めると多少は改善するのですが、結局は時間の問題で、いつの間にか止まってしまいます。

QSOの途中で止まらなかったのは、不幸中の幸いでした。

対策を探すと、カテゴリー6のケーブルを使え。とか、ギガビットクラスのスイッチングハブに取り替えろ。とか、ネットワークに関連付ける傾向があります。

その辺りは、言われるまでもなく気にはしていて、pingを打ってみると・・・

RedPitayaはすこぶる快調なのに、ANANは時間もかかるし時々タイムアウトしています。
やはり、ANAN側に問題があるようです。

でそんな中、とあるフォーラムで「解決した」という書き込みを目にしました。

SOSを出したところ、「ファームウェアをプロトコル1に戻した」との事でした。

思い返すと、冒頭のエラーはプロトコル1からプロトコル2にバージョン・アップしたころから発生するようになった気がします。

ソフトのThetisを疑っていましたが、ファームウェアの所為だったようです。

それじゃ早速、と思いましたが、ファームウェアの入れ方をすっかり忘れて仕舞いました。

マニュアルを眺めながらブートローダをインストール

インストールはスムーズですが、起動すると・・・・

ダメ―

DLLが足らないとかで、ドツボに嵌まって仕舞いました。

ウィンドウズを11にしたせいでしょうか?

いろいろ見ていると、プロトコル2ではWebベースのプログラマーが使えるようです。


各ステップでコマンドを手入力するのが面倒ですが、おかしなものを書き込むと厄介なので、間違えないように・・・

プロトコル1の古いファームウェアのrbfファイルを指定して、入れ替えを始めます。


ドキドキします

終わりました
ここは、心臓に悪い消去終了ではなくて、書き込み完了のような感じにしてほしいですね。
ハードとソフトを再起動すると、レスポンスも心なしか早くなったような気がします。
JARTSの開始には間に合いませんでしたが、スムーズに動き出しました。

JARTS参加中の画面
RTTYの解読は2 ToneとMMTTYを見比べています。
送信は、AFSKの波形がきれいな2 Tone側で行ってします。
コンテスト終了後はそのままWSPRに切り替えて動かしていますが、頻繁なエラーや停止が嘘だったかのように、安定して稼働しています。
ヤレヤレ


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