2025年8月12日火曜日

GOES X-ray plotsとVLF SID

 太陽活動が激しかったせいか、先週はコンディションが悪かったですね。

 何となく、SDRangelのSIDグラフを見ていたら、GOES衛星のX線グラフと良く一致しているのに改めて驚きました。

 当初は、Kiwi SDRの1チャンネルで受信していましたが、LANの不具合や混雑でデータが飛んでしまうため、受信機の代わりのサウンドカード(ワンコイン・ドングル)に、アクティブアンテナの出力を直接入力して、振幅をプロットしています。

 SIDを拡大すると、こんな感じです。

 これ程見事に一致していると云うことは、同じ現象を別の窓から見ているのかも知れないですね。

 VLFの観測で地震予知ができるという説もあるようですが、これ程にお天道様の影響が大きい事は知っていたのでしょうか。

 それとも、よほど上手い引き算の方法でもあるのでしょうかね?


2025年8月9日土曜日

HamSCI Meteor Scatter QSO Party

 ARRLのメールニュースを見ていたら、面白そうな案内が流れていました。

HamSCI Meteor Scatter QSO Party

https://hamsci.org/msqp

 HamSCIというグループが流星散乱波(MS)による、QSOパーティーを開催するそうです。

 ちょっと意外なのですが、HF帯のシンボルレート規制があったアメリカでは、ごく最近まで28MHz帯でMSK144を使うことができませんでした。

 そのため、HF帯のMSは未開拓のようで、ルールの先頭に「科学目標」として、その辺りも列記されています。

 採点方法等々まだ検討中のようですがルールはこちらです。

https://hamsci.org/msqp-rules

 QSOは難しいかもしれませんが、SWL部門も予定しているようなので、ワッチだけでもトライしたいと思います。

 コンテスト規約風に書き出すと、こんな感じです。

―・・・―

名称:Meteor Scatter QSO Party


I)目的:6メートルおよび10メートルの流星散乱観測から、研究価値のあるデータを生成する。


II)日時

 ・ペルセウス座流星群―2025年8月11日 0000~8月12日2400 UTC

            2025年8月11日 0900~8月13日0900 JST

 ・ふたご座流星群  ―2025年12月12日 0000~12月13日2400 UTC

            2025年12月12日 0900~12月14日0900 JST

 ※ほとんどの流星散乱(MS)は現地の早朝に起こる。


III) バンドとモード

 周波数:28.145MHz, 50.260MHz 

 ・どちらも一般的なMS呼出周波数

 ・両バンドで運用できる場合、20分間隔(xx:00, xx:20, xx:40)で両バンドを交互に運用することを推奨。


 モード:MSK144のみ


IV)ナンバー:グリッドスクエア


V)運用補助:pingjockey.netなどを利用してQSOの機会を探すことを推奨。 ただし、すべてのQSO情報は無線を介して交換すること。


VI)参加方法:終了後に公開される、MSQPエントリーフォームからADIFログを提出する。


VII)採点と認定:検討中

・送信局と受信局の最高得点を記録した電子証明書。

・すべての参加者に電子的な参加証。


VIII)MSQPエントリーフォーム:準備中

ルールURL:  https://hamsci.org/msqp-rules