2022年2月1日火曜日

SparkSDRの不思議なドリフト

ドップラーの観察に使う受信機ですが、

最近のSDR受信機は、複数周波数の受信が売り物の一つです。

WSPRやFST4Wの受信では、Hermes Lite-2やRed PitayaとSparkSDRの組み合わせを便利に使ってきました。

ところが、SparkSDRには妙な癖が有ったこと思い出しました。

昨年11月、136kHzの信号をWSJT-Xのウォーターフォールで見たときのものですが、

デバイスはどちらもHL-2

左側のSparkSDRは、軌跡が一斉にヒョコッと下に動いています。

左下は、SparkSDRの信号をSpectrum Labで拡大したものです。

右側のPowerSDRは、まったく動いていません。

CPUの負荷が影響しているのでは?と思い、モニターしてみましたが、相関は見られませんでした。

いずれにしても、解読には影響が無いようだったので、そのままにして仕舞いました。

ー・・・ー

今回のドップラーグラムは、小さな周波数の変化を見るものなので、これではお話しになりません。

HL-2とSparkSDRを使って、日光から送信されているNDB信号を、2つのサブ受信機で受信してみました。

389kHz NDB (JD)

1番目のサブ(?)受信機は、上の写真と同じような動きです。

2番目のサブ受信機は、動きと回数が目立って増加しました。

これでは、使い物になりません。

デバイスをRed Pitayaに代えても、ほぼ同じ現象が再現されました。

説明が難しいのですが、現象を整理してフォーラムで尋ねてみたいと思います。

                                                   ー・・・ー

また、他のソフトはどうかなと思って、ひと頻り試してみたところ、

SDRunoが同じような持病を持っているようです。

RTL-SDR + SDRuno


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