4月中旬に注文していたラジオが届きました。
どう云うわけか、「あきるの市」になってましたが、迷わずに届きました。インターフェースの手直しや新しいソフトの試用では、送信のモニターが欠かせません。トランシーバやSDR受信機は他にもあるのですが、アースや何かが繋がっていると適当なレベルに絞るのは中々大変です。ノートPCでSDRを動かす手もありますが、PCの起動やソフトを立ち上げるのも面倒です。
こんな時、SSBを受信できるバッテリー式のラジオがあれば気軽にチェックできます。
と云うわけで、以前からDEGENのトランジスタラジオを重宝していましたが、数年前、コンクリート床に落としてから、チューニングが飛ぶようになってしまいました。それでも、騙し騙し使っていたのですが、いよいよ反応しなくなりました。
いろいろ物色していると、しばらく前に話題になっていた"Malahit DSP SDR"のバチモンがお手頃の価格になっていました。
アンテナの有無で500円ほどの差
Malahit(マラカイト) DSP SDRは、RX9CIM, R6DAN, R6DCYの三氏が共同開発した、100kHzから1GHzまで受信できるSDR受信機です。(現在のソフトは200MHzまで?)
本家ロシアのサイト
http://hamforum.ru/viewtopic.php?t=193
日本語では、KG・・・さんのサイトが非常に良くまとまっていて秀逸です。興味のある方はアクセスしてみてください。
http://blog.livedoor.jp/bh5ea20tb/archives/cat_136171.html
容積はDEGENのほぼ半分です。胸ポケットは無理ですが、上着のポケットには何とか入りました。
単体としては、心配したような不具合は無いようです。(気が付かないだけかも?)
用事のついでに3Kmほど離れた公園で受信してみました。
スペクトラムも見れるのでモニターには打って付け
で、マニュアルを眺めているとUSBケーブルを通してPCに接続できると書いてあります。
さっそくUSBを抜き差しすると、サウンド関係に三つ、シリアルに一つのデバイスが追加されていました。
しかし、この段階ではサウンドの入出力として認識されておらず、HDSDRなどからは使えません。
パズルのスタートです
あーでもない、こーでもない。とチョシマワシタ結果、なんとかMalahitのIQ信号を取り込めるようになりました。
HDSDRとの間で、CATによる周波数とモードの同期とIQ信号の取り込みができるようになりました。
屋上のアンテナから送信したSunSDR2の14074チューニング信号を1回のMalahitで受信。
USBで接続したパソコンに送ったIQサウンドの信号をHDSDRで表示しています。
問題は、PC側のHDSDRのダイアルと信号の位置(周波数)関係がズッコケている事です。
サイドバンドやアップダウンの方向は合っているのですが・・・
もう少し悩んでみます。
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