2022年11月12日土曜日

中華RX用プリアンプ - 2号機到着

 追加でボチッた中華受信用プリアンプ

2~3日前に2台目(以下、2号機)が到着しました。

宿題が終わったので、様子を見てみました。

2号機、30dBのATTが入っています


2号機 - 素晴らしい!

1号機の「HFならこれで良いかも」のパターンとは全く違いました。


1号機 - HFは十分

NanoVNA Saverを立ち上げてプロットを比較すると・・・

青:1号機 茶:2号機

見事なくらい差が付きました。

何処でこんなに差がつくのだろう?

取り出して並べてみました。

左:1号機、右:2号機

トランジスタはやはり削られていて判読できませんでした。

パッケージの規格は同じようですが、#2の方が気持ち大きいかな?という感じです。

あとは、D1やL3など品番や値は同じですが、異なるメーカーのようです。

気になっていたトランスは、どちらもバイファイラ10回で、ツイスト無しです。

#2の特性を見ると、ツイストの有無は決定打にはならないようです。

実は、同じ日にポチっていた自称2SC5551が届きました。

後で、取り換えてみたいと思います。


2022年11月11日金曜日

--- South Jakarta FT8 [11/12 1700~11/13 1700 JST] ---

South Jakarta FT8 DX Contest 

 

ORARIの南ジャカルタ支部から、FT8コンテストのご案内が届きました。

名称:South Jakarta FT8 DX Contest 

日時:2022年11月12日 08:00 - 13日08:00 UTC

            (2022年11月12日 17:00 - 13日17:00 JST)

交信相手:JAを含む全世界の局

バンド:40M (7.080 - 7.090 MHz)

モード:FT8

ナンバー: Grid Locator

※設定は "WW Digi Contest"を使用する

部門:シングルオペレーター

ポイント

 ・自国とのQSO: 5点

 ・同じ大陸の他の国とのQSO: 10点

 ・異なる大陸の他の国とのQSO:10点

 ・YB局とのQSO:15点

 ・チャレンジポイント: 7AØCとのQSO: 50点

マルチ:

 ・エンティティ毎に 1

 ・プリフィックス毎に 1

ログ:カブリロ形式のみ受付

提出:Webのリンクから行う

締切:2022年11月20日

ルール詳細:https://sjdxcontest.com/rules/ft8

2022年11月1日火曜日

中華RX用プリアンプ

受信用のプリアンプなど見ていたのを、AIに嗅ぎ付けられました。

で、まんまと物欲を刺激されてこんなものをポチって仕舞いました。

ストアの対応も丁寧で、10日ほどで届きました。

早速、蓋を開けて見ると・・・

(某国製の機械は、通電前の目視点検が必須です)


何だか、何処かで見たような基板です???

それに、こう言っては何ですが、リレーの使い方などは、明らかに文化が違います。

記憶をたどって、ここに行き着きました。

https://hamparts.shop/rx-small-preamp-with-2sc5551-in-box.html

ホームページに掲載されている写真を見ると、基板は瓜二つです。

目につく違いは、BY版のトランスがツイストされていない事くらいです。

が、2SC5551である筈のトランジスタ、マークが良く見えません。

アルコールで拭いてみましたが・・・・

削られているようです

何でわざわざ削ったのでしょうね???

「2SC5551で無いことを知られたくなかった?」

   →   そんなデリカシーは無いでしょうね。

「安くて良いデバイスを知られたくない?」

   →   彼らなりのトレードシークレットでしょうか。

校舎だったら(最近のMS IMEひどくないですか?)

後者だったら嬉しいので、ザックリと特性を見てみました。

10kHzから150MHzを見ています。

30dBのアッテネータが入っています

目的のHF帯です。

ゲインを頑張り過ぎのような気も

下端の様子です。

下限は800kHz辺り

なお、電源は12.5Vのバッテリー、バイアス測定用端子での電流は53.8mAでした。

回路や基板はQRO.czを完コピしているようです。


https://hamparts.shop/blog/rx-small-preamp-2sc


電源オフでスルーになるのは、良いですね!

IMDの特性は分かりませんが、余りに酷いようだったら、素性の知れたトランジスタ(入手出来たら2SC5551)に取り替える手があります。

知財権等のモヤモヤはありますが、基板やケースの質感も良いので、つい追加を一つポチってしまいました。hi

--- 11/2 追記 ---

オリジナルて使われている2SC5551AEですが、

Dで始まる大手の販売サイトでONSEMIの正規品を扱っています。

価格は見積もり依頼を出すようにとの事、10個で尋ねたところ、最低ロットは1000個で、値段は617ドルの返事がきました。

単価は、消費税を入れて約100円/個とお手頃なのですが、1000個も要らないですね。hi


2022年10月31日月曜日

狭帯域ミニホイップの状況

136kHz用の狭帯域ミニホイップですが、心配が的中して温度変化による共振周波数の変動に泣かされています。

プローブをヤマアラシにした後も、それなりに受信できています。

昨晩は、5つのサブモードで、合わせて142件をデコードしていました。

Hermes Lite 2 とSparkSDRを使って5つのスレッドで受信

一度は、作った頃の最低温度を狙ってコンデンサを抱かせたのですが、

気温の低下とともに高くなって行き、夜半には目的周波数を超えてしまいます。

その結果、受信信号のSNが同調周波数で左右され、受信レポートとしての信頼性にかける、トホホな状態です。

最終的な同調周波数も、FETの発熱と外気温の平衡で決まるようなので、ひょっとすると、コアの辺りを保温してやると、変動が緩和され早くバランスするかも知れません。

が、それはそれでFETの過熱が心配になります。

もう少し対候性のある入れ物を見つけて、物理的な(特に熱に関連する)形状を決めてから調整する必要があるようです。

もう少し悩んでみます。

2022年10月21日金曜日

狭帯域ミニホイップのヤマアラシ・プローブ

先日書いた、静電気の解放が目的と思われる仕掛(カラクリ)。

気になって仕方がありません。

あれこれキーワードを変えて検索していたら、こんな絵に行き当たりました。


Static Charge Disrupter, “Porcupine” Non-Flared

https://thewireman.com/product/static-charge-disrupter-porcupine-non-flared/

"Porcupine"はヤマアラシだそうです。

注目してほしいのは此処です。

また、

"static"と"discharger"で検索すると、

https://aerosavvy.com/static-discharges/

がヒットしました。

帆船時代の怪奇現象「セントエルモの火」が、現代の航空機にとっても大きな課題になっており、ここでもディスチャージが課題になっているようです。

これらの飛行機の動画、理屈ではわかっているつもりでも、怖いですね!

https://youtu.be/Py5mkrrcLPU

で、アンテナに戻ると・・・

ダイポールは「何分の一波長」とか言われるように、「波(イメージとしては電流)を拾っているのだろうな」と感じます。

ミニホイップは?と言うと、「波の欠片(イメージとしては静電気)のような物を拾い集めている」ように感じます。

オリジナル・ミニホイップは、平面で一網打尽に吸着して無害化(中和)しているような気がします。

と言うことは、もし、静電気のような物にも可逆性があるなら、

逃がす仕組みのヤマアラシは集めるのも上手では?

と妄想した訳です。hi

こんな物を作ってみました。

スカートは、棘が自分に刺さらないように履かせました。

さて、どうなりますか・・・・


2022年10月19日水曜日

ANAN-8000DLEファームウェアのバージョン・ダウン

詐欺に注意!

当ブログの画像や説明を使っている販売店は詐欺サイトです

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9月末の CQ WW RTTYに、ANAN-8000DLEを投入しましたが、Sequence errorによる異常停止が頻発して、散々な目に会いました。

Thetisにしてから気になるエラーが出ていました。

Sequence error:265

マニュアルやフォーラムのやり取りを見ると、このエラーは、ANANからPCに到達するUDPパケットストリームのパケットが欠落している場合に表示されるようです。

となると、思い当たるのはRTTY Skimmerの起動です。

RTTY Skimmerは、CPUのロードが100%に張り付くほど、計算機のリソースやネットワークを酷使します。

スキマーを止めると多少は改善するのですが、結局は時間の問題で、いつの間にか止まってしまいます。

QSOの途中で止まらなかったのは、不幸中の幸いでした。

対策を探すと、カテゴリー6のケーブルを使え。とか、ギガビットクラスのスイッチングハブに取り替えろ。とか、ネットワークに関連付ける傾向があります。

その辺りは、言われるまでもなく気にはしていて、pingを打ってみると・・・

RedPitayaはすこぶる快調なのに、ANANは時間もかかるし時々タイムアウトしています。
やはり、ANAN側に問題があるようです。

でそんな中、とあるフォーラムで「解決した」という書き込みを目にしました。

SOSを出したところ、「ファームウェアをプロトコル1に戻した」との事でした。

思い返すと、冒頭のエラーはプロトコル1からプロトコル2にバージョン・アップしたころから発生するようになった気がします。

ソフトのThetisを疑っていましたが、ファームウェアの所為だったようです。

それじゃ早速、と思いましたが、ファームウェアの入れ方をすっかり忘れて仕舞いました。

マニュアルを眺めながらブートローダをインストール

インストールはスムーズですが、起動すると・・・・

ダメ―

DLLが足らないとかで、ドツボに嵌まって仕舞いました。

ウィンドウズを11にしたせいでしょうか?

いろいろ見ていると、プロトコル2ではWebベースのプログラマーが使えるようです。


各ステップでコマンドを手入力するのが面倒ですが、おかしなものを書き込むと厄介なので、間違えないように・・・

プロトコル1の古いファームウェアのrbfファイルを指定して、入れ替えを始めます。


ドキドキします

終わりました
ここは、心臓に悪い消去終了ではなくて、書き込み完了のような感じにしてほしいですね。
ハードとソフトを再起動すると、レスポンスも心なしか早くなったような気がします。
JARTSの開始には間に合いませんでしたが、スムーズに動き出しました。

JARTS参加中の画面
RTTYの解読は2 ToneとMMTTYを見比べています。
送信は、AFSKの波形がきれいな2 Tone側で行ってします。
コンテスト終了後はそのままWSPRに切り替えて動かしていますが、頻繁なエラーや停止が嘘だったかのように、安定して稼働しています。
ヤレヤレ


2022年10月17日月曜日

JARTSログ受付アドレスからのエラーメッセージについて

de 7L4IOU

JARTS 2022へのご参加、ありがとうございました。

ログが届いているにも関わらず、以下のようなエラーメッセージが

返信される場合があるようです。

もし同様のメッセージが届いた場合でも、数分後に

7L4IOU <qqfd-------->

から、「Dear YL/OM」で始まる受領メッセージが届いている場合、

ログは受け付けられています。

なお、実際にエラーが発生して、メールが届かない事態も考えられます。

もし、メールを送信してから3日が経過しても、ログ受領リスト↓に掲載されない場合は、

http://jarts.jp/Submitted_log_2022.htm

お手数ですが、ログを再送してください。

よろしくお願いいたします。

73 出島 7L4IOU


----- エラーメッセージの例 -----

> From: Mail Delivery Subsystem <MAILER-DAEMON@〇〇〇〇〇〇〇〇>

> Sent: Monday, October 17, 2022 1:54 PM

> To: 〇〇〇〇〇〇〇〇

> Subject: Returned mail: see transcript for details

> The original message was received at Mon, 17 Oct 2022 13:53:28 +0900 (JST) from 〇〇〇〇〇〇〇〇 > 

>    ----- The following addresses had permanent fatal errors ----- <log@j----->


>     (reason: Insufficient permission)

>    ----- Transcript of session follows -----

> maildrop: maildir over quota.

> 550 5.0.0 <log@---->... Insufficient permission

----- おわり -----