2020年2月19日水曜日

RedPitayaのヒートシンク換装

FT-1000に内蔵しようと思っているRedPitaya。
可愛いヒートシンクが着いています。
狭いところに押し込んだときの過熱が心配です。
先日購入してきたヒートシンクに交換してみました。

新旧のヒートシンクです。


装着したところ


ファンの入力電圧は12Vです。大丈夫かな?

回りました!

勢いは今一つですが、冷え方は問題ないようです。
電圧の低い分、寿命が延びてくれると良いなー。

で、
取り外したついでに、下に隠れているCPUやADC周りを写しておきました。


受信性能を左右すると思われるADCは、アナログデバイセズのLTC2185です。
14ビット版のRedPitayaは、LTC2145です、
ちなみに、SunSDR2 ProにはLTC2209が使われているそうです。
この三種類、データシートの効能書きを見比べると・・・


2209のSNRは、本文では5MHz Input (2.25V Range, PGA = 0) 77.1dB
30MHz Input (2.25V Range, PGA = 0) 76.8dB
となっていました。
SNRよりも、SFDRの違いが大きいようです。

SFDRというのは初めて目にしました。
検索してみると、「SFDRはSpurious Free Dynamic Rangeの略で、日本語では通常そのままカタカナ読みでスプリアスフリー・ダイナミックレンジと呼む・・・」のだそうです。

「これだけは知っておきたいアナログ用語:SNRとSFDR」 EDN
https://ednjapan.com/edn/articles/1301/28/news003.html

データシートをざっと眺めていくと、
入力の推奨回路が、RedPitayaとそっくりです。
同じトランスを使っています

じつは、14ビット版の1台。
データシートの真似をして改造したのですが、ICに直付けした配線が切れてしまったようで、聞こえなくなっています。
どちらのトランスも、mouserで買えそうなので注文してみようかな?

そう言えば、SDR化の方は、電源周りの部品が手持ちでは足りませんでした。
電車代の方が高いし、わざわざ人混みに交じることも無いと思い、通販でお取り寄せ中です。

0 件のコメント:

コメントを投稿