2022年4月10日日曜日

ANAN-8000DLEの手直し

しばらく前、某オークションでANAN-8000DLEをポチッてしまいました。

100万円のトランシーバはあまり欲しいと思わないのですが(負け惜しみです)、この手の箱モノが大好きです。

最初は冷やかしのつもりでしたが、つい熱くなって、開局以来、もっとも高額の無線機になってしまいました。(とは言っても、たかが知れてますが hi) 

我ながら、困ったものです。

出品時の説明では、いろいろご苦心されたようなので、

到着時、何はともあれ、SGとダミーをつないで動作を確認しました。

第一印象は「恐ろしくノイズフロアが低い!」でした。

レベルが合っていないのかな?と思い、-70dBを放り込んで校正したところ、入力レベルと表示は一致するようになりました。

送信は、容量の大きい電源(13.8V 40A)が無かったので、200Wは確認できませんでしたが、100Wは安定して出力します。

出品者の方には「快調に動作しました」と連絡して、取引を完了しました。


その後、スイッチング電源を入手し宿題の提出も終わってので、

昨日、引っ張り出してアンテナをつないでみました。

21メガが賑わっていて、そこそこ見えているのですが、皆さんが送っているレポートよりも10~20dB低いようです。アレ~

ただ、バンドやアンテナを切り換えると、スゥ~と良く見えることがあります。なんだこりゃ!

到着時は、レベルだけ確認していましたか、Spectrum Labをウォーターフォールを見ると・・・

-100dBを入力したのにS/Nが全く上がりません。

NC/NRの取引です、こんなこともあるでしょう。

アパッチのトランシーバは、回路図はありませんが、オープンソースのHPSDRベースなので、HPSDRの資料で見当は付きそうです。

こうなると居ても立ってもいられません、さっそく開腹してみました。

なかなか確りした作りです

でアンテナに近いところから見ていくと・・・

このコネクタが緩んでいました!

放熱器を兼ねた仕切り板の裏側のHERMESボードとのケーブルがキツキツで、何かの拍子(加速度?)に引っ張られたのでしょうか?

引っ張ると、少しだけ余裕ができたので、締め直しました。

念のため、他のコネクタも当たりましたが、大丈夫でした。

で、SGの信号で確認すると・・・・

SGの最小レベル -136dBmでも、しっかりとS/Nが確保出ました。

最悪の場合ボード交換も覚悟しましたが、修理とも言えない手直しで済みました。

ヤレヤレと言うわけで、

上手い晩酌でした。\(^o^)/


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