2025年4月11日金曜日
ディプレッション・リグ
2025年4月8日火曜日
2025年4月6日日曜日
アクティブダイポール - 弓弦形エレメント
懸案の雨対策ですが、せっかくダンポールを使っているので、その撓りを活用したいと思います。
と言うか、当初はエレメントの長さを片側1mと想定していたので、添わせるしかありませんでした。
(最寄りのホームセンターで買えるのは2mものが最長)
実際に作ってみると、KiwiSDRを前提にすると1mは明らかに長すぎました。
切り詰めていくと、片側50Cmでも長すぎるような感じです。
ミニホイップのプローブを考えれば、先に気が付きそうなものですが・・・
現物をいじっていて、思いついたのがこの形です。
AD370(上)、2SK170 x2(中)、3SK291 x2(下)
エレメントとダンポールの両端をテグスで結び、弓状にしてみました。
結び目に雨水が着きますが、もし影響が大きいなら、やりようは色々あるでしょう。
一番下は、SMDの実装を工夫してみたアクティブダイポールの最新版です。
所謂エージングを軽く見ていましたが、作った直後と2~3日経過してからでは、結構違いがあるようです。
その間にお亡くなりになる場合もありますが・・・
2~3日様子を見たいと思います。
2025年4月4日金曜日
アクティブダイポールは雨が苦手?
KiwiSDRのSNスコアを見ていると、AD370と2SK170x2のアクティブダイポール組の値が良くありません。
どうやら雨の後は、ガクンと下がるような気がします。
エレメント自体が濡れるのは仕方が無いのですが、添わせているダンポール(FRP製のトンネル支柱)との間にも雨水が溜まるのが良くないようです。
と言うのは、1mくらいまで近づくとノイズフロアが変動するくらい敏感なのです。
エレメントの傍で手を動かすと、貴方はテルミンか?と言うくらい影響します。hi
このあたり、ひと工夫も二工夫も必要なようです。
それでは聞こえなくなるか?というと、そうでもありません。
感度と一緒にノイズフロアも下がる感じで、VLFのアルファ航法波がよく入感していました。
もっとも、VLFは海中の潜水艦でも受信できるそうですから、あまり影響が無いのかも知れません。
今朝は3波が聞こえていました
念のため、フィンランドの局にアクセスしてみました。
この局は、300mのワイヤーアンテナを使っているとの事。Mapを開いてみると、素晴らしいロケーションです。
300mのラインを引くと、こんな感じになります。
我が家に当てはめると・・・
見ない方がよかったかな?
まぁ、無い物ねだりは止めておきます。hi
2025年3月31日月曜日
"active antenna preamplifiers" ham radio May 1986
あい変わらず、アクティブアンテナで遊んで(遊ばれて?)います。
切っ掛けは、年末に見つけたham radio誌のアーカイブです。
面白そうな記事を拾い読みしていたら、この記事に行き当たりました。
1986年5月号に掲載された、 R.W.Burhans氏の"active antenna preamplifiers"という記事です。
年末に作った2SK2394のミニホイップとよく似た回路が載っていました。
こちらの方が、同軸ケーブルからDCを取り出す際のチョークコイル(アンプ側のバイアスT)をトリファイラ巻トランスで兼用しているので、極シンプルです。
コイルとコンデンサが減る、損失も減る、間違える可能性も減ると云うわけで、一石三鳥ですね!
説明を読むと、分からないところがありました。
48ページ"inductive feedback and input capacitance"の
"A circuit that can reduce the input capacitance and improve the linearity for MOSFETs involves a noiseless feedback method"と"with the FET input capacitance reduced to pratical levels comparable to ..."
というくだりです。
インダクタンスと静電容量が互いに打ち消し合うのでしょうか?
それとも、NFB 電流あるいは電圧によって、静電容量が物理的に減少するのでしょうか?
しばらく悶々としましたが、電気も物理も基礎を知らないので、答えにたどり着けません。
前後しますが、あるメーリングリストで教えを乞うたところ、
OK1VAW Vojtech OMから、
『簡単に説明してみます。はい、インダクタンスとキャパシタンスは互いに打ち消し合っています。これが共振回路の仕組みです。昔、真空管に多くの内部キャパシタンスとフィードバックがあったとき、中和が使用され、これもこの原理に基づいていました。アクティブ回路でこれがどのように機能するかは少し複雑で、回路をシミュレートして何が起こるかを確認する必要があります。負帰還はゲインを低下させますが、入力インピーダンスも改善できます。』
とのご教示を頂きました。
"中和(neutralisation )"の単語で、ストンと合点が行きました。
他のメンバーからも、いろいろアドバイスなどを頂きました。
当時のデバイスを前提にした工夫で、原理や考え方は今も正しいが、
S/Nもリニアリティーも優れた現代のデバイスを活用する方が合理的。
と云うことのようです。
とは言え、いくつかN-M0S FETがあったので、ダメ元で試して見ました。
先ずは、VN2222
転ばぬ先の杖で、シミュレーションしてみました。
テスターで確認
回路は記事のままで作りました。(3.3Megは10Megの3パラ)
バイアス電圧が高すぎたようで、かなり熱くなりました。
S/Nも感度も思ったより良かったのですが、残念ながら翌日に昇天してしまいました。
2N7002は、
すこしノイズが多いものの、感度はVN2222以上に良かったのですが、これも数日後に昇天してしまいました。
作り方が悪いのか、SMDは放熱が難しいですね。
また、丈夫さが売り物のMOS FETでも、固定抵抗で決め打ちした、あてずっぽうのバイアス電圧では無理なようです。
ここで、思い出したのがソビエト製の、KP901BというFETです。
ハムジャーナルなどで紹介されていた、VMPシリーズと同じように使えるとの事で、大昔にeBayで買っていました。
5円玉で放熱できるので安心感はあります。
性能はVN2222と同じような傾向ですが、IMDはかなり良い感じでした。
ローノイズの2SK2394と比べるのは、少し酷かもしれません。あちこち引っ掻き回していたら、2SK170が出てきました。
オーディオ用のデバイスは、Cin故に高周波では使えないと思い込んでいました。
が、NFBやLPF(ゲートに入れたコイルで構成)で中和できれば、HF帯なら実用になりそうです。
某オークションで見かけたので、追加を購入しました。
と言うのは、ミニホイップばかりでは面白くない(飽きた?)ので、AD370を目標に、アクティブダイポールを作ってみたかったのです。
先ずはシミュレーションから・・・
(当初のアップでは、シミュレーションの絵を間違えてました。現物はソース抵抗のない、もっとも単純な回路です。)
調整個所が無いため、デバイスの特性がそのまま出てきます。外れを引くと活けないので見ておきましょう。
結構そろってました
(初代2SK2394ミニホイップがその雷でやられたみたいで、感度が激落ちです。orz)
現時点で、KiwiSDRに接続していますが、不思議なことに、日中と夜間の感度の変動が少ないようです。
こちらもハイバンドは苦手ですが、11.9kHzのアルファや68.5kHzのBPC時報局は真っ昼間でも良く聞こえています。
URL http://ja7kbr2.proxy.kiwisdr.com:8073
この数日、3MHz辺りに汚い信号(ノイズ?)が出ています。困ったものです。
それでも、不思議なことに日中のSNRはJAでトップという場面を何度か目にしました。
どう云うことでしょうね?
この流れで、2SK2394のアクティブダイポールを作ったのですが、どこかを間違えたようで、IMDが滅茶苦茶です。orz
目標にしているDatong AD370 Active Dipole
URL http://21344.proxy.kiwisdr.com:8073
―・・・―
一つ忘れてました。
2SK2394 x2のミニホイップ、ham radio方式のシミュレーションと実物です。
どこまで近づけるかが課題
NFB用のリンクは、2巻にしたとこ約5uHでした。
このアンテナは、WEB-888につないでいます。
URL http://ja7kbr.proxy.rx-888.com:8073/
2025年3月3日月曜日
NWC 19.8kHz 停波?
VLFで昼夜を問わず良く見えていた19.8kHzのNWCが、今月に入ってから見えないのに気が付きました。
今朝の様子です。
2025'03/03 08:00 JST
WIKIPEDIAによると、
『この局はオーストラリア国防省がオーストラリアとアメリカに代わって運営・管理しており、太平洋西部とインド洋東部でアメリカ海軍、オーストラリア海軍、同盟国の艦船や潜水艦に超低周波(VLF)無線送信を行っている。周波数は19.8 kHz。送信出力は1メガワットで、南半球で最も強力な送信局と言われている。』
そうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Naval_Communication_Station_Harold_E._Holt
スクリーンキャプチャなどを辿ると、2月22日にはしっかり見えていましたが
3月1日の朝は見えなくなっていました。
アメリカの資金で運用されていたそうなので、マスク氏の(大ナタならぬ)大チェーンソーでぶった切られたのでしょうか?
日単位のスペクトログラムを見ると、VLF帯もなかなかの賑わいですが、北や西の危ない国が妙に元気なようです。
2025年3月1日土曜日
Small Loop Amp - LZ1AQ vs 2SC1815/2SA1015 Diff
あるフォーラムで2SC1815と2SA1015が話題になっていました。
「LZ1AQ possible changes」というスレッドです。
ドイツのあるフォーラムで、業界定番の「LZ1AQ型ループアンプは欠陥だらけ」という指摘がありましたが、どう思いますか・・・。と言うのがスタートでした。
私の第一印象は、世の中には怖いもの知らずの人がいるものだ!でした。Hi
元ネタへのURL↓にアクセスしてみると
https://www.mikrocontroller.net/topic/523344?page=1#6790749
結局のところ、シミュレーション上の話で、作ったことも使ったことも無いようです。
ちょっとガッカリしましたが、他人様のことは笑えません。
ただ、途中で示されている回路で2SC1815と2SA1015が使われているのが、興味を引きました。
出典:<https://www.mikrocontroller.net/attachment/527516/LoopSchaltungen.png>
また、「2SC1815/2SA1015のfTが低すぎる」という指摘に「Icを流せば400/500MHzまで上がる」と返答していたのは、私たちの常識と符合しています。
実際に、2SA1015がHF帯でもローノイズなのは、東京ハイパワー HL-400Jの受信プリアンプで実績があります。
さっそく真似っこのシミュレーションをしてみました。
数式で理解できる人から見れば、私もきっとカーゴ・カルトの一員なんだろうな?と思って、つい苦笑が浮かんでしまいました。Hi
2SC1815/2SA1015差動型ループアンプ
特性は素直で悪くないようです
あれ、C11極性を間違えてますね。
オリジナルのLZ1AQも走らせてみました。
LZ1AQループアンプ (2N2222 x4)
高域がガクッと落ちるのは、入力の0.3uHと100pFによるLPFの所為です。
外して見ると・・・
LPFをパス
2SC1815/2SA1015アンプと似た特性です。
コンデンサや出力トランスの値を増やすとそっくりになります。
先日AD-370を見たこともあって、足のある部品で作ってみたくなりました。が、
いっぱい有ったはずのトランジスタが見つかりません。抵抗も足りません。orz
ついでがあったので、秋葉原に途中下車して仕入れてきました。
トランジスタは、念のため特性をチェックしてみました。
2SC1815は意外に揃っていましたが、2SA1015は幾つか飛び出していました。
見ておいて良かった
例によって、ARCADで配置を検討し
差動型アンプ
コンデンサは、2.2uFと1000pFを死ぬまで使いきれないほど持っているので、それで間に合わせます。
LZ1AQ型アンプ
トランジスタはPN2222を買うつもりでしたが、互換のBTN2222A3の方が少し丈夫そうなので使ってみました。
チョークのインダクタンスが小さいのは、ハンダ付けしている内に、出力側トランスのリンクで代替できるのでは?と思いついて、実験もかねて小さくしてみました。
昨日の午後、以前のアンプと交換しました。
手前がLZ1AQ、奥が2SC1815/2SA1015、真ん中の2N5109はお休み中。
平井の再開発でしょうか?工事中のタワービルが、靄か花粉でかかすんで見えます。
花粉症にはつらい時期になりました。
肝心の結果というよりは途中経過ですが、
今朝の、1663.5kHz USBの受信動画です。
直線で約50kmの東京マーチスはどちらのアンテナもハッキリ・クッキリで面白くないので、
約290km離れた伊勢湾マーチスにトライしてみました。
送信出力は、10Wだそうです。
2SC1815/2SA1015差動型アンプ
少しエコーが掛かっているのは、録画時の影響のようです。
なお、下限の周波数は40kHzのJJYがやっとの感じです。
例の68.5kHzのBPCやAlphaはかすりもしませんでした。
13時JST前後の、8MHz JG2XAのドップラーグラム
信号が強いため、違いが良く分かりませんが、LZ1AQのノイズ(赤)は、明らかに低いようです。これらの受信機、幾つかのチャンネルをKiwiとWeb-888で公開しています。
興味があるようでしたら聞いてみてください。
Small Loop (LZ1AQ)
http://ja7kbr.proxy.kiwisdr.com:8073/
Small Loop (2SC1815/2SA1015 Diff) http://ja7kbr2.proxy.kiwisdr.com:8073
Active Dipole (AD-370)
http://21344.proxy.kiwisdr.com:8073
Mini Whip (2SK2394 x2)
http://ja7kbr.proxy.rx-888.com:8073/
―・・・―
少し補足します。
はじめに差動型を作ったのですが、Kiwi に接続した瞬間、BC帯の強烈な混変調にガッカリしました。
電圧を絞ったりしている内、Kiwiが飽和しているのに気が付きました。
3dBのアッテネータでは足らず、現時点では、差動型・LZ1AQ型の両チームとも、バイアスTとKiwiの間に10dBのアッテネータを入れています。
AD-370チームは、Kiwi2内蔵の可変アッテネータを5dBにセットしています。
過大入力に強い、本式の受信機をつなげば別の景色が見えるかも知れません。














































