2020年9月22日火曜日

80m 同軸STL(Small Transmitting Loop) vs 短縮DP - 2

同軸STLと短縮DPの比較、送受信のSNRを捏ね繰り回すとつい嵌まってしまいます。

例えば、WF7Wからもらったレポートです。

この局のQTHは、ワシントン州のPort Angelesというところだそうです。

WSPR NETの自己紹介では、IC7300と80mはDPを使っているようですが、飛びも耳も抜群で、羨ましい限りです。

こちらの日没グレイラインの0858zにIOU(Dp)とKBR(STL)が、-25で同時に届きました。

両方が一番暗くなる1130zに一旦底を打った後、

向こうの日の出グレイラインの1332zにピークに達し、

日が昇った、1400zには消感しました。

開きだしてからは、STLのKBRが-2dBくらい低いのですが、ピークでは殆ど差がないのと、オーブンとクローズがほぼ一緒なのは意外でした。

またSNRだけで見ると、2WとSTLのFT8でも、QSOのチャンスは十分に期待できます。

それにしても、短縮とはいえ全長約10メートルのDpと直径約1.6メートルのループでほとんど差が無かったのは驚きました。

回転半径で言えば、5メートルと0.8メートルです。

ごちゃごちゃと絡まりそうです hi

そんな訳で、もう1センチほど切り詰めて、3.573MHzに合わせてみました。

使い物になりそうな、SWRが2以下の範囲は3.570~3.580の約10kHzです。

昨晩も両方を動かしてみました。12時間はこんな感じです。

7L4IOU Dp + 2W

JA7KBR  Coax STL + 2W

南側を除くと、送受信ともにSTLに軍配が上がるようです。

斜めの屋根が反射板になっている可能性は否定できませんが、悪影響の方が大きいでしょうね。多分。


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