2025年5月25日日曜日

SDRangelでKiwiSDRを聞く

 JG2XA(5006kHz, 8006kHz)やAFN(1575kHz)を受信して、ドップラーグラムを見ています。

 GPSに同期した正確な周波数が売り物のKiwiSDRは、この目的にピッタリですが、問題は受信用ソフトです。「専用ソフトが不要で、ブラウザーだけで受信できる」というのもKiwiSDRの売り物のなのですが、この用途には使い難いと感じていました。

 芸が無いのですが、安直に別々のサウンドデバイスを割り当てたFireFoxを三つ立ち上げていました


 さて、ひょんな事から、SDRangelがKiwiSDRに対応していることを知りました。

https://github.com/f4exb/sdrangel/wiki

 さっそくダウンロードして試して見たところ、確かに、あっさりと接続できました。

 しかし、この後が続きませんでした。

 あらかじめプリセットされている機能はうまく動くのですが、単純なSSBの復調ができません。

 マニュアルを見ると、SSBDmodulatorをインストールすれば良いようですが、どこにあるのか分からないのです。

 WebやYoutubeのチュートリアルを見ても、最初の一歩が分かりません。

 ユーザーにとっては、基本中の基本で、説明する必要がないのかも知れません。

 手当たり次第にボタンを押したり、メニューを開いたりするのですが、チンプンカンプンです。

 延べ半日あまりポチポチやっていて、やっと見つけました。

このボタンでした!

 分かってしまえば何と云うことも無いのですが、最初のクリックでは、興味のない[ADS-B Demodulator]が出てくるためスルーしていましたが、スピンボタンをクリックすると、面白そうな復調機能がてんこ盛りでした。

 ツールチップの「Add channels」からすると、ちょっとアレ?な感じもしますが、郷に入っては郷に従えですね。hi

 最終的に、三つのWorkspaceに各周波数とサウンドデバイスを割り当てて、それぞれのドップラーグラムを併行して描けるようになりました。

 実際の受信画面はこんな感じです。

 中央の縦線は、28MHzのFT8でLUの局をコールした際の影響です。

 スプリアスと言うよりは、KiwiSDRが飽和したためのノイズですね。保護回路を入れたので、気軽に送信(たった10Wですが)できるようになりました。

 忘れるといけないので、備忘録代わりにアップして置きます。hi

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