2020年8月21日金曜日

160m用 マグネチック・ループ・アンテナもどき - スケール・モデル

泥沼化している160m用 マグネチック・ループですが、

初心(最初の思い付き)に還って、外付けコンデンサ無しを試したいと思います。


1回巻きコイルのインダクタンスと、シールドと芯線の間のキャパシタンスを見積もると、5C-2V5D2V系同軸の場合、ザックリ10メートルくらいの長さで共振するはずです。


全周10mのループというと、ほぼ28MHz用キュビカルクワッドの大きさです。

若いころの感覚だと「たったの10m」です。が、この齢になると一寸試してみるには、手強い大きさです。hi

そもそも、「自己共振を利用したループが、アンテナとして機能するのか?」も分かりません。


こんな時、門前小僧にできるのは「手を動かす」のみです。

という訳でこんな物をでっち上げてみました。

材料は同軸(2.5D-HQ)約1.7m、電線(1.6mm IV)約45Cm、CMC用コアのみで、コンデンサは使っていません。


いきなり体力測定をして壊しても詰まらないので、Omniaミリワットメータの限界以下でテスト中。

実は、20Wを超えたところで ERRORがブリンクして肝を冷やしました。

が、測定限界を超えたというミリワットメータの悲鳴でした。hi


20WのWSPRで2分間送信しても、SWRはビクともしませんでした。


3~4日まえから10MHzのWSPRを運用中ですが、直近のレポートはこんな感じです。

直近50レポートの距離順表示

シミュレーションでは、-17dBくらいのゲイン(ロス?)ですから、こんなところでしょう。

10MHz帯だと「何をやってるんだか」のレベルです。しかし、160mで、回転半径1.5Mのアンテナでこの値が再現できれば御の字と言えます。

主ループの直径は約55Cm

さて、どうなりますか・・・



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