アクティブダイポールの三作目です。
アドバイスを受けて、トランスのインダクタンスを大きくしてみました。
トランス
BN-73-202のトリファイラ6回巻きです。
同じ回数なのに、ずいぶん値が違っています。
484uHを初段に、529uHと514uHを後段に使いました。
なお、下の汚い板は珪藻土で出来たコースターです。耐熱性もあり、鏝の熱も逃げないので気に入っています。打ちっぱなしのコンクリートと、ゴシゴシ擦り合わせる少しキレイになります。
部品面
470uHのマイクロインダクターは、後で測ったところ、10MHzではRs=37.5Ω、C=6.989pFのコンデンサに変身することが分かりました。orz
ハンダ面と電圧
2SC4703のエミッター電圧が問題です。
シミュレーションでは+1.66Vです。上は+1.63Vで予定通りですが、下の+2.14Vは高すぎます。
発振を疑ってスペアナ(TinySA)で当たりましたが、信号は見つかりませんでした。
左右のバランスは明らかに悪く、216kHzや1728kHzの混変調が気になります。
nanoVNAのプロット
バイアスTの後ろに20dBのアッテネータが入っています。
実は、SDカードにキャプチャーを撮ったのですが、カードが抜け落ちて(飛び出して?)紛失してしまいました。ガッカリです。
泥縄ですが、SDカードのスロットにマスキングテープを貼り付けました。
NSVJ3910
ちなみに、初段のFETはCPH3910を予定していたのですが、自動車グレード?のNSVJ3910を使いました。
不思議なのですが、年末にオーダーした際、こちらが少しだけ安かったのです。
実物のマーキングはCPH3910と同じでした。
下側に取り付けますが、極性を合わせるため足を上面に向けて折り返して、裏返してハンダ付けしました。
(2SK2394で懲りたので)
現在の受信アンテナ
シャック脇陸屋根のループ三兄弟と、釣り竿に括りつけたアクティブダイポール一家です。
アクティブダイポールは、上からCPH3910+2SC4703組、AD370、J310+2SC3357組です。
エージングも進んできたところで、3日間のWSPR解読数を比較してみました。
#1: AD370
21MHzはトップですが、475kHzが良くありません。スプリアスでも有って邪魔しているのかと思いましたが、実際に見えていませんでした。両エレメントを短絡している1kΩを少し大きくしようかと考えています。
#2: AG5RT (HN1B01F)
昨年末に比べて見劣りするのは、中波帯阻止フィルターを止めて、10dBのアッテネータを入れたのが要因と思われます。中波帯のゲインが大きすぎるようなので、NFB回路のインダクタンスを調整して、高いほうに均すと良いかも知れません。
#3: AD(J310+2SC3357)
三組のアクティブダイポールの中では、一番混変調が少ないです。エレメントをもう少し長くしても良いかもしれません。
#4: AD(CPH3910+2SC4703)
今回のアンプです。トランスのインダクタンスを大きくした効果か、11.9kHz ロシアAlpha信号は一番よく聞こえるようになりました。半面、やはり高いほうが見劣りします。使用したマイクロインダクターにも問題がありました。電圧異常も気になるので、作り直しですね。
#5: AG5RT style (CPH3910 x2)
なんやかんやで、一番多く解読していました。中波帯の放送も良く聞こえます。
なかなか上手く行かないですね。でも、AD370の背中は見えてきた感じです。
もう少し頑張ってみます。
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