2026年1月15日木曜日

Active Dipole inspired by Datong - 3

アクティブダイポールの三作目です。

アドバイスを受けて、トランスのインダクタンスを大きくしてみました。


トランス

BN-73-202のトリファイラ6回巻きです。

同じ回数なのに、ずいぶん値が違っています。

484uHを初段に、529uHと514uHを後段に使いました。

 なお、下の汚い板は珪藻土で出来たコースターです。耐熱性もあり、鏝の熱も逃げないので気に入っています。打ちっぱなしのコンクリートと、ゴシゴシ擦り合わせる少しキレイになります。


部品面

 

470uHのマイクロインダクターは、後で測ったところ、10MHzではRs=37.5Ω、C=6.989pFのコンデンサに変身することが分かりました。orz


ハンダ面と電圧

 2SC4703のエミッター電圧が問題です。

 シミュレーションでは+1.66Vです。上は+1.63Vで予定通りですが、下の+2.14Vは高すぎます。

 発振を疑ってスペアナ(TinySA)で当たりましたが、信号は見つかりませんでした。

 左右のバランスは明らかに悪く、216kHzや1728kHzの混変調が気になります。


nanoVNAのプロット

 バイアスTの後ろに20dBのアッテネータが入っています。

 実は、SDカードにキャプチャーを撮ったのですが、カードが抜け落ちて(飛び出して?)紛失してしまいました。ガッカリです。

 泥縄ですが、SDカードのスロットにマスキングテープを貼り付けました。


NSVJ3910

 ちなみに、初段のFETはCPH3910を予定していたのですが、自動車グレード?のNSVJ3910を使いました。

 不思議なのですが、年末にオーダーした際、こちらが少しだけ安かったのです。

 実物のマーキングはCPH3910と同じでした。


下側に取り付けますが、極性を合わせるため足を上面に向けて折り返して、裏返してハンダ付けしました。

(2SK2394で懲りたので)


現在の受信アンテナ

 シャック脇陸屋根のループ三兄弟と、釣り竿に括りつけたアクティブダイポール一家です。


アクティブダイポールは、上からCPH3910+2SC4703組、AD370、J310+2SC3357組です。

エージングも進んできたところで、3日間のWSPR解読数を比較してみました。

#1: AD370

  21MHzはトップですが、475kHzが良くありません。スプリアスでも有って邪魔しているのかと思いましたが、実際に見えていませんでした。両エレメントを短絡している1kΩを少し大きくしようかと考えています。


#2: AG5RT (HN1B01F)

 昨年末に比べて見劣りするのは、中波帯阻止フィルターを止めて、10dBのアッテネータを入れたのが要因と思われます。中波帯のゲインが大きすぎるようなので、NFB回路のインダクタンスを調整して、高いほうに均すと良いかも知れません。


#3: AD(J310+2SC3357)

 三組のアクティブダイポールの中では、一番混変調が少ないです。エレメントをもう少し長くしても良いかもしれません。


#4: AD(CPH3910+2SC4703)

 今回のアンプです。トランスのインダクタンスを大きくした効果か、11.9kHz ロシアAlpha信号は一番よく聞こえるようになりました。半面、やはり高いほうが見劣りします。使用したマイクロインダクターにも問題がありました。電圧異常も気になるので、作り直しですね。


#5: AG5RT style (CPH3910 x2)

 なんやかんやで、一番多く解読していました。中波帯の放送も良く聞こえます。


 なかなか上手く行かないですね。でも、AD370の背中は見えてきた感じです。

 もう少し頑張ってみます。

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