2024年8月19日月曜日

大地震発生直前に観察される電離層異常発生の物理メカニズム

「巨大地震注意」が空振り(素振りだと言ってるようですが・・・)に終わったのは何よりでした。

地震予知は科学的に不可能という説が有力な一方、地震発生の約1時間前に電離層が変化したという観測もあります。

「2016年2月の台湾南部地震直前の電離圏異常を発見 -電離圏データ解析が大地震の減災・防災に資する可能性-」

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2019-10-17


こちらは、変化があったのは事実だと思いますが、偶然の一致では?というのが正直な感想でした。

最近、AIに嗅ぎつけられたらしく、しつこくお薦めされたページにアクセスしたところ、タイトルの論文に行き当たりました。

「大地震発生直前に観察される電離層異常発生の物理メカニズムを発見 ―地殻破壊時に粘土質内の水が超臨界状態となることが鍵―」

https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2024-04/2404_Umeno_IJPEST-f92bc5953540f5a5ac64d5bf8ba35cde.pdf


ヨーロッパ(イタリア?)で、地中の電気抵抗を調べて予知するという研究が行われていたようですが、目の付け所は一致しているようです。

研究が進むと良いですね。

2024年7月31日水曜日

JG2XA(8.006MHz)の擾乱 2024/07/29 11:30 jst ― デリンジャー現象

ここ数日のドップラーグラムを見かえしていて、ふしぎなパターンを見つけました。

7月29日の11時30分JST過ぎ、8,006kHzで入感していたJG2XAの電離層反射波が乱れた後、およそ5分間レベルが(たぶん耳では聞こえないほどに)低下。

その間、直接波と航空機の反射波はしっかり見えています。

11時40分過ぎからは、電離層反射波のレベルが徐々に戻ってきました。


似たようなバターンは、元旦の能登半島地震でも見られましたが、大きな地震は無かったはずです。

また、今回の変化は、よりゆっくりで穏やかなようです。

そう言えば・・・

思い出したのは、NICTのメール配信です。

NICTのバックナンバーにアクセスしてみると・・・

これか!?

おもしろいものですね。

p.s.

ご本家、HFDOPEのプロットにもしっかり記録されていました。

Fujisawaの周波数、少しズレてるのは勿体ないですね。


2024年7月7日日曜日

QST 8月号の面白アンテナ

配信されたQSTの2024年8月号を眺めていたら、面白いアンテナを見つけました。

New Products at Hamventionという記事の1カットですが、

COMPACtennaという20/40m用のコンパクトアンテナだそうです。


(縮小してます)

メーカーのホームページ↓

https://compactenna.com/#PH6

例によって、E&H fieldsをどうとかこうとかした、USパテント取得済のアンテナだそうです。

"US9407001B2"で検索すると特許情報を見ることが出来ました。

(縮小してます)

素人目には、"目的の周波数に"共振(ホール)のあるフィルムコンデンサにしか見えません。

Youtubeのビデオでは、チョークを入れたような、結構長めの同軸が気になりました。

入手先に上がっている、DX EngineeringとHam Radio Outletのリンクを見ると、目出度く完売のようです。

お値段は如何ほどだったのでしょうね?

まぁ、どんなアンテナでも無いよりは益し。と言いますから・・・

右隣の6m(2エレ)/10m(モクソン)のデュアルバンドアンテナは、なかなか良さそうです。

が、ARRLで売っているのにはちょっと驚きました。↓

https://home.arrl.org/action/Store/Product-Details/productID/2018039112

「入門者用ビームアンテナ」という意義付けもあるようですが、商売も上手ですね。

値段は$299.95だそうです。

パラスティック給電の6mは、(パイプではなく)紐と電線でも良いのでは?と思ってしまうのは貧乏人の性ですね。hi

--- 07/08 追記 ---

COMPACtennaの件、

値段は載ってるよ。と教えてもらいました。

見落としていたようです。


ずいぶん良い値段ですね!

2024年7月6日土曜日

Hexbeam - ペンキ塗り

毎日暑いですね。

そろそろ送信用のアンテナに手を着けようと思います。

第一候補は、コロナ前に友人から譲ってもらったHexbeamです。

なんやかんやで、5年越しになってしまいました。

スプレッダーを箱から取り出していたら、指先がチクチクしました。

グラスファイバー特有の痛さです。

マズイなぁ!と思ってよく見ると、ホースクランプの締め付けによる傷が何か所かありました。

何か対策した方が良さそうです。

メーカーのページを調べると、FAQに塗装を薦めるページがありました。

Paint my Hexbeam?

https://www.k4kio.com/paint-my-hex/

文字通りの箱入り娘で、ほとんど日に当たっていませんが、化粧しておこうと思います。

FAQでは黒を薦めていましたが、青(スカイブルー)にしました。

白よりは目立たないのと、なぜか一番安かったのです。hi

ワイヤー金具を取り外し

各パイプの塗装

組付け

乾かす間に受信アンテナをいじったりして、まる半日屋上にいましたが、直射日光と照り返しで、砂浜にでもいるような暑さでした。

疲れて早寝したら、深夜に目が覚めてしまいました。

2024年6月30日日曜日

KiwiSDRの再起動

29日の深夜、kiwisdr com経由でのアクセスが出来なくなってしまいました。

我が家のネットワーク障害かと思い、ルーターの再起動等々、いろいろやってみましたが、全く改善しません。

思案投げ首で、稼働している局のアドレスを眺めていると、リバースプロキシ経由の接続が無いのに気が付きました。

ひょっとしたら?と思い、フォーラムにアクセスしてみると・・・

kiwisdr comへのアクセスが急増したことから、対策をとるためにプロキシを止めたとの事でした。

フォーラムより

そう言えば、しばらく前からKiwiSDRへの長時間アクセスが増えており、航空機の位置をスポットするために、HFDLへアクセスするボットでは?との見立ても交わされていたのを思い出しました。

今朝アクセスしてみると、かなりの局が復旧していますが、我が家の受信機は見えません。

どうも、ボット対策済の最新ソフトにアップデートしないと活けないようです。

実は、WSPRやドップラーグラムのモニターを中断したくないので、自動アップデートはOFFにしていました。

仕方が無いので、マニュアルで最新版にアップデートしたところ、ようやく見えるようになりました。

http://ja7kbr.proxy.kiwisdr.com:8073/

しばらく自動アップデートを有効にしておきます。

いろいろな事があるものですね。と言うか、困った人がいるものですね。


2024年6月27日木曜日

KiwiSDR SNR点取り虫

この春先からチョシているKiwiSDR。

公開局のリスト↓に表示されるSNRが良い目安になります。

http://kiwisdr.com/public/

SNR:は、全帯域(0-30 MHz)とHF帯(1.8-30 MHz)が表示されます。

この値です

闇雲にいじっているうちに、何となく感じが掴めてきました。

どうやら、スコアを上げるセコ技があるようです。

・それなりのアンテナを用意する

・電源対策(スイッチング電源は要注意)

・コモンモード対策

・中波帯のオーバーロード対策(VHF帯も要注意)

といった辺りがポイントになります。

皆さん良くご存じのように、電波の伝わり方は、日中と夜間では大違いです。

コンディションが良い夜間のSNRは、かなりの部分がロケーションとノイズ環境で決まるようです。

東京の海抜ゼロメートル地帯では、まったく勝負になりません。

という訳で、工夫の比重が少し大きそうな、日中のSNRから手を付けてみました。

アンテナは14MHz用のインバーテッドVをベースにしました

給電部

十数年前のクワッドの給電部

シャック脇の排気管に添わせた

SWR

コモンモード対策は、例のSMDコイルをPCBの切れ端に載せました。


幾つあっても困らない

なかなか便利です。

中波帯のバンドストップフィルターはバッチリでした。

でその結果はと言うと・・・

昼前の様子です。

日本は37局

私の2局

日本の17dB以上

こんな感じで、日中のHF帯SNRでは、1番という事も時々あります。

もちろん、2番や3番でも御の字ですが・・・

ただ、勘の良い方はお気づきと思いますが、

「ノイズが良く聞こえるようになっただけ」とも言えます。hi hi

2024年6月16日日曜日

SDR用中波放送帯阻止フィルター 2

作りかけのBCバンドストップフィルターですが、

コモンモードチョーク(y13マーク)を追加しました。

このチョークコイル、トーキン製でLFから100MHz辺りまでのバイファイラトランスとしても重宝しています。

裏からみるとこんな感じです。

材質(独自開発のMn-Zn, 及びNi-Zn フェライトコアだそうです)もさる事ながら、巻き方にも工夫があるのかも知れません。全部がこのような巻き方になっています。

いつか真似してみたいと思うのですが、壊すのも勿体なくてまだ試していません。

熱収縮チューブを被せてお仕舞

特性はこんな感じです。

50k~30MHz

一見するとロスが大きそうですが、リファレンス(青色の線)がスルーのコネクタなので、10MHz辺りはほとんど損失がないようです。

どうも、NanoVNAの使い方を間違えているようで、キャリブレーションが蒸発してしまうのです・・・

直径1メートルのシールドループとKiwiSDRの間に入れるとこんな感じです。

中波帯の効果はてき面です。

また、全体的にスッキリするのは、コモンモードチョークの効果かも知れません。