このところ野暮用やこまごましたトラブルが続き何から何まで中途半端になっています。
ラズパイベースのradioberry、結構調子良く動いてましたが、気が付くと止まってるというのが何度かありました。
で、とうとう起動できなくなってしまいました。
ラズパイのトラブルシュート記事をさがして見ると、電源系の例が多いようです。
USB電源は、秋月で買った2.5A電源できっちり出ています。
ケーブルで降下するケースも多いようですが、最初から使っているケーブルなので急に調子が悪くなるというの変です。
何処か接触不良でも・・・と思ってあちこち触っていると、偶々起動することがありました。
改めて眺めると、ラズパイの画面、右上にあまり縁起の良くないマークがあるのに気が付きました。
しかし、リモートの画面には、この黄色いマークは現れません。
もっと言えば、Low voltage warningの警告にも始めて気が付きました。
やはり電圧が低下しているようです。
ラズパイ単体で起動し、あちこち突っつき廻すと・・・・
+5Vから複数の電圧を発生されているMXL7704-P4というICに接続するコンデンサが犯人のようです。
MxL7704 5出力ユニバーサルPMIC
https://www.digikey.jp/ja/product-highlight/m/maxlinear/mxl7704-five-output-universal-pmic
大方ハンダ不良では?と思って(何とかの一つ覚えです hi)、ハンダ鏝を当ててみたところ、微かに「パチッ」という音がしました。
一瞬冷や汗が出ましたが、よく見るとコンデンサの電極が弾けて、ちょうど帽子が脱げたようになっていました。頭に血が昇って写真を撮り忘れました。
ガックリ来たので、さっさと店仕舞いして、早めの晩酌にしました。
--- 昨夕の事です ---
さて、明け方ウツラウツラしていると気になって仕方がありません。
ずいぶん前ですが、100uFくらいの積セラを買ったような気がします。
4時過ぎに起きだして、続きです。
先ずは、コンデンサを外して更地にしました。
右側のGNDパターン、放熱効率が良いようで、Wellerの調温ハンダ鏝を使いましたが、外すのにかなり手古摺りました。
同じようなサイズで、この6V 100uFセラ・コンと、16V 22uFのタンタル・コンがあったのですが、容量の大きい方にしました。
当てた瞬間に熱が奪われる感じです。
意地になって、800度位まで上げて、付け終わったのがこの写真です。
再起動すると、愚図っていたのがウソのように素直に立ち上がりました。
それにしても汚いハンダ付けですね
GNDパターンの放熱効果が高いのに気が付いたところで、(熱容量が大きい)大きめのハンダ鏝に切り替えるべきでした。
後で考えると、セラ・コンとタンタル・コンの二段重ねもありました。
未だ愚図るようだったらやって見ます。
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