トラップの共振周波数
組み立てに入る前に、トラップ類の寸法やLC、共振周波数などを調べておけば、後々のシミュレーションに使えそうです。
MiniVNAで始めたのですが、何か勘違いしているようです。狙った(期待している)値にたどり着けません。さらに、共振回路を構成するコイルとコンデンサの値を読み取る方法が、今一つ理解できません。
拙いな~
ふと思い出したのが、3~4年前にDG5MKさんからキットを購入した、"LCQ-METER"です。現在はさらに改良が進んでいるようです。
ラフな結線でも、キャリブレーション後はかなり正確に測ってくれます。
10m反射器トラップの共振周波数
10m反射器トラップのLとC
各トラップは、流石に何十年も生産されているだけあって、左右の値は良く揃っていました。
なお、周波数が少しズレている(低い)のは定石で、ドンピシャだとロスが大きくなるためだそうです。
「Traps」W8JI
>1.) Is it best to make the trap resonant close to the desired operating frequency?
>NO! Loss is highest when the trap is resonant at the operating frequency!
水抜き穴の処理
やはり気になるのがこの水抜き穴です。
以前、他のメーカーの方に「テープなどでしっかり処理するば、水が入らないのでは?」と尋ねたところ、「構造上、温度変化に伴う吸排気で湿気が入り結露する」と云うような話でした。
この辺りは住宅も同じような事情だと思いますが、ゴアテックスのように湿気は通すが水は防ぐという、透湿防水シートが切り札になっているようです。
タイベック®ハウスラップについて
トラップの場合、田舎ならともかく街中では、煤を吸着してしまうのも気に掛かります。
何かの役に立つのでは?と思って貰った「ハウスラップ」の切れ端が使えないかと思案中です。
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