2023年4月6日木曜日

TRX-Duo IN1とLPFの切り離し

 IN1のコネクタは、U.FL(IPEC)という規格で、無線LANのアンテナ接続などに多用されているようです。

そう言えば、Wifiルータの中で見たような・・・。

残骸がどこかにあるはずですが、見つかりません。

秋月電子でも取り扱っているようですが、出かけるとまた無駄遣いをしてしまうので、密林で注文しました。2本で699円でした。

こんな感じで取り付けました

先ずはSWRを見てみます。

RX1と同じような傾向で、かつSWRが高いですね。

LPFの出力ポートに接続されているせいで、共振に引っ張られるようです。

FT8を受信してみましたが、明らかにRX1よりも見劣りしました。

フィルターとしてはどうなんだろ?ということで、特性をみると・・・

確かにLPFです

SWR(S11)もそこそこです。解放されているのが拙いのかな?と思って

RX1にダミーをつなぐと、確かにほぼ紫色のSWR特性に落ち着きます。

IN1にダミーをつなげはRX1のSWRは良くなります。が、信号はダミーの熱になってしまい、ADCへは行きません。hi

差動変換用のトランスと接続されている所為かもしれませんが、ロスも多く50MHzは肩に係るので、どうしたものでしょうね?

結局、痺れが切れて、コイルの端でパターンをカットしてみました。

塗膜やシルクが厚くて、カッターの刃でカリカリやってたら、酷いことになりました。hi

この状態でのSWR特性は、こんな感じでした。

このままでは、50MHzは無理かもしれませんね。

IN1へのケーブルは、パネルの一角を切り欠いて引っ張り出しました。

さて、

1時間くらい欠けますが、過去24時間のSNR比較はこんな感じです。






がっかり!


低い方は良くなりましたが、21MHzから上が駄目ですね。orz

LPFが原因ではなかったのでしょうか?

18と24はサンプルが少ないのですが、SWRとSNの傾向は似ているような気がします。

トランス入力側の小容量のコンデンサで調整できるかも知れませんね。

少し頭を冷やしてみます。

0 件のコメント:

コメントを投稿